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Google アナリティクスのサイトの将来性を示す最も重要な三つの指標

Google アナリティクスのサイトの将来性を示す最も重要な三つの指標

Google アナリティクスの管理メニューから[ユーザー]から[概要]をクリックすると以下の様なユーザーサマリーページが表示されます。ユーザーサマリーでは、デフォルトで設定された期間(上記は過去30日間)のセッション数の日毎の推移がグラフ表示されています。グラフの下には、指定期間内の主要な7つの指標データが表示されます。

  • セッション
  • ユーザー数
  • ページビュー数
  • ページ/セッション
  • 平均セッション時間
  • 直帰率
  • 新規セッション率

これら7つの指標は、サイトのパフォーマンスを評価する主要な指標となります。どれも重要度が高いです。(重要度が高いものが選ばれて表示されているので当然とも言えます。)

セッション数、ユーザー数、ページビュー数は、サイトのパフォーマンスを直接的に表す指標です。特に説明をしなくても、サイト運営者であれば、だれもが注目する指標だと思います。これら3つの指標は、サイトによって大きな差があります。

残る4つの指標は、サイトの将来性・成長性を示す重要な尺度を持っています。新規セッション率は、サイトの成長性と直接的な関わりがあります。残る3つの指標は、サイトの将来性、アクセスの増加等の可能性を計る潜在性・ポテンシャルを評価することに直結する非常に重要なデータです。

サイトの成長性を示すアナリティクスの3つの指標

ページ/セッション、平均セッション時間、直帰率は、サイトの成長性、潜在パフォーマンスを示す非常に重要な指標です。これらの数値はアクセス数の大小とは直接的な関係はありません。アクセス数に関係なく、今後のサイトの将来性(アクセスの増減)を占う(予測する)上で重要な情報となります。

これら3つの指標はそれぞれとの関わり合いも深いです。一つの指標自体の意味する重要性も高いことに加えて、組み合わせて評価することで、より具体的なサイトの成長性・パフォーマンスの評価を行うことができます。

ページ/セッション

ユーザーがサイトを訪問することをセッションと呼びます。ページ/セッションは、ユーザーがサイトを訪問した際に閲覧したページ数の平均値です。訪問したページだけでなく、サイト内の他のページも見ることは、ユーザーがサイトのコンテンツに興味を持っていることを示す材料となります。

ページ/セッションの数値が高いことは、サイトのコンテンツがユーザーにとって価値ある、魅力的なものであることを示しています。ページ/セッションと平均セッション時間を合わせて分析すると、より確度の高いパフォーマンス評価を行うことができます。

平均セッション時間

ユーザーがサイトを訪問してサイトに留まった平均時間が、平均セッション時間です。サイトに滞在する時間が長いことは、ユーザーのサイトコンテンツに対する興味度が高いことを示しています。表現を変えると、ユーザーが時間を使ってサイトに留まることは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツがサイトにあることを物語っていると言えます。

ページ/セッションと平均セッション時間を合わせて分析・評価することで、より精度の高いパフォーマンス評価ができます。

例えば、ページ/セッションの数が多くても、平均セッション時間があまり長くない場合は、1ページ当たりにユーザーが費やす時間が短いことを示しています。ページ当たりのボリュームが少ない(文字数が少ないなど)であれば、ページ/セッションは多くても平均セッション時間は短くなる可能性はあります。

ページのボリュームがそれなりにあるにも関わらず、ページ/セッションに対して平均セッション時間が短い場合、訪問ユーザーにとって、サイトのコンテンツの魅力がそれ程高くない可能性があります。

基本的には、ページ/セッション(セッションあたりの閲覧ページ数)が多い方が良いです。しかし、ページ/セッションが少くても、平均セッション時間が長い場合は、訪問した最初のページが魅力的であることを示しているため、総合的なパフォーマンスは悪くなく、特にサイトのコンテンツの質は高いと考えられます。

ページ/セッションは少く、平均滞在時間は長い場合は、ナビゲーション等が充実していない可能性が考えられます。また、関連記事などの紹介が効果的に行われていないなどの改善すべき点がある可能性を示しています。

直帰率

直帰率は、全ての訪問数に対して、ユーザーが他のページを見ずにサイトを離れた直帰セッションの比率です。直帰率が低いこと、ユーザーが最初に訪問したページだけでなく他のページも見る比率が高いほど、サイトの評価が高いと考えられます。直帰率は低ければ低いほうが、基本的には良いです。

しかし、直帰率が比較的高くても、直帰せずに残ったユーザーが多くのページを読んだり、長い時間滞在したりする傾向があるサイトもあります。コンテンツの専門性が高かったり、ある事柄、分野について詳しい説明があるようなサイトなどで該当することがあります。

直帰率とページ/セッションの関係

直帰率とページ/セッションは相互に深く関わりがあります。同じ直帰率の値でも、ページ/セッションの値によって持つ意味はかなり変わってきます。いくつか具体的な数値を例にして以下に二つの指標の関係を説明します。

