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ads.txtを設置しても「要注意」のバナー表示が消えない原因と対処法

ads.txtを設置しても「要注意」のバナー表示が消えない原因と対処法

2019年5月の後半から、ads.txtを設置していないサイトの運営者のAdSenseアカウントに警告が表示される事が多くなっています。ads.txtが設置されていない旨の警告が表示された場合、ads.txtを設置すれば警告は非表示になるのですが、警告が表示され続ける場合もあります。
関連記事:
AdSense にads.txt が含まれていないサイトがあると警告された場合の対処法

2019年7月24日更新情報:

要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。(Earnings at risk – You need to fix some ads.txt file issues to avoid severe impact to your revenue.)の警告バナーが再び多くのAdSenseアカウントで表示される現象が発生しています。バナーの右側の「今すぐ修正」をクリックするとサイトリストの中でads.txtが設置されていないドメインがリスト表示されます。

レンタルサーバー等を利用しているサイトの場合は、ads.txtを設置すれば警告は非表示になります。表示されているドメインがブログサービスを使用した独自ドメインの場合、ブログサービス側でads.txtのサポート機能を提供していなければ、ads.txtの設定はできません。ads.txtの設置は必須ではありません。

「収益に重大な影響がでないよう・・・」と記載されていると不安に思われるかもしれませんが、ads.txtは、不正にサイトの広告インベントリーを販売することを防止することを目的として定められたテキストファイルの規格です。(ads.txtの目的はなりすましたサイトによって広告収益を盗み取られることを防止することを目的としたものです。)2017年にファイナンシャルタイムズがなりすましサイトに広告収益を不正に取得され推定130万ドル(約1億4000万円)程度の被害を被ったことが明らかになり、ads.txtを推進する動きが強まりました。ブログサービスなどを利用して運営している個人サイトでは、ads.txtを設置しないことによる収益の影響(影響というのは基本的に不正に盗み取られることによって本来得られるはずだった所得が得られなくなることについてです)を受ける可能性は低いです。

ads.txtを設置しても「要注意」のバナーが表示し続ける理由

ads.txtを設置しても、AdSenseの管理画面に「要注意」の警告が表示し続ける場合、以下の様な原因が可能性として考えられます。

  1. ads.txtの設置が適切(ルートドメイン)ではない。
  2. ads.txtの設定内容が適切に行われていない。
  3. ads.txtの設定・設置は適切に行われているがAdSense側の確認が遅れている。
  4. ads.txtへのアクセスをrobots.txtがブロック
  5. http:// からhttps://にリダイレクト設定されていない状態で、https:// にはrobots.txtが設置されているが、http:// にrobots.txtが設置されていない。
  6. リダイレクトを2回以上経由したドメインにads.txtが設置されている。
  7. AdSenseのサイトリストにads.txtが設置されていないサイトが残っている。

ads.txtのファイル設置場所が適切(ルートドメイン)ではない

ads.txtは、ルードドメインに設置するのが原則です。サイトがexample.comではなく、www.example.comで表示されるように設定している場合で、www.example.comにads.txtを設置していても、example.comの下にads.txtが設置されていないと、ads.txtが設置されていないと判定される可能性が高いです。

ブラウザーのアドレス欄に、”http://example.com/ads.txt”と入力してアクセスした際に、ファイルが見つかりません(404 Not Foundのステータス)となる場合には、AdSenseの管理画面の警告は表示され続けます。

ブログサービスを利用している場合には、ブログサービス側でads.txtのサポート機能を提供していなければ、ads.txtの設定はできません。ads.txtは推奨ですが、必須ではないので、設定しなくても大丈夫です。Bloggerはads.txtの設定機能を提供しています。Bloggerで独自ドメインでブログを運営している場合には、ads.txtを設置することもできます。

Bloggerにads.txtを設定する方法 – Blogger101

2019年11月更新情報:

Seesaaブログもads.txtの設定機能を追加し、2019年10月28日からads.txtの設置を開始しました。

Seesaa ブログ AdSense用のads.txt の設定方法

確認作業と対処法:

ブラウザーのアドレス欄に”http://example.com/ads.txt”や”https://example.com/ads.txt”と入力して、ads.txtが表示されるか確認します。リダイレクトされてads.txtが表示されるのでも構いません。ただし、リダイレクトが2回以上行われる場合には、ads.txtにクロールは原則、行われません。

