
AdSenseのパフォーマンスレポートでは、多種類のレポートタイプが用意されています。レポートタイプを選択すると、選択したレポートタイプに応じて様々な収益に関する各種データを見ることができます。
AdSense レポートタイプの種類と選択表示方法
AdSenseの管理画面からパフォーマンスレポートをクリックすると、デフォルトのレポートが表示されます。デフォルトのレポートタイプは、「日別」です。
レポートタイプの右に表示される表示するレポート種別(デフォルトでは「日別」)をクリックすると、レポートタイプの一覧が表示されます。
「よく選択する項目」、「広告枠」、「トラフィック」、「表示回数」に大別され、各々の下に様々なレポートタイプが表示され、選択可能です。
広告フォーマット レポートの見方
表示回数のレポートタイプの一番上に、「広告フォーマット」があります。広告フォーマット レポートは、サイト内の広告フォーマット毎の収益指標データを表示します。以下は、広告フォーマット レポートに表示されるアイテムの例です。
「ページ内」は、ページ上に設置した通常ディスプレイとテキスト広告、リンクユニット、関連コンテンツが該当します。「記事内」と「インフィード」はネイティブ広告です。「モバイル全画面」と「アンカー」はモバイル向けのページ単位の広告になります。
2017年の夏から、ネイティブ広告の インフィード広告と記事内広告が加わったことなどに応じて、広告フォーマットの種類、分類の仕方は変更になっています。今後、新しい広告フォーマットの追加などに応じて、アイテムの種別も変更になる可能性があります。
広告の動作レポートは廃止。広告フォーマットレポートに置き換えられます
広告の動作レポートは、広告の動作カテゴリーに分けられて表示されるレポートです。2017年12月の時点ではまだ表示されていますが、広告の動作レポートは広告フォーマットレポートに置き換えられるとの告知されています。
広告の動作レポートが廃止となった理由についての考察
AdSense ヘルプには、広告の動作レポートの特徴について、以下の様な説明箇所があります。
このレポートは、ユーザーが行なった操作に応じてサイズが大きくなるエキスパンドなどの広告のパフォーマンスを追跡する場合に特に役立ちます。
2017年、エキスパンド広告は、表示される頻度がある程度高い期間がありましたが、最近はほとんど表示されることはなくなりました。あまり評判が良くなかったためではないかと推測しています。ページ単位の広告のアンカーやモバイル全画面は、広告フォーマットレポートに項目があるので、実質的に広告の動作レポートは広告フォーマットレポートに既に置き換えられている(広告フォーマットに吸収統合ている)状態となっています。
広告の動作レポートで表示されているペータ広告は別レポートで確認
広告の動作レポートでは、エキスパンドやページ単位の広告に加えて、ベータ機能の広告の動作レポートが表示されます。以下は広告の動作の項目です。
「AMP 自動バナー広告」と「リスト表示の関連コンテンツ」はベータとして、一部のユーザー向けに試験運用されています。これまで、ベータ機能の広告のパフォーマンスは、広告の動作レポートで見ることができていましたが、広告の動作レポートが廃止となった場合、他のレポート形式で取り扱われると思います。または、これから広告フォーマットの方にベータも加えられて表示されるようになるかもしれません。
ベータ機能の広告のパフォーマンスは、広告の動作レポート以外の方法でも表示することが可能です。
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