サイト運営SEOニュースレター エピソード44を送付致します。
主なニュース・出来事
- Google Meetが誰でも無料で利用可能になる
- Microsoft Teams 機能拡張、新機能追加
- Google 2020年3月に広告収益が大幅に下がったことを発表
- Googleが悪質な広告を防止するための取り組みの詳細を発表
- コロナウイルス対策ファンドレイジングのためデジタルフィルムフェスティバル、WE ARE ONE: A Global Film Festival開催を発表
ポッドキャスト
以下の埋込みプレイヤーの再生ボタン()を押すとポッドキャストを聴くことができます。
Google Meetが誰でも無料で利用可能になる
2020年4月29日、Googleはビデオ会議ツール(ビデオコール) Google Meetを全てのユーザーに無料で提供することを発表しました。本発表以前、Google MeetはG Suiteのユーザーであれば無料で利用可能でした。
これまでもG Suite のユーザーが作成したビデオコールに、G SuiteでないユーザーでもGoogleアカウントがあれば参加可能でしたが、ビデオコールを作成して、開始するにはG Suiteのアカウントが必要でした。
Google は、クラシック・ハングアウト(Classic Hangouts)と呼ばれるビデオコールも提供しており、こちらは以前からGoogle アカウントがあれば、誰でも時間無制限でビデオコールができます。しかし、Google Meetは、クラシックハングアウトにはない高機能も提供しています。主だったものとしては、最大16人までのグリッドビュー、自動キャプション、高品質のビデオとオーディオの共有などです。
これからは、Google アカウントがあれば誰でもGoogle Meetでビデオコールを行うことができるようになります。
無料版のGoogle Meetは、9月30日までは利用時間の制限なしで使うことができます。10月1日以降は、無料利用の場合のコールは、一回につき、最大60分に制限されます。
Google 発表記事(日本語): Google Meet を、すべての人に
Microsoft Teams 機能拡張、新機能追加
2020年4月30日、Microsoft は、ビデオ会議ツール Microsoft Teamsの4月更新情報として、大幅な機能拡張と新機能追加を発表しました。
以下、主な機能の更新情報です。
ミーティングに参加している人の動画を同時に表示させる数を4から9に拡張
「手を挙げる」(Raise Hands)
大人数が参加す打ち合わせで、発言したい人がいること簡単に察知できる機能、Raise Hands(手を挙げる)が追加されました。このRaise Handsを使用すると、ビジュアルキューで最初に手を挙げた人に優先権が与えられたりします。この機能は5月4日の週からロールアウト開始されます。
背景の調整
Microsoft Teamsでの参加者の背景をぼかす機能と事前に用意された背景画像を選んで表示する機能が追加されました。さらに、ユーザーが独自のカスタム画像をアップロードすることが可能になる機能も5月7日頃に利用可能になります。
iOSでの背景ぼかし
iPhoneやiPadなど、iOSのモバイル端末で参加する場合でも、背景画像をぼかすことができる機能をで導入開始しました
iOSとAndroidでのライブキャプション
iOSとAndroid端末では、話している内容をリアルタイムで文字で表示するライブキャプションが、利用可能となりました。サポート言語は、英語で現在利用可能となっています。
Microsoft 365 ライブイベントの最大数を拡大
急速に変化している顧客のコミュニケーションの需要に対応するために、Microsoft 365 ライブイベントは、一時的にデフォルトの最大数を2020年7月1日まで以下のように拡大しました。
- 最大参加者数を20000人までサポート
- 同時開催イベントをテナント内で50まで同時に開催可能
- イベント時間を一つの放送につき16時間まで延長
加えて、マイクロソフトはLive Events Assistance Programによって最大10万人のイベント参加者のサポートを最近発表しました。
Teams ライブイベントでシステムオーディオの共有
ライブイベントのプレゼンターとプロデューサー向けに共有している画像のシステムオーディオも流すことが可能になりました。
全ての参加者のミーティングを終了させる
ミーティングのオーガナイザーは、全ての参加者に対して打ち合わせを終了させることができるようになりました。例として、授業終了後に教師がミーティングを終了させることで、生徒が残ったりしてしまうようなことがないように安全性を確保します。
一対一のコールの録画
Teamsで1:1のコールを簡単に録画することができます。録画が解する際には、参加者に通知が行われます。
上記以外にも管理機能を含めて、多数の新機能が追加されています。
発表記事:What’s New in Microsoft Teams | April 2020
Google 2020年3月に広告収益が大幅に下がったことを発表
第1四半期の決算発表の中でCEO Sundar Pitchai氏が、最初の2ヶ月(1月と2月)は良好な広告売上のパフォーマンスだったが、3月に広告の売上が大幅に下がったと述べました。
発表記事: Alphabet’s Q1 2020 earnings call
Googleが悪質な広告を防止するための取り組みの詳細を発表
2020年4月30日、Googleはユーザーを保護するために悪質な広告を防止するための取り組みの詳細を発表しました。
概要
- コロナウイルス(COVID-19)に関連した広告の取締り強化
- エコシステムを健全に保つため悪質な広告をブロック
- フィッシングと「トリックトゥクリック」広告に対する対処の向上
- リアルタイムでポリシーと技術を適合
- 将来への展望
発表記事: Stopping bad ads to protect users
コロナウイルス対策ファンドレイジングのためデジタルフィルムフェスティバル、WE ARE ONE: A Global Film Festival開催を発表
コロナウイルス救済活動のファンドレイジングの一環として5月29日からYouTubeで10日間、20を超える国際的なフィルムフェスティバルと共同でデジタルフィルムフェスティバル、WE ARE ONE: A Global Film Festivalは、パソコンとモバイルで寄付も直ぐできるようになっています。
https://youtube.com/WeAreOne
Google CEOのSundar Pitchaiさんもツイートで紹介しています。
Starting May 29 @YouTube will be hosting a 10-day digital film festival co-curated by over 20 international film festivals to help raise funds for #COVID19 relief efforts. All programming will be free to audiences around the world. #WeAreOne https://t.co/s3gW4pdF6y
— Sundar Pichai (@sundarpichai) April 27, 2020
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