ads.txtは、デジタルメディアと広告産業向けの業界標準の技術とソリューションを実現するための非営利の研究開発コンソーシアム、IAB テクノロジー ラボラトリーが提唱する不正な広告インベントリーの販売を防止するテキストファイルの仕様です。
2017年9月にads.txtの仕様が更新され、現在の最新バージョンは1.01です。バージョン1.0では、ads.txtの設置はルートドメインのみとなっていましたが、バージョン1.01ではサブドメインの設置も可能となっています。Googleのクローラーは2017年中はルートドメインのみクロールし、サブドメインのファイルは無視するとヘルプページのFAQで説明しています。そのため、現時点でサブドメインに掲載している広告の情報もルートドメインに必ず含める必要があります。サブドメインのads.txtは、2018年の初め頃からGoogleはクロールを開始する予定とのことです。
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