例1: ページ/セッション:1.8, 直帰率:70%、

仮にセッション数を100とした場合、ページビュー数は180となります。セッションの内の7割にあたる70は直帰です。残り30セッションのページビュー数は110になります。直帰せずに残った人は、平均で3.67ページ閲覧していることになります。

例2: ページ/セッション:1.6, 直帰率:70%、

同様の計算をすると、ページビュー数は160。非直帰セッションのページ/セッションは3.0です。

例3: ページ/セッション:2.0, 直帰率:70%、

ページビュー数は200。非直帰セッションのページ/セッションは4.3です。

上で紹介したセッション数、ページビュー数は計算例になりますが、セッション数やPV数が変わっても、ページ/セッション数は変わりません。
直帰率60%の例(比較的低い直帰率)

例4: ページ/セッション:1.8, 直帰率:60%、

非直帰セッションのページ/セッションは、(1.8-0.6)/0.4=3.0です。

例5: ページ/セッション:1.6, 直帰率:60%

非直帰セッションのページ/セッションは、2.5になります。

例6: ページ/セッション:2.0, 直帰率:60%

非直帰セッションのページ/セッションは、3.5です。

直帰率80%の例(比較的高い直帰率)

例7: ページ/セッション:1.8, 直帰率:80%、

非直帰セッションのページ/セッションは、5.0です。

例8: ページ/セッション:1.6, 直帰率:80%

非直帰セッションのページ/セッションは、4.0になります。

例9: ページ/セッション:2.0, 直帰率:80%

非直帰セッションのページ/セッションは、6.0です。

直帰率が高くても、ページ/セッションがそれなりに多ければ、総合的にはそれほど悪くないと考えられます。

上記の例を見比べると、直帰率だけでなく、ページ/セッションと組み合わせてみることの重要性がお分かりいただけるかと思います。

直帰率と平均セッション時間の関係

直帰率と平均セッション時間も密接な関わりがあります。

平均セッションと直帰率の関係で知っておくべき重要な事柄があります。アナリティクスでは、直帰セッションはセッション時間が0となることです。具体的には、最後のページ(直帰の場合、最初と最後は同じページになります。)での滞在時間は、何らかのイベントが発生(エンゲージメント ヒット)しなければ滞在時間は0となります。詳しくは、アナリティクス ヘルプの平均セッション継続時間 の説明をご参照下さい。

上記などデータ集計法等のため、平均セッション時間は大まかな目安となります。しかし、サイトのパフォーマンス評価において重要な指針であることは変わりません。

平均セッション時間が1分、直帰率が70%だった場合の計算例を紹介します。セッション数を100とした場合、セッション時間は100分、6,000秒となります。直帰セッション70は0分となります。非直帰平均セッション時間は、6000/30で200秒となります。200秒は3分20秒です。

平均セッション時間1分で直帰率が80%の場合は、非直帰平均セッション時間は300秒、5分です。直帰率が60%の場合は、同150秒、2分30秒となります。

非直帰セッションの平均セッション時間は、直帰率によって大きく変わることが分かります。

新規セッション率について

新規セッション率は、新規訪問と再訪問セッションの比率です。新規に訪問する人が少なければ、新規セッションの比率は下がります。一般的には、新規セッションの比率が低いことは、成長する可能性が低いことを示します。

極端な例になりますが、新規セッションが0に近ければ、セッション数やページ数の伸びは期待できません。サイトの訪問数を増やすためには、新規訪問の集客・獲得は重要な要素の一つです。

新規にサイトを訪問したユーザーの中でサイトのコンテンツを気に入った人は再訪する可能性が高いです。再訪し、定期的に訪問するユーザーもできてきます。定期的に訪問してくれるユーザーを確保することも、安定したアクセス数を確保して成長するために欠かせない重要な要素です。

始めたばかりで運用歴の短いサイトは、新規セッション数が(圧倒的に)多い傾向があります。通常、サイトの運営歴が長くなればなるほど、再訪する人の比率は高くなること、定期的に訪問する読者も現れるため、新規セッションの比率は下がっていきます。そして、継続した運営を続けていると、ある程度の比率に達すると大きく変わらなくなるのが通例です。

運用期間が長く新規セッション率も安定した状態のサイトでは、新規ユーザーの集客がさらなる成長の鍵となります。新規セッション率が少し上がるだけでも、全体のアクセスは大きく上昇することがあります。

アナリティクスの指針データの活用・利用法

上に紹介したアナリティクスの主要データは、サイトの成長性・ポテンシャルを計る重要な指針となります。コンテンツの強化・拡充、サイトの利便性を高める取り組みを行いながら、これらのデータの数値の変化をモニターすると取り組みが効果を表しているかの目安ともなります。

ページ/セッションを上昇させ、平均セッション時間伸ばし、直帰率を下げることが重要です。これらの指針は、サイトの品質の評価基準でもあります。良好な数値を向上、維持していれば、検索のランキングも上がっていきます。検索ランキングの上昇は、アクセスアップに直結します。

今後、これら各指標の数値を向上させるための方法などについても記事を投稿予定です。

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