
MetaがTwitterと同様のテキスト主体のソーシャルアプリThreadsの一般公開を前にThreads専用ホームページを公開し、サービス開始のカウントダウンを開始しました。
Threadsのホームページは、アメリカ西海岸時間の7月3日午後5時頃にブランクページから更新され、Threadsのロゴを形どる星雲を連想させるイメージ画像にThreadsサービス開始までのカウントダウンが表示表示される様になりました。

カウントダウンから逆算すると、Threadsサービス開始はアメリカ西海岸時間の7月6日午前7時となります。
アクセスする端末によって若干異なるサイト表示
パソコンのブラウザーでThreadsのホームページにアクセスした場合には、サービス開始までのカウントダウンと右下にQRコードが表示されます。QRコードはThreadsのホームページのURLが含まれています。
Androidの端末でアクセスした場合には、中央左にAppleのロゴと”Pre-order”が表示され、同右にシェードをかけた薄い半透明状の表示でAndroidのロゴとその下に”Coming soon”と表示されるバージョンと中央にカウントダウン表示、画面下に”Coming soon for Android”の表示の2種類がありました。


iPhoneでThreadsのホームページにアクセスした場合には、中央にカウントダウン、画面下に”Get the app”(アプリを入手する)と表示され、タップするとアプリストアを開く確認画面が表示されます。

Threadsサービス開始後、利用可能なユーザーなどに制限があるか?
現時点でのThreadsのページの表示などでは、Androidのアプリは近日利用可能の表示となっており、サービス開始時、まずはAppleのiOSのアプリで利用可能になる事が明確です。特にiOSのアプリでの利用者に対する制限などの表示はアプリストアなどにもないので、利用開始時にアクセスが集中したり、何らかの予期しない問題・障害が発生しない限り、iOSのアプリでは利用を希望するユーザーは誰でもダウンロードしてThreadsを使える可能性が高いと思われます。
Threadsサービス開始後、ホームページからもThreads利用可能になるか?
Threadsのホームページが公開された事から、カウントダウンが終了してサービス開始となった場合に、iPhoneのアプリに加えて、Threads ホームページからアカウントを開設したり、ログインして、Threadsを利用できる様になるかどうかが短期的な注目点の一つです。
Instagramは立ち上げからかなりの期間、モバイル端末のアプリでのみ動作し、パソコンのブラウザーでは利用できない状況でした。現在は、Instagramはパソコンのブラウザーを使用して、投稿や閲覧を含めた様々な機能の操作ができます。そのため、サービス開始当初はアプリのみ利用可能で、パソコンでは利用できない可能性も考えられます。
しかし、Threadsは、Twitterに真っ向から対抗する位置付けのプロダクトである事から、Twitterと同様にモバイル端末だけでなく、パソコンでも操作できる仕様になっている可能性が高いです。また、テキストを入力するのは、パソコンのキーボードを使用すると手軽にできます。
パソコンで利用する場合には、ブラウザーを使用したWebアプリとして動作するため、Android端末のユーザーもChromeなどのブラウザーを使って、Threadsを利用できます。
サービス開始当初からパソコンでもアカウント開設や投稿、タイムラインの閲覧もでき、Androidのユーザーもブラウザーで利用できれば、開始当初からより多くのユーザーを獲得できると思います。
Threadsは、Metaにとってもかなり戦略的な位置付けのプロダクトだと思います。新しいサービス・アプリを立ち上げる場合、世間一般に注目されるような話題作りをして、幅広いユーザー層に認知される様にし、一気にユーザーを獲得して大きなうねりを生み出すようなマーケティング戦略を取っている可能性が高いです。
開発段階からあえてプロジェクトの内容などをリークさせて、メディアで取り上げさせた事も意図的に行なっていた。Threadsのホームページ公開、カウントダウンなども世間の注目を集め、話題とするための戦術の一環と思われます。
Threadsサービスの利用開始までもう二日を切りました。Webアプリとして、パソコンやAndroidのブラウザーでも最初から使えるか?利用ユーザーに制限はあるか?地域などでのサービス開始を段階的に行うのか?などの疑問点についても、後少しで明らかになります。
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