
2017年10月25日にエックスサーバーは、新しく運用するサイトのドメイン設定を行う際にデフォルトでSSLを有効にする機能を追加したことを発表しました。これによりこれからWordPressのサイトを新たに始める人にとっては、SSLの設定が予め有効にされているため、特に設定をしなくても最初からSSL/HTTPSでサイトを立ち上げられるようになりました。
本記事では、ドメイン設定SSL機能追加後のエックスサーバーでWordPressのブログを始める場合の最新のサイトSSL化の流れを紹介します。
サーバーにドメインを設定する
独自ドメインでサイトを立ち上げる場合は、独自ドメインを取得して、運用するサーバーに入手したドメインの追加を行う必要があります。
エックスサーバーのサーバーパネルにログインし、[ドメイン設定]をクリックします。
ドメイン設定のページが表示されます。最初から[無料独自SSLを利用する]のオプションがチェックされています。ドメインの欄に取得したドメイン名を入力し、拡張子(デフォルトは.com )を選択して、[ドメイン設定の追加(確認)]ボタンを押します。
以上でドメインの設定は完了です。追加登録されたドメインは既にSSL対応となっています。
追加登録したドメインにWordPressをインストールする
サーバーパネルのトップページに戻り、[自動インストール]を選択します。
自動インストールのページが表示されます。[プログラムのインストール]のタブをクリックして、続いて表示される自動インストールのプログラムの中からWordPress 日本語版の[インストール設定]ボタンを押します。
WordPressのインストール画面が表示されます。[ブログ名]、[ユーザー名]、[パスワード]、[メールアドレス]を入力して、[インストール(確認)]ボタンを押します。
以上で登録したドメインにWordPressのインストールが完了となります。
WordPressのアドレス設定をhttpsにする
登録したドメインにインストールしたWordPressにログインします。
備考:
インストールしてからWordPressにログインできるようになるまでに少し時間(数分から小一時間程度)がかかる場合があります。
WordPressの管理画面の左側に表示されるメニュー項目の[設定]のサブメニュー[一般]をクリックします。
一般設定のページが表示されます。WordPress アドレス(URL)とサイトアドレスは、デフォルトはhttpとなっています。欄内に表示されているアドレスをhttpからhttpsに変更します。
ページ下の[変更を保存]ボタンを押します。
備考:
WordPress アドレスをhttpからhttpsに変更すると自動的にログアウトされます。以後は、httpsになったサイトからログインします。
以上の作業で、WordPressのサイトのSSL/HTTPS化は完了です。本当に簡単です。
HTTPで始めて後でHTTPS化するのは初心者には難しく、大変なことだと思います。最初からHTTPSで始めると特に改めて必要な作業は発生しません。
今回のエックスサーバーのSSLドメインデフォルト対応によって、最初からサイトをSSL/HTTPSで始めることができるようになりました。初心者にとって朗報だと思います。
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