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ポッドキャスト
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メイントピックス・主なニュース・出来事
- 2019年 Instagram 米国ユーザーの伸びが予想よりも低下
- Googleアシスタントの利用者が5億を超えたこと、機能追加、より多くの機器に搭載されることをGoogleが発表
- YouTube COPPA対応機能ロールアウト開始を発表
- Twitter がリプライの無効、フォローしているユーザーのみ返信できるオプションを2020年中に導入予定
- Twitterがアナリティクスのオーディエンスインサイトページを削除することを発表
2019年 Instagram 米国ユーザーの伸びが予想よりも低下
eMarketerが、市場調査結果による2019年米国内のユーザーの伸びが初めて1桁台となる6.7%に落ち込んだことを発表しました。2018年、ユーザー数は10.1%増えていました。eMarketerによる2020年から2023年までの予測も前回のレポートに比べて引き下げたものになっています。

ユーザー数の伸びは鈍化しているものの米国におけるソーシャルメディアプラットフォームの普及率としては、InstagramはFacebookに次ぐ第2位で3位以下を大きく引き離した状況は今後も続くと予想しています。
さらに、Instagramの広告収益は、引き続き二桁台の高い伸びを継続すると予測されています。2019年の広告収益(売上)は、94億5000万ドル、2020年には46.6%増の138億500万ドルとなるとeMarketerは予想しています。
eMarketer 発表記事: Instagram User Growth in the US Will Drop to Single Digits For the First Time
Googleアシスタントの利用者が5億を超えたこと、機能追加、より多くの機器に搭載されることをGoogleが発表
2019年1月7日、Googleアシスタントの利用者が5億を超えたこと、機能追加、より多くの機器に搭載されることを、GoogleがCESにおけるキーノートで発表、同内容の発表を公式ブログに投稿しました。
発表記事:A more helpful Google Assistant for your every day
高度なスピーチ機能がアシスタントの新機能として発表されました。読んでいる記事などで長文であったりした時に、「ヘイ、Google、(記事を)読んで。」と呼びかけると、記事を読み上げてくれます。さらに、翻訳して読み上げることもできます。例えば、英語の記事を日本語でアシスタントが読み上げることもできます。
通訳モード(Interpreter mode)では、リアルタイムで翻訳を行って音声出力することで、異なる言語を話す人達の間でも会話ができます。
Googleアシスタントは既に10億以上の機器で利用可能となっています。そして、近い内にアシスタントは、新しいスマートディスプレイ、スピーカー、ヘッドフォン、サウンドバーなどの多くの機器で利用可能になります。2020年、TVや自動車でもアシスタントを搭載した製品が登場します。
YouTube COPPA対応機能ロールアウト開始を発表
米国時間の本日1月6日から、YouTubeではCOPPA(Children’s Online Privacy Protection Rule/児童オンライン プライバシー保護法)に準拠する「子供向けビデオ」に対応した変更のロールアウトを開始したと発表しました。
発表記事:YouTube における子どものプライバシー保護強化について
Googleは、YouTubeにおける子供向けコンテンツでのデータの収集方法と利用方法の変更を、2020年1月から導入することを昨年12月に発表していました。今回の変更は、COPPAへの準拠に対する懸念が米国のFTC(Federal Trade Commission)から提起されていたことに対応するためとYouTubeの発表記事に記載されています。
関連記事: YouTubeが子供向けのビデオでのパーソナライズド広告表示を行わないなどの変更を2020年1月から導入
Twitter がリプライの無効、フォローしているユーザーのみ返信できるオプションを2020年中に導入予定
CES(Consumer Electronics Show)で、Twitterがツイートのやり取り(会話)に関しての設定オプションを、2020年内に導入することを発表しました。会話のやり取り(Conversation)に以下の4つの選択肢を選ぶことができます。
- グローバル・全般:(現在・従来どおりのやり取りの設定)
- グループ:フォローしているアカウントとメンション(ツイートに含めているアカウント)はリプライ可能
- パネル:ツイート内で言及しているアカウントのみリプライ可能
- ステートメント:ツイートへのリプライは不可
Twitterは、上記機能をリサーチ(検証・研究)中であり、「モックアップはテスト導入の一環です。」とコメントしています。テストの結果を元に、今年の後半に全世界でローンチする予定とCESでスピーチを行ったTwitterのdirector of product managementのSuzanne Xieが述べています。
関連記事:Twitter will put options to limit replies directly on the compose screen – The Verge
Twitterがアナリティクスのオーディエンスインサイトページを削除することを発表
Twitterは、2020年1月30日にアナリティクスのオーディエンスインサイトページを削除することを、オーディエンスインサイトのページにバナー表示で告知しました。オーディエンスインサイトは、Twitter アナリティクスのタブページの一つです。フォロワーの興味関心のある分野別の割合や地域(日本の場合は都道府県別)の割合を表示する機能です。
現在(2020年1月13日)、Twitterアナリティクスのオーディエンスインサイトページを表示すると「オーディエンスインサイトの廃止:オーディエンスインサイトページは2020年1月30日に削除されます。」とバナーメッセージが表示されます。
今週の主な出来事・ニュースは以上です。
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