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メイントピックス・主なニュース・出来事
- Google 広告のレポートにおける平均掲載順位の表示を2019年9月で廃止
- Google検索でクリック発生は半分以下?!
- WordPress.com 運営会社AutomatticがTumblrを買収
- Twitterがダイレクトメッセージの検索機能をテスト中
- GoogleのMobile Friendly Testは、robots.txtには従わない
- アメリカ人の3分の一(33%)は、音声アシスタントを最低月に一度は使用している!
- Twitterが見たくないダイレクトメッセージをフィルターする機能をテスト中
Google 広告のレポートにおける平均掲載順位の表示を2019年9月で廃止
2019年8月12日にGoogleは、平均掲載順位の指標を9月30日の週からレポートから削除することを発表しました。今回のGoogle 広告での検索広告の平均掲載順位の廃止は、2019年2月26日に予告発表された計画(平均掲載順位が廃止されます)に基づくものです。
Google広告は、検索結果ページでの広告の視認性を高める尺度として、検索結果ページの上部と最上部に関する指標を2018年11月に導入しています。これらの指標に関連したインプレッションシェア、予算とランクの損失率等の各種指標もレポートに表示されます。
以下の検索結果の表示で、ブルーのAbsolute Topが最上部、Topが上部です。

Googleの検索結果は、検索クエリに関連性の高いページのリストに加えて、広告、フィーチャードスニペットやリッチリザルト、Google Mapsなどが組み合わされて表示されるため、検索広告の視認性を計る指標としては、平均掲載順位よりも上位(上部)と最上位(最上部)の方がより適していると思います。
Google検索でクリック発生は半分以下?!
SEOなどサイト運営関連の情報サービスを提供するSparkToroが、2019年6月のブラウザーを使用したGoogle検索で、クリックが発生しない率が半分を超えたと発表しました。SparkToroは、SEOの情報サービスを提供するMozのファウンダー(創業者)が立ち上げた新しい会社・Webサイトです。
発表された結果は、Google検索におけるペイド(支払いが発生する検索広告)、オーガニック(自然検索でのクリック)、とゼロクリック(クリックが発生しない。検索結果からクリックしてページに遷移しない。)比率などです。ゼロクリックが50.33%と半分を超えています。自然検索でのクリックは45.25%、ペイドクリックは4.42%です。

