主なニュース・出来事
- Bingが公式にMicrosoft Bingに名称変更
- Google 検索インデックスの問題更新情報を10月5日、9日に発表
- Google G SuiteをGoogle Workspaceに名称変更、新しいプロダクトロゴを発表
- Google DiscoverにStoriesカルーセルが追加表示されることを発表
- Google Search Console 新トレーニングシリーズのエピソード1公開
- Google オートコンプリートの予測の作成方法について記事公開
ポッドキャスト
以下の埋込みプレイヤーの再生ボタン()を押すとポッドキャストを聴くことができます。
Bingが公式にMicrosoft Bingに名称変更
2020年10月5日、MicrosoftはBingをMicrosoft Bingに名称変更した事を公式に発表しました。名称変更した理由は、マイクロソフトプロダクトファミリー全体に跨る検索体験の統合を反映したものだとしています。
公式ブログのロゴも、新しいロゴに変更になっています。
発表記事: Microsoft Bing: the search engine that gives back
Google 検索インデックスの問題更新情報を10月5日、9日に発表
10月1日に発表されたGoogle 検索インデックスにおける更新情報が10月5日と9日に発表されました。
10月5日更新情報:
現時点までで、カノニカルの問題の影響を受けていた25%のURLとモバイルインデックスの問題の影響を受けたURLの約半分(50%)をリストアしました。引き続き再処理を続けています。
Update: we’ve now restored about 25% of the URLs impacted by the canonical issue and about 50% of those impacted by the mobile-indexing issue. We continue to keep reprocessing more.
— Google SearchLiaison (@searchliaison) October 6, 2020
10月9日更新情報:
モバイルインデックスは昨日(10月8日)の時点で効果的に解決し、約99%のURLがリストアされました。カノニカルの問題は継続中で、影響を受けていたURLの約55%が修復されました。
Update: the mobile indexing was effectively resolved yesterday, with about 99% of the URLs restored. Work on the canonical issue continues, with about 55% of impacted URLs restored.
— Google SearchLiaison (@searchliaison) October 9, 2020
G SuiteをGoogle Workspaceに名称変更、新しいプロダクトロゴ発表
2020年10月6日、GoogleはG SuiteをGoogle Workspaceに名称変更、新しいプロダクトロゴ発表を発表しました。
Gmailのロゴも変わります。これまでの封書(エンベロップ)に赤字のMのロゴに馴染み深いですが、新しいロゴはGoogleカラーと共通感のあるもので、Googleのプロダクトであることが視覚的にも認識しやすくなっています。
名称とプロダクトのロゴ変更に加えて、Gmail, Chat, Meet, Docs(ドキュメント), Tasks(To Do リスト)の連携も強化されています。
発表記事: Introducing Google Workspace
Google DiscoverにStoriesカルーセルが追加表示されることを発表
2020年10月6日、Googleは米国、インド、ブラジルでDiscoverの最上部にWeb Storiesが、Storiesカルーセルで表示されるようになったと発表しました。将来、他の国や他のGoogleのプロダクトでも導入する予定とのことです。
発表記事: A new home for Web Stories on Discover
Web Storiesは、AMP Storiesを名称変更したものです。9月22日にGoogleは、Google Web Creatorsという組織を発表して、積極的に情報を発信しています。Web Creatorsのチームは、現状、クリエイターと共に基本的にはWeb Storiesを宣伝、普及促進のが主な役割と認識しています。AMPをGoogleが立ち上げた時も、猛烈なプッシュをしました。これからWeb Storiesが普及していくかどうかに注目しています。
発表記事: A community for web creators to grow and get inspired
参考情報:
発表の翌日の10月7日、これまで殆ど利用していなかったiPhoneのGoogleアプリを開いてみると、DiscoverにStoriesが含まれて表示されていました。しかし、その後、Googleアプリを開く頻度が高くなってからは、Storiesはほとんど表示されなくなりました。興味のある話題の記事の方が優先されて表示されているようです。発表ではDiscoverの最上部にStoriesが表示されるとのことでしたが、ページ下部に表示されることも多かったです。(現在は表示されていません。)
発表から一日経過して、Google DiscoverにWeb Storiesが表示されました。最初に表示された時は、下にスクロールしていった所で表示されました。ここでは2番めにStoriesカルーセルが表示されました。表示されるStoriesは、興味があるようなものはありませんでした。 pic.twitter.com/C1XaHKcaPY
— Chico@ブロギングライフ (@BloggingLifeJP) October 8, 2020
尚、Discoverを良く使っているAndroid端末のPixel 3aでは、DiscoverにStoriesはまだ表示されたことがありません。
Google Search Console 新トレーニングシリーズのエピソード1公開
2020年10月6日、Google Webmasters公式YouTubeアカウントがDaniel Wisbergさんが自宅から配信する新しいSearch Console トレーニングシリーズの最初のエピソードを公開しました。本エピソードでは、開発者向けのSearch Consoleの活用方法などを紹介しています。
Google オートコンプリートの予測の作成方法について記事公開
2020年10月8日、GoogleはどのようにGoogle オートコンプリートの予測が行われて表示されるのかについての説明記事を投稿しました。
オートコンプリートの予測は以下の4つの要素を考慮します。
- トレンディングなクエリ
- 検索者の言語
- 検索者の位置
- フレッシュネス
オートコンプリートが表示されないケース:
Googleは衝撃的、または信頼性が低いと思われる内容については、オートコンプリートを表示しません。オートコンプリートが非表示となるのは、システムが不適切なものを自動的に検出した場合とシステムが自動で検出できないポリシーに準拠しないものについて専任チームによって手動で対策する場合があります。
発表記事: How Google autocomplete predictions are generated
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