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Google 検索オートコンプリートの仕組み

Google 検索オートコンプリートの仕組み

Googleの検索欄に文字を入力すると、自動的に検索ワードの候補が表示されます。この検索語句のタイプ中に自動的に検索候補を表示する仕組みは、オートコンプリートと呼ばれる機能です。

検索エンジンのアルゴリズムは、日々、進化しています。オートコンプリートも同様に進化してきています。本記事は、2018年4月20日にGoogle公式ブログに投稿されたオートコンプリートについての記事、”How Google autocomplete works in Search “の内容などを含めて、オートコンプリートの機能、更新情報を紹介します。

オートコンプリートの機能特徴と利点

例えば、「AdSense 自動広告」について検索しようと考えてタイプ入力した時の表示例を紹介します。

「あ」を入力すると瞬時に「あ」で始まる検索候補が表示されます。

「あ」を入力した時のオートコンプリート

「あ」に続いて「ど」を入力すると瞬時に「あど」で始まる検索候補に表示が更新されます。8番目に「アドセンス」が候補に入っています。

「あど」を入力した時のオートコンプリート

「あど」に続いて、「せ」を入力すると、検索候補の上位は「アドセンス」となり、三番目には「アドセンス 自動広告」が表示されています。

「あどせ」までタイプしたときのオートコンプリート

「あどせ」まで入力すると、「アドセンス」関連の表示が多くなっています。「AdSense 自動広告」を検索しようとしていた場合には、オートコンプリートによって「あどせ」の三文字を入力するだけで、目的としていた検索語句で検索を行うことができます。

オートコンプリートの機能の利点

オートコンプリートによって、検索を行うユーザーのタイピング工数を省くことができます。以下は、2018年4月20日にGoogle公式ブログに投稿されたオートコンプリートについての記事、”How Google autocomplete works in Search “の説明を訳したものです。

  • 平均で約25%のタイピングを節約。
  • 累計で、一日につき200年以上のタイピングの時間を節約しているとGoogleは推定。

検索は、世界中のいたるところで常時行われています。オートコンプリートによるタイピング時間の節約は甚大なものであることは容易に推測できますが、具体的な推定節約時間を知ることは興味深いです。

オートコンプリートは予測であり、推奨ではありません

Googleは、オートコンプリートは「予測・見込み」であり「推奨・推薦」ではないとしています。オートコンプリートは、ユーザーが行おうと(意図)している検索を実行させることを手助けするために設計されたもので、推奨する検索ワードを表示しているわけではありません。

オートコンプリートで表示される語句は、続いて入力されるであろう(最も可能性として高い)タイプ文字を予測して表示しています。どのようにして予想しているかというと、実際にGoogle 検索で行われた検索履歴を調べて、入力された文字と前回の検索が行った地域(検索を行っているユーザーの場所)に関連し、一般的でトレンディング(流行り)なものを表示します。

予測は上で紹介したように、新しい文字を検索欄に入力すると変化します。

オートコンプリートで削除される語句

Googleのオートコンプリートは、検索ユーザーがタイプする文字に関連した予測の語句が表示されますが、以下の様な条件に該当する語句は表示されません。

  • 露骨な性表現を含む検索候補
  • 集団および個人に対する差別的な検索候補
  • 暴力的な検索候補
  • 危険かつ有害な行為を助長する検索候補

上記のポリシー事項に加えて、著作権違反に該当するものや関連するスパムと判定した場合も予測語句を削除して費用児とすることがあります。

検索を行っているユーザーに予想しない語句を表示してショックを与えたり、見たくないものをみせないようにすることが、オートコンプリートの主義です。この主義によって、Google Trendsのツール で人気となっている検索語句でもオートコンプリートでは表示されない場合があります。Google Trendsは、検索トピックスの人気度を細かく調査したりすることを手助ける方法として設計されています。

適切でない予測が起きるのはなぜ?

Googleのシステムは、不適切な予測を自動的に察知し、非表示にするように設計されています。Googleの検索は、一日に何十億も処理がされており、そのことは毎日、何十億の予測が表示されていることを意味します。Googleのシステムは、パーエクとではありません。時として、不適切な予測をシステムが見逃してしまうこともあります。このようなことが発生した場合に通知をもらうと、Googleは速やかに削除します。

不適切なオートコンプリートが表示された場合のフィードバック送信方法

オートコンプリートで表示される予測語句に不適切な予測が含まれている場合は、Googleにフィードバックを送ることができます。フィードバックは、オートコンプリートで表示される語句の下に表示される”report inappropriate predictions” (不適切な予測を通知する)をクリックすると小ウィンドウが表示されて、フィードバックを送信できます。

オートコンプリートで不適切な予測が表示された場合のフィードバック

備考:オートコンプリートのパーソナライゼーション

オートコンプリートは、アルゴリズムによる生成で、パーソナライズ(検索するユーザーに合わせた予測)はされていないというのが従来からGoogleは説明していました。実際にパーソナライズはされていなかったのですが、冒頭で紹介した記事が投稿された直後、記事の中に「オートコンプリートはパーソナライズされた予測が表示される。」と言う説明が新たにあり、驚きました。その時にオートコンプリートを試すために、普段使うブラウザーでの検索とシークレットモードで同じ文字を検索欄にタイピングしたところ、オートコンプリートの表示内容が異なっており、確かにパーソナライズされていました。

しかし、それから少し後、今回の記事を書くために再度、Googleのブログ記事を見てみると、オートコンプリートのパーソナライズについての記述がなくなっていました。前回と同様に普段使うブラウザーとシークレットモードのブラウザーで前回と同じ文字をタイプしてみたところ、今回はオートコンプリートの表示は同じになりました。

オートコンプリートでも検索と同様にパーソナライズした予測語句を表示させるように変更したものの、すぐに以前のようにパーソナライズは行わないオートコンプリートの仕様に戻したと推測しています。

検索の場合は、ユーザーが探している情報に合致させるために、パーソナライズする必要があります。オートコンプリートの場合は、予測なのでパーソナライズがなく客観性が高い方が適しているように思います。

個人的には、余程何か状況が変わらなければ、オートコンプリートはパーソナライズはされない仕様が継続すると予想しています。(しかし、再びオートコンプリートがパーソナライズされる可能性もあります。)

今後もオートコンプリートは、パーソナライズはされないままとなるのか、将来、パーソナライズを加えるように変更されるのか注目しています。

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