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PageSpeed Insights 良くある質問(FAQ)日本語訳

PageSpeed Insights 良くある質問(FAQ)日本語訳

2018年1月10日、Googleは、PageSpeed Insightsのテスト結果に Chrome User Experience Reportのデータを取り入れる変更を発表しました。しかし、Chrome User Experience Reportのスコアが表示されるのは、人気のある(アクセスが多い)URLのみのため、新しく加えられた「速度」のテストデータは、多くのユーザーのサイトでは、”Unavailable” (ありません / 取得不可)と表示されることが多いです。

今回の変更発表後、スピードのテスト結果が”Unavailable” となることなどについての説明などを含めたPageSpeed InsightsのFAQ(良くある質問)のページが、Google 開発者向けのサイトに新たに投稿されました。本記事では、PageSpeed InsightsのFAQの発表記事を訳して紹介します。

PageSpeed Insights 良くある質問

PageSpeed Insights Frequently Asked Questions

サイトの変更をしました!なぜ、速度や最適化のスコアが変わらないのですか?

PSIに表示されるスピードデータは、リアルタイムで更新されません。レポートの指標は、継続した30日間のユーザーエクスペリエンスを反映したもので、週に一度更新されます。最適化のスコアについては、PageSpeed Insights は、短い期間結果をキャッシュ(で保存)しています。最適化の推奨項目を反映した変更は、数分後には認識されるようになります。

なぜ、テストしたURLのスピード(速度)データが表示されないのですか?

PSIは、Googleのウェブクローラーが良く分かっている人気のあるURLのスピードデータを提供するChrome User Experience Report を使用しています。お調べ(テスト)されたURLのスピードデータが、CrUX のデータセットになく利用(取得)できない場合は、Lighthouseでシンセティック パフォーマンス オーディットを実行してページスピードの予測を取得し、PSIとLighthouseによって提供されたページの最適化の推奨事項をお調べになって下さい。

備考:
Chrome User Experience Reportのスコアが表示されるのは、現時点では人気のある(アクセスが多い)URL(英語記事が中心)のみです。英語のサイトでも多くのサイトは、スピードスコアが取得不可(“Unavailable”)となる場合が多いようです。詳しくは、「PageSpeed Insights で速度スコアが Unavailable (取得不可)となる理由」をご参照下さい。

Chrome User Experience Report とどこが異なるのでしょうか?

PageSpeed Insightsは、Chrome User Experience Report のデータからFCPやDCLによって獲得されたサイトのリアルワールドのパフォーマンス情報が含まれて表示されます。(上記の様に現状は、人気サイトのみ表示されます)CrUXとPSIのパフォーマンス データは、共に実際のユーザー(の利用)によって生成されたもので、ウェッブをユーザーがどの様に体験しているかを代表した(表した)ものです。

備考:
Chrome ユーザーエクスペリエンス レポートについては、Googleの発表記事訳をご覧下さい。

なぜ、PSI はFCPとDCLを使用(採用)しているのですか?どちらが最も重要ですか?

First Contentful Paint (FCP) は、ユーザーが視覚的なページからのレスポンス(反応)を見た時を計測するものです。より早い表示時間 (Faster Time) は、ユーザーとエンゲージする(興味を持って滞在して操作を行う)状態を維持する可能性が高いです。DOM Content Loaded (DCL) は、HTMLの文書(ドキュメント)が読み込まれて解析表示(パース/parse)された時を計測します。より早い時間は、低い直帰率(離脱率)と関連性があることを示しています。我々は、サイト運営者や開発者の方々が、ページのパフォーマンスを理解するためにFCPとDCLを含めた様々な指標をご覧になることを推奨致します。

PageSpeed Insightsのパフォーマンス最適化は何を元にしているのでしょうか?

PageSpeed Insightsは、ウェブ パフォーマンス  コミュニティーからの様々なベストプラクティスを使用しています。最適化の分析は、モバイルとデスクトップ両方の端末をエミュレートする Blink renderer(Google Chrome を動作させる描画(レンダリング)エンジン)を使用してサイトの情報を入手(フェッチ)して行なっています。

最適化推奨事項の全てに対応すべきなのですか?

PageSpeed Insightsは、スピードに比重を置いたパフォーマンス最適化ツールです。(スピードを向上させるために偏った傾向があるという意味が多少含まれます。)しかし、ウェッブの開発は複雑であることを我々は認識しています。我々の推奨事項は、固有のウェブサイトには厳しすぎる場合もあるかもしれません。あなたのサイトへの適用においてトレードオフを考慮しなければならないです。あるPageSpeed の推奨事項は、対処するのに莫大な労力がかかることもあります。そのため,変更コストと(対応による)あなたのページで得られる利点を評価する必要があります。我々のゴールは、あなたが修正(対応)することを検討すべき事項(問題点)を単純に(シンプルに)指摘することです。

なぜ、Captchaが表示されるのですか?

PageSpeed Insightsは、時折、あなたがボットでないことを確認するためにCaptchaを表示することがあります。APIをご使用になっている時に Captchaが表示される場合、あなたがシェアド(共有された)API  キーをご使用になっているための可能性があります。こちらの手続きで、独自のAPI キーを入手することができます。

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