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Coalition for Better Adsが短いフォームのビデオ向けの広告スタンダードを発表

Coalition for Better Adsが短いフォームのビデオ向けの広告スタンダードを発表

2020年2月5日、ユーザーエクスペリエンスを損なわない良質な広告表示の業界標準を作成、推進する業界団体、Coalition for Better Adsが、パソコン、モバイル、アプリにおける短編(短いフォーム)ビデオ向けの良質な広告基準を定義したことを発表しました。本記事では、発表された内容と注目のポイント、考察などを紹介致します。

発表記事: Coalition for Better Ads Announces Better Ads Standard for Short-Form Video to Improve Consumer Experience Online

ショートフォームビデオの定義

Coalition for Better Adsは、オンライン環境において8分以内の長さのビデオを、ショートフォームビデオとして定義しています。

ショートフォームビデオ向け広告において基準を下回る3つの広告エクスペリエンス

Coalition for Better Adsが発表したショートフォームビデオ向け広告で基準を下回るユーザーエクスペリエンスとして、以下の3つの広告エクスペリエンスが挙げられています。

  • ミッドロール広告
  • 最初の5秒以内にスキップすることができない31秒を超えるプリロール広告、またはポッド
  • 再生中の動画の中央1/3、または動画サイズの20%を超えるノンリニア広告

「ミッドロール広告」は、ビデオの途中に入る広告のことです。

広告ポッドとは

広告ポッド(Ad Pods)は、連続して表示される複数の広告のことです。広告ポッドは、TVのコマーシャルブレイクのように、ビデオが始まる前、途中(休憩)、またはビデオ再生の後に表示されます。

参照文献: Video Ad Serving Template(VAST) Version 3.0IAB (Interactive Advertising Bureau)

ノンリニア広告とは

ノンリニア広告(non-linear ads)は、動画の再生中に表示されるディスプレイまたはビデオの広告のことです。動画の前や途中、後に広告だけが表示される広告は、リニア広告と言います。

参考記事: 動画ソリューション広告の概要 – Google Ad Manager ヘルプ

良好なショートフォーム用広告基準の作成方法

今回発表されたショートフォーム用広告基準は、全世界のオンライン広告支出の6割を占める8カ国の4万5千人の消費者を対象に行われた調査に基づいて作成されました。調査から、消費者が最も好むものと最も好まないオンライン広告体験の嗜好が国や地域にまたがって強い合致(整合性)があることが分かったため、全世界にて共通(一つ)の良好な広告基準を適用することを支持するものとなっています。

良好な広告体験を定義する目的

発表記事内には、「Coalition for Better Ads Standardsは、消費者が広告ブロック(ad blocker)をインストールすることに繋がる消費者の許容限度を下回る広告体験を特定しています。」というような説明が英語で記載されています。

さらに発表記事内には、Coaliition(業界団体)の取り組みとその他の要因によって、北米とヨーロッパでの広告ブロック(ad bloker)の搭載率は、2017年中頃のピークから若干下落してきていること、そしてChromeにおけるAd Blockerのプラグイン(拡張機能)の搭載率は、2016以降、大幅に減少していると書かれています。

広告ブロックを搭載すると広告が表示されなくなり、クリエイターやパブリッシャーの収益源が絶たれることとなります。消費者にとって悪い広告体験を阻害することで、消費者が広告ブロックをインストールすることに繋がらなくなることは、広告による収益源を確保することを意味します。良好なユーザーの広告体験を提供することは、デジタル広告市場の健全化と育成を促進することにもなります。

発表同日にChromeでのサポート計画を発表

今回のCoalition for Better Adsのショートフォームのビデオ向けの広告基準の定義発表と同日にChromeの開発公式ブログ、Chromium Blogは、Better Ads Standardsに従い、2020年8月5日よりユーザーの広告体験を阻害するビデオ広告をChromeで表示しないことを発表しました。

Chromeでのサポートを同日に発表したことは、GoogleがCoalition for Better Adsの取り組みに密接に関わりながら、サポートしていることを示しています。

関連記事: 2020年8月からChromeで短いビデオでの邪魔な広告を非表示予定、YouTubeは準拠済み?

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