調査の対象は、米国におけるパソコンとモバイル端末でのブラウザーを使用した検索データを集積するJumpshotのデータを使用したものです。尚、Jumpshotの調査データでは、iPhoneなどiOSを使用した端末のデータは基本的に含まれていません。
Googleの検索結果の表示は変化してきています。比較的シンプルな情報(単語の意味、天気、株価、イベントのスケジュール)については、フィーチャードスニペットや場合によっては、検索クエリの候補オートコンプリートの中に回答が表示されて、それで知りたい情報が得られることがあります。その場合は、検索した情報についてのクリックは発生しません。
市場調査データは、データの計測方法や正確性などもまちまちです。しかし、0クリックが増えてきているというのは、検索のトレンドとしてはあると思います。(半分を超えるというのは凄く高い比率だと思います。)
WordPress.com 運営会社AutomatticがTumblrを買収
8月12日、Verizon Communicationsが子会社のブログサービスTumblrを、Automatticに売却することに合意したとウォールストリートジャーナルが記事を投稿しました。
Automatticは、WordPress.comを運営する会社です。WordPress.orgが提供するWordPressは、オープンソースのCMSで、ユーザーは無料で利用することができます。WordPressを立ち上げたメンバーは、ホストサービスを含めたWordPressのサービスを有料で提供しています。後者がWordPress.comです。
Tumblrは、10億ドル以上の価格で買収されYahooの子会社となりました。VerizonがYahooを買収したため、TumblrもVerizonの参加の企業となりました。今回、VerizonがAutomatticに売却した価格は、関係者の話から300万ドルを下回っているとのことです。(Yahooが買収した際の価格の3000分の一にも達しない価格)
Tumblrは、2010年代前半は、ソーシャルメディアとブログを融合したサービスとして、脚光を浴びていたことがありました。利用者もそれなりにいました。インターネットの世界は変化も激しいです。今回のAutomatticのTumblr買収もそのことを端的に物語っています。
Twitterがダイレクトメッセージの検索機能をテスト中
TwitterがパソコンとiOSアプリのダイレクトメッセージページで、相手の名前やグループの検索欄をテストで表示しているとツイートで内容を公開しました。
Soul searching? Hard. DM searching? Easy! Go ahead and try out the new DM search bar. We’re testing it out on iOS and web with your most recent DMs. pic.twitter.com/vwGlBjz4B5
— Twitter (@Twitter) August 14, 2019
現時点では、まだ初期のテストのだと思われ、検索対象は人かグループに限られ、直近のダイレクトメッセージデータのみとなっています。ダイレクトメッセージを多くの人とやり取りしている人には、現在の機能でも役立つかもしれません。将来的にダイレクトメッセージ内の語句などが検索できるようになると利便性は高くなると思います。
GoogleのMobile Friendly Testは、robots.txtには従わない
Google Webmaster Central office-hours hangoutで、GoogleのJohn MuellerさんがJavaスクリプトに関する質問の回答の中で、モバイルフレンドリーテストではrobots.txtのアクセス指示は考慮していない点について触れました。
質問:
モバイルフレンドリーテストを行った結果でテキストが表示されれば、Googleはページ内のテキストを読み取ってインデックスすることは問題ないと確認できるのでしょうか?
John Muellerさんの回答:
ほとんどの場合は、その認識で正しいです。Javaスクリプトには非常に細かい点では問題がある場合もありますが、一般的にはそうです。モバイルフレンドリーテストは、Googlebot(検索エンジンのクローラー)と同じ新しいChromiumのセットアップを使用しています。そのため、モバイルフレンドリーテストで表示されれば(問題なく表示されれば)、インデックスも同様に機能するはずです。
ここで注意すべき点の一つは、私の知る限り、モバイルフレンドリーテストは、robots.txtのルールに従わないことです。
そのため、Search ConsoleのURL検査ツールを使用して、実際にあなたのページのJavaスクリプトファイル、サーバーレスポンス、などそれら全てが同様に動作しているかを確認することをお勧め致します。
アメリカ人の3分の一(33%)は、音声アシスタントを最低月に一度は使用している!
アメリカでの音声アシスタントの普及率が3分の1を超えたとeMarketerが発表しました。
eMarketerの調査では、2019年、米国の1億1180万人は最低月に一度、音声アシスタントを使用しているとのことです。利用者数は、2018年の1億0200万人から9.5%増加しています。この数値は、米国のインターネットユーザーの39.4%を占め、米国全体の人口の33.8%であることを示しています。2021年までに、米国の音声アシスタントの利用者は米国のインターネットユーザーの42.2%、人口の36.6%となる1億2270万人に達すると予想しています。

現時点での音声アシスタントの利用はスマートフォンによるものが中心です。スマートフォンの普及率は70.5%となっており、多くのスマートフォンは音声アシスタントの機能を備えているため、その結果に特に驚く人はいないと思われます。
スマートスピーカーの利用も増えてきており、2019年米国でのユーザー数は7760万となる見込みです。将来的には、音声アシスタントのソフトウェアは、車、ウェアラブル(身に着ける物)、スマートTV、家電などの製品にも幅広く搭載され、利用する機器や用途も広がっていくことが予想されます。
音声アシスタントは、アーリーアダプターの段階から、メインストリームに既になった。AppleのSiri、AmazonのAlexa、Googleアシスタントは、実質的に知らない人はいない程、認知されてきているとレポートの冒頭で述べています。
Twitterが見たくないダイレクトメッセージをフィルターする機能をテスト中
Twitterの設定で、フォローしていない人からのダイレクトメッセージを受け付ける設定にしている場合、スパムや中傷的なメッセージを受け取る可能性があります。Twitterは、フォローしていないアカウントから届いたDMリクエストをフィルターする機能をテストしているとツイートで公開しました。
Unwanted messages aren’t fun. So we’re testing a filter in your DM requests to keep those out of sight, out of mind. pic.twitter.com/Sg5idjdeVv
— Twitter Support (@TwitterSupport) August 15, 2019
このテスト中の機能は、フォローしていないアカウントから届いたメッセージを、通常のDMリクエスト(メッセージ)のページで表示するものと、スパムや中傷的なコメントが含まれている可能性があるメッセージを追加のメッセージとして分類する機能です。

DMリクエストのページに表示される追加のメッセージを表示するを選ぶと、フィルターされたメッセージが表示されます。そのページには、差出人のアカウント名とスニペットが表示され、そこからメッセージを開くかそのまま削除するなどのアクションを選択することができます。
以上です。
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