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AdSense ページ単位の広告の特徴、設置法と今後の展開

AdSense ページ単位の広告の特徴、設置法と今後の展開

ページ単位の広告とは

ページ単位の広告は、Googleが次世代のAdSense広告と位置付けているスマホ用の広告です。広告コードの設置・配置場所、広告の表示位置や表示の頻度など、従来のAdSense広告とは異なります。本記事では、ページ単位の広告の特徴、他の広告ユニットとの違い、設置と動作確認の仕方などについて紹介します。


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ページ単位の広告はGoogleのモバイル戦略の一環

スマートフォン(モバイル)は、Googleが注力している戦略的に重要な分野です。2016年11月、Googleはモバイル ファースト インデックスと呼ぶ、検索ランキングシステムに使用するインデックスをデスクトップ版(パソコン)のコンテンツからモバイル版のコンテンツを主する方針を正式に発表しました。

Googleは、高速で表示されるモバイル用のウェッブページのオープンソース・イニシアチブAccelerated Mobile Pages(AMP)を発表し、AMPの普及を強力に推進しています。

更新情報: 本サイトもAMP対応しました。追記:現在(2017年4月から8月まで)は、AMP機能を無効にしています。 2017年9月から再びAMP対応にしました。2016年4月から、Googleはページ単位の広告を全てのAdSense パブリッシャー向けに提供を開始しました。ページ単位の広告はスマホ表示専用の広告です。ページ単位の広告は、Googleが注力するスマホ端末向けの戦略の一環であるとも言えます。

ページ単位の広告や関連コンテンツユニットは、AMPでは動作しません。AMPはモバイルの新しい大きな流れですが、モバイルの全てがAMPになることはないと思います。 AMPに適するコンテンツと適さないコンテンツ、トレードオフがあります。高機能で付加価値の高いモバイルページは、今後も強いニーズがあると思います。

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AdSense 審査はページ単位の広告を使用

AdSenseの審査は、サイトにAdSense広告を配置した上で行います。2016年第四四半期から、ページ単位の広告を配置して行うように変更になりました。

申請の際にアカウントを開設すると、アカウントを有効にする手続きに移行します。アカウントを有効にするためには、サイトとAdSenseをリンクする 必要があります。Googleからの通知メールには、リンクを行うためのコードが表示され「<head>タグの直後に配置して下さい。」と言うメッセージが表示されます。このコードはページ単位の広告です。

以前の二次審査は、申請者が広告を作成してサイドバーや記事下などにコードを配置して審査を行う形態でした。

検索ランキングの評価をそれまでのパソコンのコンテンツで行う形態からモバイルのコンテンツで行う(モバイル ファースト インデックス)ことにしたのと同様にAdSenseの審査もモバイルで主に行う方向性を示していると考えられます。

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ページ単位の広告の特徴

ページ単位の広告は従来のAdSense広告と異なる点が多くあります。ページ単位の広告の特徴について、従来の広告との違いを含めて以下に説明します。

ページ単位の広告コードは一種類、配置位置も一箇所

従来のAdSense広告は、パブリッシャー(サイト運営者)が、広告サイズと種類(レクタングル、レスポンシブ、バナー、リンクなど)を選択して名前をつけた上でコードを作成し、表示させる場所(例:記事下、サイドバーなど)を選んで、各々の場所に作成したコードを配置します。

ページ単位の広告は、従来の広告のような固有の広告コードの作成は行いません。提供されたコードを、<head>タグ内に配置します。コードは一種類、配置場所も一箇所です。モバイル端末でのみ表示されます。

注意事項: ページ単位の広告では、”スポンサーリンク”または”広告”のラベル表示を加える必要はありません。(加えないで下さい)

ページ単位の広告の種類

現在提供されているページ単位の広告は、アンカー広告とモバイル全面広告の2種類です。

ページ単位の広告の特徴

アンカー広告

画面の下端に固定されて表示されます。ユーザーは、スワイプするだけで簡単に非表示することができます。(わずらわしくないです。)

AdSense アンカー広告 表示例

モバイル全画面広告

モバイル全面広告は、ページを表示した時ではなく、ユーザーがページ内のリンクをクリックして、次のページを読み込んでいる間に表示されます。広告が表示された時、次のページは予め読み込みされているため、Close ad(広告を閉じる:画面矢印部)を押すと直ぐに次のページを見ることができます。

