サイト運営SEOニュースレター エピソード33を送付致します。
ポッドキャスト
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メイントピックス・主なニュース・出来事
- Google Search Consoleに新たにレビュースニペットのレポートを追加
- Chrome ユーザーエクスペリエンスレポートに通知許可データが追加される
- サイト運営初心者向けビデオ新エピソード:SEOについての説明
- AMP公式サイトが、StoriesでのSEOベストプラクティスを公開
- WordPress 公式プラグイン 最新版1.4.3がリリース。Storiesは非表示になる
Google Search Consoleに新たにレビュースニペットのレポートを追加
2020年2月10日、Google Webmaster公式アカウントが、Search Consoleでのレポートを含む、レビュースニペットのサポートを発表しました。発表記事によると、レビュースニペットは、ウェブ上で最も利用が多い構造化データの一つで、本、映画、イベント、プロダクトなど、数百万のウェブサイトで利用されているとのことです。
Googleの検索エンジンが、適切なレビューやレーティングのマークアップを見つけた場合、概要(サマリー)や星などを含むリッチリザルトで表示することがあります。このリッチリザルトは、検索結果に直接表示されたり、ナレッジパネルの一部として表示されたりします。
今回、Googleは、Search Consoleにおけるレビュースニペットのサポートを発表しました。新しいレポートで、マークアップの問題発見やリッチリザルトの種類がパフォーマンス向上に寄与しているかをモニターすることができます。
発表記事: New reports for review snippets in Search Console
Search Consoleでレビューのレポートは、日本語では「審査の抜粋」を選ぶと表示されます。
Chrome ユーザーエクスペリエンスレポートに通知許可データが追加される
2020年2月11日、ユーザーエクスペリエンスレポートに通知許可データが追加されました。Chrome 80では、より静かな通知許可UIが導入されました。通知の許可についての指標をサイト所有者が理解するのに役立つ様に、2020年2月11日リリースされた 202001 データセットのChrome エクスペリエンスレポート(CrUX)に通知許可データを追加しました。
通知許可データが追加されたことで、サイト運営者は、サイトにおけるユーザーの通知許可に対する反応について、カテゴリー内での一般的な指標との比較などを行うことでより理解することに繋がります。
CrUX(Chrome ユーザーエクスペリエンスレポート)では、通知許可の許諾、ブロック、無視、辞退の率のハイレベルの概要などを提供します。Googleは、CrUXのデータをお好みの解析プラットフォームによる詳細な分析と一緒に活用することを推奨しています。
発表記事: Adding notification permission data to the Chrome User Experience Report
サイト運営初心者向けビデオ新エピソード:SEOについての説明
2020年2月12日、Google ウェブマスター公式YouTubeアカウントが、サイト運営初心者向けの新エピソードを投稿しました。今回は、SEO(検索エンジン最適化)について店鋪のサイトなどを例にして、基本的なことを、簡潔に分かりやすく説明しています。
ブラックハットSEOの話も出てきます。(イラストが好きです。)サイト運営初心者は、意図せずにやってはいけないことをやってしまう等、注意すべきこともあるので、ブラックハットSEOの話もさり気なく含めているところも、さすがというかんじです。
AMP公式サイトが、StoriesでのSEOベストプラクティスを公開
2020年2月12日、AMP公式サイトが、AMP StoriesのSEOについての記事を投稿しました。記事には以下の様な項目について、それぞれ説明があります。
- メタデータ: タイトル、ディスクリプション、構造化データ、OGP、Twitterカードを含めるようにする
- Storiesにリンクを貼る: 関連性のあるページからStoriesにリンクを貼る
- URLフォーマット: URLの構成を他のページと合わせる
- ページアタッチメント(添付): 関連記事などへの紹介、CTAボタンやリンクを貼る
- 画像の説明: altテキストで画像を説明する
- ビデオサブタイトル: ビデオのサブタイトルやキャプションを加えることを検討する
- ビデオのみのStories: Storyでは、セマンティック(semantic)HTMLをフルに活用することを推奨するが、ソーシャルメディアの利用のために開発されたツールではテキストがビデオファイルの中に入ってスライドとなっている場合がある。その様なケースでは、ビデオ内で表示されるテキストを、amp-videoにタイトル属性として加えることを推奨する
- デスクトップ: Storiesのフォーマットは、伝統的にはモバイルでの利用との関連性が高いですが、AMP Storiesは、オプションでサポートするランドスケープ(横置き)の画面表示でデスクトップにも対応できる。これにより、追加作業無く、デスクトップの検索結果にも表示される
- AMPのcanonicalペアリングはサポートされない: AMP Storiesは、そのページ自身をcanonicalにする
最後に、Content is king! です。ユーザーにとって手助けとなり、興味深い、高品質のウェブページを提供することが、常に最も重要なSEOの手段です。
投稿記事: SEO for AMP Stories
基本的には通常ページと同様のSEOのベストプラクティスとなります。
WordPress 公式プラグイン 最新版1.4.3がリリース。Storiesは非表示になる
WordPress 公式AMPプラグインの最新版1.4.3がリリースされました。このバージョンでは、AMP Stories機能についての重要な変更が行われています。
バージョン1.4.3では、AMP Storiesの機能を利用していたユーザーを除いて、非表示となっています。バージョン1.5では、AMP Storiesの機能は削除されるため、利用ユーザーはエクスポートして下さいとの通知バナーが表示されます。
通知バナーとリリースノートによると公式AMPプラグイン、バージョン1.5ではStoriesの機能は削除されるため、これまで利用しているユーザーは、データをエクスポートして下さいとのことです。Storiesの機能については、別の独立したプラグインとして、近日、インストール可能になる予定とのことです。
関連記事: 公式AMP プラグイン バージョン 1.4.3 リリースノート – GitHub
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