
記事内広告は、Google AdSenseのネイティブ広告ファミリーの1つです。記事内ネイティブ広告は、記事内に設置してもユーザーに違和感を与えない様に配慮されたデザインになっています。記事内広告は端末の画面の大きさに応じてサイズを変えて表示されるレスポンシブで提供されます。モバイル広告のベストプラクティスで推奨されている全幅画面表示に対応しています。
本記事では、WordPress プラグイン Ad Inserterを使用して、記事内の最初の小見出しの前にAdSense 記事内ネイティブ広告を設置する方法を紹介します。
記事内ネイティブ広告のベスト・プラクティス
以下は、Google AdSenseの最適化チームが行なったネイティブ広告についてのオンラインセミナーのビデオです。
ビデオの中で、ベストプラクティスとして、記事内広告はコンテントの始まりから二つ目の段落の後に設置すると最大限の効果が得られると紹介しています。記事内広告のコードを作成した時に表示される画面にも、配置に関するヒントの中で同様のメッセージ、「おすすめの配置位置は、記事の冒頭から 2 段落目です。」が表示されます。
Googleは、文がある程度まとまった段落構成でコンテントを作成することを推奨しています。英語のコンテンツでは、文がまとまって段落(パラグラフ)を形成しているスタイルが一般的です。日本語のコンテンツでは、一文毎に改行したり、文の途中で改行を入れるようなスタイルのものもあります。
コンテンツのスタイルにもよりますが、一般的に最初の小見出しの前(上)に記事内広告を設置することは、Googleの推奨するベストプラクティスに合致します。
記事内ネイティブ広告を最初の小見出しの前に設置する方法
記事内広告を作成してコードをコピーする
1. AdSenseのアカウントにログインします。
2. 「広告の設定」から「広告ユニット」のページを表示して、[+新しい広告ユニット]のボタンを押します。
3. 表示される広告の種類の中から、記事内広告を選択します。
4. 記事内広告の設定画面が表示されます。広告ユニット名を入力します。必要に応じて設定を変更して下さい。詳しくは、AdSense ヘルプの記事内広告の設定についてをご参照下さい。設定完了後、右下の[保存してコードを取得]ボタンを押します。
5. 記事内広告コードが表示されます。「コードスニペットをコピー」をクリックすると広告コードがコピーされます。
Ad Inserterで記事内の小見出しの前に広告コードを挿入する設定手順
- WordPressの管理画面のダッシュボードから、「設定」をクリックして、「Ad Inserter」の設定ページを表示します。
- 空いている広告ブロック(最初の設定であれば1)の番号を選びます。
- コード設置用の黒い枠の中に、コピーしていた記事内広告コードを貼り付けます。
“Posts”(投稿記事)にチェックが入っているか確認します。(①)
“Paragraph(s)”の右の欄に”1″を入力し、続いて、”paragraphs with tags”の右の欄に、”h2, h3″を入力します。(②)
(上記は、最初のh2かh3の前にコードを挿入する場合の設定です。h2だけ、またはh3だけでも構いません。記事内の小見出しのタグに合わせて下さい。)
小見出しでなく、段落の数で設定することもできます。例えば、第三段落の前に広告コードを挿入したい場合は、Paragraph(s)”の右の欄に”3″を入力します。”paragraphs with tags”の右の欄には何も入力ないで下さい。
以上で設定作業は完了です。
サイトの記事ページを表示して、最初の小見出しの上に広告が表示されているかご確認下さい。
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