モバイル全画面広告表示例

将来新しい広告フォーマットも追加される予定とのことです。
ページ単位の広告は、常に表示されるわけではありません。”ユーザーにとって利便性が高い場合のみ広告が表示されます。”と説明があります。

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ページ単位の広告の設定方法

ページ単位の広告の設定手順は、以下の通りです。

広告種類の設定と広告コードの取得

AdSenseのアカウントにログインし、管理画面左のメニュー[広告の設定]をクリックします。

AdSense 管理メインメニューの広告の設定をクリック

広告の設定のサブメニューから、[ページ単位の広告]を選択します。

広告設定サブメニューからページ単位の広告を選ぶ

ページ単位の広告設定画面が表示されます。各広告フォーマット(現在はアンカーとモバイル全画面広告)の右側のスイッチ(画面赤枠で囲った箇所)を使用してON/OFFの切り替え設定を行います。

ページ単位広告フォーマットのON/OFF設定

スイッチの設定でON(表示する)は青、OFFはグレーです。

ページ単位広告フォーマットON/OFFスイッチ

広告のフォーマットの下に表示される青色の[<>コードを取得]ボタンを押します。

コードを取得ボタンを押す

表示されるページ単位のコードをコピーします。

 

ページ単位の広告コードをコピーする

サイトの(ページの)<head>タグ内にコードを貼り付けます。

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広告コードのCMS毎の設置方法

ページ単位の広告コードの<head>タグ内への設置は、CMSやテンプレートのファイル構成によって方法が若干異なります。CMS毎の配置の仕方を以下に説明します。

WordPressでの設置

WordPressの場合、大きく分けて以下の三つの方法があります。

  1. テーマのテンプレートファイルを編集する
  2. プラグインを使用する
  3. テーマの<head>タグ内コード追加機能を利用する

テーマによって適したやり方が異なります。以下の記事で、各方法を説明しています。

子テーマのテンプレートを編集

WordPressで、子テーマを備えるテンプレートの場合は、子テーマのヘッダー部のテンプレートファイルを編集して設置します。以下は、Simplicityの子テーマを編集して、ページ単位の広告を設置する手順です。

SimplicityにAdSenseページ単位の広告を設置する方法

親テーマのテンプレートを編集

子テーマがないテンプレート(テーマ)は、直接、テンプレートファイルを編集します。

WordPressのテンプレートを編集してページ単位の広告を設置する方法

プラグインを使用

WordPressでは、ページ単位の広告の設置に対応しているプラグインも色々あります。その中で、お勧めのプラグインでの設置法の記事を以下に添付します。

Advanced Adsを使用したページ単位の広告の設置の仕方

プラグインHeader and Footerを使ったページ単位の広告の設置の仕方

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Bloggerでの設置

管理画面のメニューから[テンプレート]を選択し、表示されるページ内の[HTMLの編集]ボタンを押すと、テンプレートのコードが表示されます。

表示されるテンプレートのコードの中から、<head>タグを検索し、<head>タグ内にページ単位の広告コードを貼り付けます。

Bloggerの場合、そのままコードを貼り付けた場合、エラーとなるため、コードの一行目を以下のようにコードを修正します。

修正前:

修正後:

 

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はてなブログでの設置

[設定]、[詳細設定]、[検索エンジン最適化]、[headに要素を追加]の順で選んで、コードを貼り付けます。(簡単です。)

ブログのhead部分にmetaタグなどを自由に追加できるようにしました / はてなブログ開発ブログ

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Seesaaでの設置

Seesaaのデザイン・カスタマイズの「HTMLの編集方法」のやり方に従って、HTML設定の編集ページから[HTMLの追加]をクリックし、<head>タグ内にコードを貼り付けます。

詳しい手順は以下の記事をご参照下さい。

Seesaa ブログにAdSense 審査用コードを設置する方法

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ライブドアでの設置

ブログ管理画面 > ブログ設定 > デザイン / ブログパーツ設定の順で進み、デザイン設定の画面の[カスタムJS]タブを洗濯すると、head内と言うウインドウ(</head>直前に挿入される入力欄)が表示されます。その中に、コードを貼り付け保存します。詳しくは、以下のページをご参照下さい。

