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AdSense ブロック対象カテゴリーを細分化。細かいブロック設定が可能となる

AdSense ブロック対象カテゴリーを細分化。細かいブロック設定が可能となる

2017年2月から一般カテゴリのブロック機能 のアップデートが行われ、さらに細かい単位での広告配信とブロックの制御ができるようになりました。

一般カテゴリのブロック機能は、2010年12月に英語圏の国々で最初に導入 され、他言語でのサポートも順次追加されてきました。2010年開始時、カテゴリ数は170でした。2017年1月から2月の初めにかけて、カテゴリとサブカテゴリを250から470に増やしたとAdSense公式ブログの記事に書かれています。

細分化されたカテゴリブロックの利点

AdSenseの広告はオークション制のため、ブロックをすることは広告主の入札数が減り、競争率が下がることによって、収益が低下するリスクがあります。そのためブロックを行う場合でも、特定のサブカテゴリなど細かい分野を指定してブロックできる方が望ましいです。

ブロック設定を行うカテゴリの選択肢が増えたことで、ブロックのしすぎによる収益の低下のリスクを低減することが可能となります。例えば、”アパレル”カテゴリをブロックするのではなく、”サングラス”、”ハンドバッグ”、または”腕時計”などの新しいサブカテゴリを選ぶことができます。

細分化されたサブカゴリの具体例

以下に、今回細分化されたアパレルサブカテゴリについて具体的な例を紹介します。アパレルの下には、”サングラス”、”ジュエリー”、”バッグ、財布”、”フットウェア”、”衣類”の5つの小(サブ)カテゴリがあります。その内三つの小カテゴリは孫カテゴリがあります。更に一つはひ孫のカテゴリを持っています。アパレルカテゴリは、今回の細分化で合計18のサブカテゴリで構成されています。

AdSense アパレルサブカテゴリ

カテゴリ毎に、過去30日間の広告表示回数の割合と収益額の割合が表示されます。その次にブロックされたカテゴリ数が表示されます。デフォルトで一般カテゴリは全て許可されています。

ブロックの例

サイトのコンテンツとの関連性が低く、収益のパフォーマンスが特に低いカテゴリがある時は、ブロックを検討する余地があると思います。表示回数の割合と収益額の割合を比較することで、収益パフォーマンスの目安となります。表示回数の割合に対して収益額の割合が低い場合は、パフォーマンスが低いカテゴリであることを示しています。

ブロックをすると広告オークションの入札が減り、収益が低下する可能性があります。表示回数の割合が高いカテゴリであればあるほど、ブロックによる収益低下のリスクが高まります。

広告の許可とブロック カテゴリ機能の二次利用

当該機能は、カテゴリを指定して広告の許可とブロックを設定することが本来(直接)の目的です。しかし、カテゴリページに表示されるカテゴリごとの広告表示回数の割合や収益額の割合は、サイトの収益の傾向や広告カテゴリの収益パフォーマンスを理解することに役立つ情報になります。

ブロックはしなくても、どの様なカテゴリの広告が多く表示され、収益に貢献しているかのデータを得ることができます。これらのデータは、収益性を高めるコンテンツの作成のヒントとなったり、サイトの取り扱う内容、分野の検討にも役立つ貴重な情報です。

 

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