
Google Tag Managerは、コンテナ内にタグを挿入して公開することで、タグの機能を実行する仕組みとなっています。Google Tag Managerのコードをサイトに設置した後、アナリティクスを利用するためには、アナリティクス用のタグをコンテナに追加して公開する作業を行う必要があります。
本記事では、Google Tag ManagerのAMP用コンテナにアナリティクスタグを追加する方法を紹介します。当該設定作業の前に行うAMP用のコンテナの作成とサイトにコードを設置する方法については、以下の記事をご参照下さい。
AMP用Google Tag Managerの設定コードの取得方法
GTMのコンテナに新しいタグを追加する
Google Tag Managerの選択したコンテナの設定管理ページの「新しいタグを追加」をクリックします。
新しいタグの設定画面が表示されます。名前を入力して、中央のタグのアイコン(周辺)、または右上のペンアイコンをクリックします。
右側にタグの一覧がスライドインして表示されます。”Universal Analytics”を選択(クリック)します。
タグの設定の画面に戻ります。タグタイプは、選択したUniversal Analyticsになっています。下の欄のトラッキングIDにアナリティクスプロパティのトラッキングIDを入力します。
Google アナリティクスのトラッキングIDの取得方法
アナリティクスのアカウントにログインして、画面左下のギアアイコン 管理をクリックします。
表示されるアカウント管理画面で、トラッキングを行う「アカウント」、「プロパティ」が選択されていることを確認して、プロパティの下に表示される「プロパティ設定」をクリックします。
プロパティ設定のページが表示されます。基本設定の一番上にトラッキングIDが表示されます。トラッキングIDの形式は、”UA-12345678-1″のような形式です。トラッキングIDをコピーします。
Google Tag Manager タグとトリガーの設定
Google Tag Managerのタグの設定ページに戻り、コピーしたアナリティクストラッキングIDを入力欄に貼り付けます。続いて、トリガーの中央にあるアイコンをクリックします。
トリガーの選択が表示されます。”All Pages”をクリックして選びます。
タグの設定画面に戻ります。タグタイプがアナリティクス、トラッキングIDの設定、トラックタイプはページビュー(Page View)、トリガーは”All Pages”になっていることを確認します。設定内容を確認後、保存ボタンを押します。
保存が行われるとタグの設定ページが閉じられ、Google Tag Managerの管理画面に戻ります。「現在編集中」のところのワークスペースの変更に追加済みの数が表示されます。画面右上の「公開」ボタンを押します。
公開ボタンを押すと、履歴情報の入力ページが表示されます。コンテナのバージョン名と説明を入力して、右上の公開ボタンを押します。
タグが追加されたコンテナが公開されます。
以上で、作業完了です。
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