上記作業を行った際にads.txtが表示されない場合は、301リダイレクトの設定を行って下さい。(例:httpからhttpsへのリダイレクト、www無しからwww付きへのリダイレクト)

ads.txtの設定内容が適切ではない場合

GoogleのAdSense用だけにads.txtを設定する場合には、設定内容は以下の一行のみになりす。

google.com, pub-123456789012345, DIRECT, f08c47fec0942fa0

pub-に続く16桁の数字の部分は、AdSenseの運営者IDを入力します。文字は全て半角で入力する必要があります。スペースが全角の場合は、クローラーが適切に設定内容を読み取れなくなります。番号が間違っていたり、ファイルの内容が適切に読み取れない場合には、「次の ads.txt ファイルに、ご自身のサイト運営者IDを追加する必要があります。」と指定されたサイトのURLが警告で表示されます。メールで通知も届くのが通常です。

ads.txtの設定・設置は適切に行われているがAdSense側の確認が遅れている

ads.txtの設定と設置は適切にできていても、AdSenseのシステム側での確認や反映に時間がかかる場合もあります。

AdSenseのコミュニティーにGoogleの社員さんが投稿したads.txtについての説明では、ads.txtが設定された場合のAdSenseへの反映の基本的な目安としては、最長7日となっています。状況によっては、7日以上かかる場合もあります。私の管理サポートしているサイトで9日以上かかったアカウントもありました。

設置後、2週間以上経過しても警告表示が消えない場合には、表示が消えない理由がある可能性が高いです。

ads.txtへのアクセスをrobots.txtがブロックしている

robots.txtがクローラーのアクセスを許可していない場合は、ads.txtを読み取ることができなくなります。例えば、以下の様な記述がrobots.txtにされている場合は、全てのクローラーのアクセスが遮断されています。

User-agent: *
Disallow: /

また、ルートの下にadsというディレクトリーがあって、以下の様にrobots.txtでブロックしている場合には、AdSenseのクローラーはアクセスできません。

User-agent: *
Disallow: /ads

あまり無いことですが、上記の様な設定になっていた場合には、以下の様な設定をすることで、AdSenseのクローラーがアクセスできます。(例は全てのボットですが、AdSenseのクローラーを指定して設定することもできます。)

User-agent: *
Disallow: /ads/

または、

User-agent: *
Allow: /ads.txt
Disallow: /ads

https:// にはads.txtが設置されているが、http:// にads.txtが設置されていない。

ads.txtは、基本的にhttp:// と https:// の両方に設置します。httpからhttpsにリダイレクトの設定を行うのが通常です。http:// からhttps://にリダイレクト設定されていない状態で、https:// にはads.txtが設置されていても、http:// にads.txtが設置されていないと、AdSenseのアカウントの警告は表示続ける可能性があります。

http:// から https:// へのリダイレクトを設定していない場合は、設定して下さい。HTTPからHTTPSへの転送は、Google Search Consoleでも推奨するベストプラクティスです。

リダイレクトを2回以上経由したドメインにads.txtが設置されている。

Google Ad Managerのヘルプにads.txtへのクロールは、元のドメイン以外には1回だけリダイレクトできると記載されています。2回以上リダイレクトを経由した場合には、同じドメインでもクロールはされないとのことです。

元のルートドメイン以外には 1 回だけリダイレクトできます(例: example1.com/ads.txt → example2.com/ads.txt)。同じドメインであっても、2 回目のリダイレクトが含まれる場合、ファイルはクロールされません。

AdSenseのサイトリストにads.txtが設置されていないサイトが残っている。

AdSense アカウント管理の「サイト」に含まれている承認済みのサイトリストの中で、ads.txtが設置されていないサイトが残っていると警告メッセージのバナーが表示されることがあります。過去に収益化を行っていたサイトや現在は運用していないサイトなどが、リストに残っている場合も該当します。

対処法:

  • サイトリストに含まれているサイトにads.txtを設置する。
  • 運営していない古いサイトは、リストから削除する。等。
ads.txtが設置されていないサイトが、AdSenseのサイトリストにあっても、「要注意」の警告が表示されないこともあります。

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