
AdSenseのURLチャネルは、特定のページやディレクトリ、ドメインの各種パフォーマンス・データを表示するレポートのオプション機能です。カスタムチャネルが広告ユニットをグループ化(プレースメント化)するのに対して、URLチャネルはアドレスを指定して設定します。
URLチャネルの特徴と利用法
URLチャネルは、指定したアドレス以下の全てのページのパフォーマンスを表示します。
例えば、”https://example.com”を指定した場合、そのURL以下全てのパフォーマンスが表示されます。”blog.example.com”を指定すると、サブドメイン内の全てのページのパフォーマンスを入手することができます。”example.com/blog”を指定して場合は、blogのディレクトリ以下のページのパフォーマンスがレポートで表示されます。
サブドメインやディレクトリで複数のブログ等を運営している場合、URLチャネルを使用するとパフォーマンスの各指標を分割してひとまとめにして見ることができるので便利です。
ブログのパーマリンク設定が、日付と投稿名や月と投稿名などになっている場合は、年や月単位でのパフォーマンスを表示することができます。
例:下記をURLチャネルとして登録すれば、年ごとのパフォーマンス指標を入手できます。
example.com/2015
example.com/2016
example.com/2017
特定のページをURLチャネルで指定して、パフォーマンスの推移などをモニターする様な用途にも使えます。
https://www.blogging-life.com/how-to-set-up-custom-channel/
URLチャネルの設定
広告の設定の[コンテンツ]を開き、サブメニュー[URL チャネル]をクリックします。
[新しいURL チャネル]のボタンを押します。
新しい URL チャネルの追加する小ウィンドウが表示されます。トラッキングするURL、サブドメインやディレクトリを一行ごとに入力します。特定のページをトラッキングしたい場合は、example.com/sample.htmlの様に入力します。
入力し終わったら、確認後、[URL チャネルを追加]を押します。
AdSenseをGoogle アナリティクスと関連付けると収益の高いページの詳細な各パフォーマンス指標を見ることができますが、URLチャネルを使用するとAdSenseのパフォーマンスで手軽にみることができる利点があります。アナリティクスでサブドメインやディレクトリ単位でのパフォーマンスを見ることも可能です。
お好みや用途に応じて、URL チャネルとアナリティクスを使い分けるのもよろしいかと思います。
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