サイト運営SEOニュースレター エピソード32です。
ポッドキャスト
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メイントピックス・主なニュース・出来事
- Google Maps 15周年 – 新しい表示デザインと新機能をリリース
- Coalition for Better Adsが短いフォームのビデオ向けの広告スタンダードを発表
- Facebookがオーディエンスネットワークのモバイルウェッブ部門を閉鎖
- Instagramがフォロー カテゴリー機能をロールアウト
- Chromeで安全でないダウンロードからユーザーを保護する計画をGoogleが発表
Google Maps 15周年 – 新しい表示デザインと新機能をリリース
2020年2月6日、Google Map 15周年を記念して、新しい表示形式と機能が発表となり、同日にリリースされました。iOSとAndroidのアプリでは、5つの簡単にアクセスできるタブが表示されます。
– Explore (探検・探索)
– Commute(通勤・通学)
– Saved(保存)
– Contribute(貢献)
– Updates(アップデート・更新)
発表記事: Google Maps is turning 15! Celebrate with a new look and features
Coalition for Better Adsがショートフォームのビデオ向けの広告スタンダードを発表
2020年2月5日、ユーザーエクスペリエンスを損なわない良質な広告表示の業界標準を作成、推進する業界団体、Coalition for Better Adsが、パソコン、モバイル、アプリにおける短編(短いフォーム)ビデオ向けの良質な広告基準を定義したことを発表しました。
発表されたショートフォームビデオにおける良質な広告エクスペリエンスを提供するBetter Ads Standardsの基準の内容と考察を、以下の記事に投稿しております。
関連記事: Coalition for Better Adsが短いフォームのビデオ向けの広告スタンダードを発表
Facebookがオーディエンスネットワークのモバイルウェッブ部門を閉鎖
2020年2月5日、Facebookが同年4月11日よりWebとin-streamに対する広告配信を行わないことを発表しました。
発表記事: Changes to Web and In-Stream Placements
Facebookが広告配信を行うオーディエンスネットワークのモバイルWeb部門を閉鎖することにした理由などは公開されていませんが、モバイルアプリと比べてモバイルウェブでの広告収益が少ないこと、主要なブラウザーにおけるサードパーティーのトラッキングをブロックする動きが顕著になっていること、カリフォルニア州で2020年1月1日から執行された消費者プライバシー保護法(CCPA: California Consumer Privacy Act) などFacebookにおけるモバイルウェブで広告事業は、先行きも厳しいことなどからの判断ではないかという見方が業界内であります。
Instagramがフォロー カテゴリー機能をロールアウト
Instagramがユーザーがフォローするアカウントをカテゴリーでグループ分けする新機能をロールアウトしました。新しい「フォローカテゴリー」は、以下の様なグループがあります。
- 最も良く頻繁に見ているアカウント
- やり取りが最も少ないアカウント
- フォローを行った最初期から最新までの順番で表示
上記のカテゴリー分けは、過去90日間の利用データを元に作成されます。やり取り(インターラクション)は、良いねやストーリーに対するリアクションなどのユーザーの行動を集計して計算されます。
Want to see which Instagram accounts show up in your feed the most and who you interact with the least? Now you can! Just tap “Following” and manage your list from there. pic.twitter.com/eKFOBCdutr
— Instagram (@instagram) February 6, 2020
Instagramは、フォローカテゴリー機能を導入することで、ユーザーがフィードで表示される内容が関連性のものであることを保つことに役立つことを狙ったものとしています。
Instagramのスポークスパーソンは、TechCrunchに以下の様な声明を述べています。
“Instagram is really about bringing you closer to the people and things you care about – but we know that over time, your interests and relationships can evolve and change. Whether you graduate, move to a new city, or become obsessed with a new interest and find a community, we want to make it easier to manage the accounts you follow on Instagram so that they best represent your current connections and interests.”
訳:
Instagramは本当にあなたが気にかけている事柄や人について(の情報・画像)を持ってくるものですが、時間が経過するにつれて、あなたの興味や関係は、発展したり変化したりすることを存じています。卒業、新しい街に引っ越し、または新しい興味ある事柄に没頭するようになったりし、そして新しいコミュニティーを見つけます。我々は、あなたがInstagramでフォローしているアカウントをより簡単に管理できるようにして、現在の繋がりや興味が最も良く表れるようにしたいと考えております。
訳終わり
TechCrunchの記事のタイトルは、「Instagramが、アンフォロー(フォローを止める)推奨する新しいフォローカテゴリーを提供」というような意味です。
やり取りが最も少ないアカウントを順番に表示することは、フォローを止める判断の参考になると思います。スポークスパーソンのコメントにあるように、時間が経過するに連れて、ユーザーの興味やアカウント間の関係は変わってくることは良くあることです。興味の変化に応じて、フォローするアカウントの整理を行うことを促す機能とも言えます。それによって、フォローしているアカウントは、現在も興味があったり、やり取りを行っているようなアカウントが中心となります。
Instagramは、フォロワー数の数の非表示などもテストしています。Instagramは、フォロワー数などを追い求めるのではなく、実際に興味があったり、やり取りをするような質の高い繋がりを構築することを目指していることを示しています。フォローカテゴリー機能は、ユーザーがフォローするアカウントが、そのユーザーの興味や関係を良く表すようなものにすることを導く機能、アプローチと思います。
Chromeで安全でないダウンロードからユーザーを保護する計画をGoogleが発表
2020年2月6日、Chromeにおいて、安全でないダウンロードからユーザーを守る計画をGoogle Security Blogに投稿しました。
発表記事: Protecting users from insecure downloads in Google Chrome
発表された内容は、Chromeにおいて安全な(HTTPS)ページにて安全なファイルのみをダウンロードすることを確実にするための段階を踏む計画についてです。安全が確保されていないファイルをダウンロードすることは、ユーザーのセキュリティとプライバシーにリスクをもたらします。
2020年4月にリリース予定のChrome 82から、Chromeは段階的に安全ではないファイルが含まれているダウンロードに警告を表示して、将来的にはブロックを行います。2020年10月リリース予定のChrome 86以降は、Chromeは、全てのミクスドコンテント(安全と安全ではないものが混じっているファイル)のダウンロードをブロックします。
本発表については、別途、記事を投稿予定です。
今週の主な出来事・ニュースは以上です。
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