AdSense 自動広告のコードは、ページの<head>タグ内に一箇所設置することで自動広告の機能を利用することができます。Cocoonでは、[広告]の設定の「アドセンス設定」内の広告コード欄にレスポンシブ広告コードが入力されていると、そのコードを元にAdSense 自動広告のコードを自動的に作成して、<head>タグ内に設置する機能を備えています。
本記事では、Cocoonの機能を使用せずにマニュアルでAdSense自動広告のコードを設置する方法を紹介します。
はじめに – 設定概要・注意事項
Cocoonには、子テーマに自動広告のマニュアル設置にも使うことのできるユーザー編集用のテンプレートファイルが予め用意されています。子テーマのテンプレートファイルの設定は、親テーマを更新しても引き継がれるため、保守性に優れています。

本記事では、Cocoonの子テーマを編集して、AdSense 自動広告コードを設置する方法を紹介します。
コードの設置についての注意事項
自動広告コードは、通常の広告コードのように、表示する位置に設置するのではなく、ページの<head>タグ内に1箇所のみ設置するものです。
自動広告は、「スポンサーリンク」、「広告」と言うラベルは付けることができません。ラベルは付けなくてもポリシー違反ではありません。

AdSense 自動広告コードの取得
AdSenseの管理画面のメニュー[広告の設定]から「自動広告」を選択します。自動広告の設定ページ右上に表示されている「自動広告を設定」をクリックします。
自動広告のコードが含まれた小ウィンドウが表示されます。ウィンドウの下側にある「コードスニペットをコピー」をクリックして、広告コードをコピーします。
Cocoonに自動広告のコードを設置
WordPressのダッシュボードのメニュー[外観]からテーマの編集をクリックします。表示されるテーマの編集ページの右側に子テーマのテンプレートファイルリストの中から”head-insert.php”をクリックすると、テンプレートファイルのソースコードが表示されます。
「ログインユーザーも含めてカウントする場合は以下に挿入」の下に<head>タグ内に設置するコードを貼り付けます。
以下がコードの設置例です。
<?php //ヘッダー部分にタグを挿入したいときは、このテンプレートに挿入(ヘッダーに挿入する解析タグなど) //子テーマのカスタマイズ部分を最小限に抑えたい場合に有効なテンプレートとなります。 //例:<script>解析コード</script> ?> <?php if (!is_user_administrator()) : //管理者以外カウントしたくない場合は //↓ここに挿入?> <?php endif; ?> <?php //ログインユーザーも含めてカウントする場合は以下に挿入 ?> <script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({ google_ad_client: "ca-pub-1234567890123456", enable_page_level_ads: true }); </script>
設定内容を確認した後、画面左下の青い[ファイルを保存(更新)]ボタンを押して、テンプレートファイルを保存します。
以上で自動広告のコードの配置作業は完了です。
AdSense 自動広告について詳しくは、以下の記事をご覧下さい。

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