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AMPページでは別のアナリティクスのプロパティを使用すべきか否か

AMPページでは別のアナリティクスのプロパティを使用すべきか否か
2017年5月18日更新情報: Google Analyticsは、AMPページと通常ページのトラッキングを統合することを発表しました。尚、トラッキングの統合は検索からのGoogleキャッシュ上で表示されるサイトのAMPページ訪問から本体のサイトの通常ページへのトラッキングには適用されません。(将来は対応する方向性だと思います。)

https://www.blogging-life.com/google-analytics-unify-amp-and-non-amp/

Googleは、AMPページのトラッキングに別のアナリティクス プロパティを使用することを推奨しています。Google がGA(Google アナリティクス)のAMPサポートを発表したプレスリリース には、以下の様な記述があります。

We recommend that you use a separate Google Analytics property to measure your AMP pages. AMP is a new technology that’s going to mature over time. As such, some of the functionality that you’re used to in web analytics won’t immediately be available in AMP analytics right away. AMP pages can appear in multiple contexts, including through different syndication caches. Because of that, a single user that visits an AMP version of a page and a HTML version of a page can end up being treated as two distinct users. Using a separate Google Analytics property to measure AMP pages makes it easier to handle these issues.

訳:

AMP ページを測定するために別のGoogle アナリティクスのプロパティを使用することをお勧めします。AMPは新しい技術で時間が経つにつれ成熟していきます。発展途上の新技術であるため、ウェッブ解析で使用されている幾つかの機能は、AMP アナリティクスで直ちに使用することはできません。AMPページは、異なるシンジケーション キャッシュを含め複数の環境で表示されます。そのため、一人のユーザーがAMPバージョンのページとHTMLバージョンのページを訪問した結果が、二つ(二人)の異なるユーザーとして処理されてしまうことがあります。別のGoogle Analytics プロパティを使用してAMPページを計測することで、これらの問題を取り扱いやすくすることができます。

訳終わり

Google DevelopersのサイトのGoogle AnalyticsのAMPページについての説明の中でも、AMP vs non-AMP traffic のセクション で別のプロパティを使用することを推奨しています。

日本語のページでは、「AMPページでは別のプロパティを使用することをおすすめします。」と簡潔に説明されているため、ご参考までに英語のページを紹介しています。
AMPの測定用に別個のプロパティを使用することをGoogleは推奨
Google Developer 日本語ページの記載

英語のDevelopersサイトの説明には、AMPトラフィックは通常のウェッブトラフィックと(GAとは)異なるクライアントIDを使用していること、異なるトラフィックパターンであることを、別のプロパティでAMPトラフィックを計測することを推奨する理由として挙げています。

簡単に(端的に)言うと、同じプロパティを使って測定すると、AMPのページは、複数のGoogleのキャッシュ上に存在し、キャッシュから表示された時の識別子(クライアントID)はソースページのサイトには無いことなどから)異なるトラフィックパターンが混在してしまう。そのため、サイト全体のトラフィックパターン、指標が不明確になる。結果として、測定されたユーザー数と実際のユーザー数の間に乖離が発生してしまうためでした。

プロパティを分けると、AMPと通常のウェッブページを分けて測定します。それぞれのトラフィックパターンを個別に測定、把握できることができます。

AMPと通常ページでは、アナリディクスで集計する重要な指標、直帰率、ページ/セッション、平均セッション時間が異なります。これらの指標の値がまざってしまうのは、好ましくありません。また、AMP経由での訪問などによって、ユーザー数が重複して計測されてしまう弊害が発生します。

別のプロパティを使用する方が、より正確なアクセス解析を行うことができるので、Googleが推奨することは理にかなっています。しかし、不都合、難点もあります。

AMPページに別のプロパティを使用する不都合・難点

現状、運営するサイトでは、Googleの推奨に従って、アナリティクスのプロパティを通常ページとAMPページに分けて使用しています。

別のプロパティを使用すると、当然、レポートの表示も別になります。サイトの全アクセスデータを一括して見ることはできません。サイト全体のセッション数、ページビュー数などをまとめて見たいと思う人は多いと思います。

細かいアクセス解析を行わないのであれば、サイト全体のアクセスデータをまとめて見れた方が便利で、使い勝手が良い場合もあります。

Search Consoleとのアナリティクスの連携は一対一でしか行うことができません。アナリティクスとGoogleの他のサービスとの関連付けはプロパティ単位で行います。プロパティを分けた場合、Search Consoleと連携できるのは、通常ページかAMPページのどちらかになります。もう片方は、連携することができません。

アナリティクスの通常ページのレポートで、連携しているSearch Consoleのランディングページを表示した時、AMPのページも含まれて表示されますが、セッション数は0となります。異なるプロパティで測定されたデータは含まれず、通常のウェッブページのデータのみ表示されます。

プロパティを分けると、アナリティクスのレポートでAMPページのセッションが0になってしまう。

AMPページ用のレポートで個別のページの解析指標データを見ることはできますが、一括してみることができないこと、どちらかしかSearch Consoleと関連付けできないのは不便・難点です。

同じプロパティで測定する場合のアプローチ

サイトのAMPページと通常のウェッブページを同じGoogle アナリティクス プロパティを使用する場合、サイトのアクセスデータが一括してみることができて便利です。また、Search Consoleとの連携で一括して検索アナリティクスのデータと組み合わせてみることもできます。

AMPページ、通常のWebページを分けて解析データを見たい場合は、アナリティクスのビューフィルタを使用します。フィルタを設定すれば、アナリティクスのレポートのビューを切り換えるだけで、サイト全体、AMPページ、通常のウェッブページ、それぞれのデータを見ることができます。

https://www.blogging-life.com/filter-for-amp-pages-in-analytics/

AMPと通常ページをフィルタで分けてみることで、それぞれのトラフィックパターンや主要指標の測定結果を見て、分析したりすることができます。

冒頭で紹介したGoogleの説明の通り、ユーザー数のカウントや一部の指標で測定結果にずれが多少出ますが、大まかな基本データをみるのであれば、同じプロパティを使用した方が一括してアクセスデータ、指標を見ることができるので便利です。

プロパティを分けるか否かは、細かい分析を行うか否か、どの様な点を重視するかによって、選択肢も変わってくると思います。一般的には、同じプロパティを使用した方が、利便性は高いと思います。

SimplicityのAMP機能では、同じアナリティクスのプロパティを使用する設定になっています。

 

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