新機能カスタムJSと外部連携GoogleAnalyticsをリリースしました / Blogger Alliance お知らせブログ(livedoor Blog 開発日誌)

Seesaaとライブドアのブログは、サービス提供側でスマホ用の広告を表示する機能がデフォルトで設定されていること、スマホページでのスクリプトファイルの設置に制限があるため、AdSenseのページ単位の広告は設置できない仕様となっています。しかし、パソコン画面の方で<head>タグ内に適切にコードが設置されれば、AdSenseの審査には影響はありません。

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ページ単位の広告の収益パフォーマンス

パフォーマンスレポートの見方

AdSense管理画面左のメニューから、[パフォーマンスレポート]をクリックします。

AdSenseメインメニューからパフォーマンスレポートを選択

[page-leve-ads]を選択すると、ページ単位の広告のパフォーマンスが表示されます。

ページ単位の広告レポートメニュー

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ページ単位の広告パフォーマンスの特徴

ページ単位の広告は、通常のAdSense広告と比べてアクティブビュー視認可能率が高いです。そのため、CPMまたはeCPMの広告に適していると言えます。

現状、ページ単位の広告の収益パフォーマンスは高くない場合が多いと認識しています。しかし、今後、Googleが改良を加えて収益パフォーマンスが改善される可能性もあると考えています。

ページ単位の広告の今後の展開

ベータ版インライン広告

2016年6月から、AdSense インライン広告 と呼ばれる機能がAdSense Labでベータ版としてテストされました。インライン広告は、ページ単位の広告の派生版で、モバイル端末で表示されるページ内に320×100の広告を自動的に挿入し表示する機能です。

関連記事:  AdSense ベータ機能 インライン広告は2017年中に導入か?

現状、インライン広告は公式リリースされるかは未定ですが、アンカー広告とモバイル全面広告に続いて、ページ単位の広告の新バージョンとして加わる可能性があります。ページ単位の広告は、今後さらに機能を拡張したり、派生版が登場してくるかもしれません。

追記: 2017年のAdSense ベータ広告では、インライン広告の後継バージョンなどがあります。

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QuickStart

2017年初め頃から、AdSenseに新しくQuickStartと呼ばれる機能が追加されました。QuickStartはページ単位の広告コードを使用して、自動的にページ内に広告を表示する機能です。

QuickStartはこれまでのAdSenseの広告配置のようにユーザーが広告ユニットを作成してサイトに配置するのではなく、AdSenseが広告のサイズ・種類や掲載場所を判断し自動的に広告を表示します。

QuickStartの有効・無効の切り換えは、ページ単位の広告のページにあります。QuickStartはページ単位の広告の一種であることを示しています。QuickStartはモバイルとパソコン両方に対応しています。

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モバイル広告の方向性と今後の展開

現在提供されているページ単位の2種類の広告は、共にモバイル用です。ページ単位の広告は、モバイル端末での展開を主目的としていることは明らかです。しかし、ページ単位の広告はAMPでは動作しません。ページ単位の広告は、通常のモバイルウェッブページ用のAdSense広告です。GoogleはAMPを積極的に推進しています。

AMPがモバイルページの大きな流れではありますが、全てのモバイルページがAMPになることは考えづらいです。今後、モバイルウェッブページは、高速に特化したAMPページとモバイルでも多機能でゆっくり時間をかけて読むページに二分化される可能性もあります。ページ単位の広告の機能は、モバイルだけでなくデスクトップ(パソコン)でも使用可能のため、新しい広告機能では、デスクトップでの展開も加わる可能性もあります。

AMPの普及とページ単位の広告の関係、今後、それぞれがどの様に展開されていくのか、興味深いです。

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AIを活用した広告自動挿入機能

Googleは、「モバイルファーストからAIファースト」へ会社の全プロダクトをAIを活用する方針を明確にして、製品開発に取り組んでいます。ベータ版インフィード広告やQuickStartの様な自動的に広告を挿入する機能は、AIを活用できる部分が多いです。2017年のベータ版でも、自動挿入の機能を備えたものがあります。広告の自動挿入は、マシーンラーニング(機械による学習機能)によって適切で効果的な広告の選択、設置が可能になると思います。

現在は、サイト運営者がマニュアルで広告を作成してページに設置する手法が主流ですが、今後、広告自動挿入も普及してくる可能性があります。

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