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メイントピックス・主なニュース・出来事
- Google Android ブランドアップデート
- Google 画像検索のSwipe to Visit の指標Search Consoleに表示開始
- Google AdSenseが広告ネットワークの品質管理の強化措置を公式発表
- Google が軽量で通信速度が遅くても問題なく動作するGoogle Goが世界中のAndroidで利用可能になったことを発表
- Google 広告配信方法のオプション変更:検索とショッピングキャンペーンでAccelerated deliverを廃止し、スタンダードデリバリー(標準配信)に統一を発表
Google Android ブランドアップデート
2019年8月22日、Google 公式ブログがAndroidのブランディングのアップデートを発表しました。ブランドのロゴ、マスコットの色、近々リリースされる予定の次期Androidのバージョンの名称がAndroid 10となることを公式に発表しました。
Google 公式ブログ: A pop of color and more: updates to Android’s brand
関連サイト、ドロイド101でGoogle 公式ブログの記事の内容を訳し、コメントなどを加えて紹介する記事を投稿しています。
Android ブランドアップデート: ロゴデザイン変更、Android QはAndroid 10に名称変更! – ドロイド101
Google 画像検索のSwipe to Visit の指標Search Consoleに表示開始
2019年7月25日、Google ウェブマスター公式ブログが、画像検索結果ページ内で画像掲載AMPページの内容をスワイプアップして表示される機能、”Swipe to Visit”(スワイプして訪問)の導入を発表しました。ウェブマスター公式ブログのSwipe to Visit導入発表記事には、数週間以内にSearch ConsoleのGoogle 画像検索のパフォーマンスレポートに「画像検索結果のAMP」(“AMP on image result”)を新たに加えて、AMPからのトラフィックの確認が可能になると記載されていました。
米国時間2019年8月21日の朝、Google Webmastersの公式Twitterアカウントが、『お約束した通り、パブリッシャーは新しいGoogle 画像検索 Swipe to Visitの機能によるトラフィックをSearch Consoleの「画像検索結果のAMP」で確認することができるようになりました。』とツイートを投稿しました。
As we promised, publishers can now view traffic from the new Google Images – Swipe to Visit functionality in Search Console under the new “AMP on Image Results” search appearance.
👉 https://t.co/v79CYg2lko— Google Webmasters (@googlewmc) August 21, 2019
本件につきましては、ブロギングライフに記事を投稿しております。
Google 画像検索のSwipe to Visit のパフォーマンスレポート確認手順
Google AdSenseが広告ネットワークの品質管理の強化を公式発表
2019年5月24日以降、トラフィックの品質によるAdSenseの広告配信制限が行われた場合、これまではポリシーセンターにはポリシー違反はないと表示され、警告通知なども届かずにアカウントで運営しているサイトすべてにおいて、広告が表示されなくなったり、ほとんど表示されない状態となっていました。
2019年8月21日、Googleは広告ネットワークの品質を強化する追加措置について公式に発表を行いました。今後、近い内に、AdSenseとAdMobでトラフィックの品質による広告配信制限が行われる対象となったユーザーには、アカウントのポリシーセンターに表示されるようになるとのことです。
これまでは、突然、広告が表示されなくなっても、警告などの通知はなく、AdSenseのポリシーセンターには「違反はありません」と表示されていたため、混乱するケースが多くありました。これからは、トラフィックの品質の問題で広告配信の制限が行われた場合には、ポリシーセンターに表示されるようになることで、対象となったサイト運営者の混乱は抑えることができるようになると思います。
今年の5月終わり頃から多発しているトラフィック品質が確認できないことによるAdSense広告配信制限につきましては、以下の記事に詳しく説明を行っております。
ポリシー違反などなく、突然AdSenseの広告が表示されなくなった場合の原因と対処法
Google が軽量で通信速度が遅くても問題なく動作するGoogle Goが世界中のAndroidで利用可能になったことを発表
Googleは、通信環境が悪かったり、通信速度が遅いネットワークでも快適に動作する軽量の検索アプリ、Google Goを2017年から一部の国向けに提供していました。
2019年8月20日、Googleは公式ブログでGoogle Goが全世界で利用可能になったことを発表しました。Android端末の世界中のどの国のPlay Storeからでも、Google Goがダウンロードして利用することができるようになっています。
Google Goは軽量でありながら、高度なGoogleの最新テクノロジーを利用できるようになっていることも特徴の一つです。2019年5月に行われたGoogle IOにおいて、Google GoでGoogle Lensを使用して、スマートフォンのカメラでテキストを写すと、Google レンズがテキストを読み上げたり、翻訳する機能などを発表しました。
以下はGoogle Goのホームページのスクリーンショットです。
レンズの利用やDiscover、画像、GIF、YouTubeの検索などもアイコンからすばやくアクセスすることができます。
Google 広告配信方法のオプション変更:検索とショッピングキャンペーンでAccelerated deliveryを廃止し、スタンダードデリバリー(標準配信)に統一を発表
Google 広告は、8月19日にGoogle 広告の検索とショッピングキャンペーンでの広告配信方法の変更を発表(英語のみ)しました。キャンペーンを作成する際に、一日の予算を設定する時に、これまでオプションとして提供してきたAccelerated delivery(広告配信の集中化)は、スタンダードデリバリー(標準の広告配信)のどちらかを選べるようになっていました。ただし、Accelerated deliveryはほとんどの広告主に非推奨でした。広告配信方法と機能については、下記のGoogle 広告ヘルプ記事をご参照下さい。
Google広告の発表には以下の様な説明が記載されています。
Accelerated deliveryは、スタンダードデリバリーよりも早く予算を使用することが可能となりますが、予算に制限のあるキャンペーンでは、Accelerated deliveryは一日の早い時間帯において競争が増えるためにCPCが高くなることがあったり、意図せずに早い時間帯にほとんどの予算を使ってしまうことがありました。一方、スタンダードデリバリーは、一日を通した広告のパフォーマンス見込みを想定しているため、一日の予算内でパフォーマンスを最適化するのにより良い方法となります。2019年9月17日より、スタンダードデリバリーのみが、検索キャンペーン、ショッピングキャンペーンの広告配信方法となります。Accelerated deliveryは利用できなくなります。
共有予算のAccelerated deliveryを使用している全ての検索とショッピングキャンペーンは、2019年10月1日までに、自動的にスタンダードデリバリーに切り替わります。Accelerated deliveryは、ディスプレイキャンペーンとビデオキャンペーンでは、引き続き利用可能です。
以上です。
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