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運営するサイトで同じ様な広告ばかり表示される場合に見るべきデータ

運営するサイトで同じ様な広告ばかり表示される場合に見るべきデータ

AdSenseは、ウェッブサイトのコンテンツやユーザーの興味ある事柄などに合った広告が表示されるのが基本的なプロダクトのコンセプトです。ところが、運営するサイトを表示すると関連性が低いと思われるような広告が頻繁に表示されるような印象を持っているサイト運営者の方は少なからずいるように思います。私もその一人です。

運営するサイトで端末が違っても同じ広告ばかり表示される。

先日、コンサルティングのサポートをしている企業と打ち合わせをしていて、社長さんから「運営するサイトをスマートフォンで見ると、いつもM社(ファーストフード)の広告ばかりがでてきます。」とのコメントを頂きました。その企業のサイトは、ファーストフードや食料品とは関係のないコンテンツを取り扱っています。「AdSenseの広告は、ユーザーの興味に合った広告が表示されることが多いです。」と回答しました。

「しかし、私だけではなく、社員のAやBが彼女たちのスマートフォンでサイトを見ても、良くM社の広告がでてくると言っています。」と社長さんはおっしゃいました。「御社の取り組みや運営するサイトのコンテンツ、ユーザー層や地域との関連性が高いのかもしれません。また、御社の社員の方々の端末で同じような広告がいつも表示されていたとしても、他のユーザーで同じように表示されるとは限りません。」と返答しましたが、気になることもあったので、「少し調べてみます。」と付け加えました。

企業だけでなく、個人の方でも、このような運営するサイトのコンテンツや興味とはあまり関連性がないような広告が良く表示されるご経験をされたりすることは、比較的多いことと思います。

どの分野の広告がどの様な割合で表示されているか調べる方法

AdSenseには、特定の広告主、カテゴリー、広告ネットワークなどをブロックする機能があります。AdSenseの広告は入札制(オークション)のため、ブロックを増やすと競争が減って、収益が下がる可能性があるためブロックは慎重に行うべきです。できるだけブロックをしないのが基本です。

AdSenseでは、特定のカテゴリーをブロックした場合に収益に与えるネガティブインパクト(マイナス要因、影響)を把握する参考情報などを提供する機能も備えています。この機能を利用すると、分野別の広告の表示と収益の割合を知ることができます。ブロックするためでなくても、サイトに表示される広告について、参考になる情報を知ることが出来る機能なので知っておいて損はないと思います。

カテゴリー別の広告表示回数と収益割合を表示する方法

AdSenseのアカウントメニューの「広告の許可とブロック」をクリックし、すべてのサイトを選びます。表示される全てのサイトのページの上部のタブの中から「一般カテゴリー」を選択すると、以下の様にカテゴリー別の広告の許可とブロックを設定するスイッチが表示されます。このページでは、カテゴリーごとの過去30日間の広告表示回数と収益額の割合も合わせて表示されます。以下は、上で紹介した企業のアカウントのページです。

ブロック機能に備わる広告カテゴリー別の表示と収益額の割合

表示の割合に対して、収益の割合が高ければ、そのカテゴリーの収益パフォーマンスは平均よりも高いことを示しています。逆に、収益の割合が表示より低ければ、パフォーマンスは平均以下であることを示します。

注意事項:
広告表示と収益額の割合は相対的なもののため、平均よりも高い収益パフォーマンスのカテゴリーがあれば、平均より低いパフォーマンスのカテゴリーができます。パフォーマンスが低いからといって、そのカテゴリーをブロックすると、収益が上がるよりも下がる可能性が高いです。

「レストラン、ナイトライフ」のカテゴリーの広告表示回数の割合は2.6%、収益額の割合は3.0%。食品、食料雑貨類は表示回数3.0%、収益額6.1%でした。この2つカテゴリーの合計は、全体の表示回数の5.6%、収益額の9.1%であることが分かりました。

備考:
分野別の広告の表示と収益の割合は、「すべてのサイト」を選択したときのみ表示されます。従って、アカウント(全体)での指標データとなります。現時点では、サイト単位では分野別の広告の表示と収益の割合は表示されません。細かく見れる方が便利ですが、このタイプのデータは細かく分ければ分けるほど、不確定要因も増えます。大まかなところを把握するためのデータと捉えることが適切と思います。

「広告の審査」をクリックすると広告レビューセンター が表示され、サイトに表示された広告のイメージが表示されます。

2018年4月後半の時点で「レストラン、ナイトライフ」の広告レビューセンターで以下の様に表示されました。尚、これはあくまでも一例です。時期やサイトが異なれば、表示される広告も異なります。

AdSense 広告レビューセンターの例

1ページ目の画面で表示される広告のほぼ全てがM社の広告でした。上で紹介したように今回の事例では、2つカテゴリーの合計は、全体の表示回数の5.6%だったので、その中で圧倒的に多い広告であれば、かなりの頻度で表示されても不思議はありません。しかし、その一方で、全体の広告表示としては1割にも満たないことも考慮する必要があります。

表示の割合よりも収益の割合が高いので、収益性も良いため、今回の場合は、問題はありません。また、かなり良く表示されるという理由も裏付ける情報を得ることができました。

広告ブロックについての注意点

「広告レビューセンター」などのキーワードで検索を行うと、広告レビューセンターで広告を審査して、無効にしたりすると、収益が大幅に上がったというようなタイトルの記事が表示されます。しかし、実際はブロックをすればするほど、収益は下がる可能性が高くなります。サイト上の広告のブロックは極力行わないことが基本です。

AdSense ヘルプの広告のブロック機能についての注意事項の部分を以下に引用します。

広告をブロックするとオークションへの広告主の入札が減ることとなり、広告スペースの競争率が下がるため、収益も低下する可能性があります。そのため、対象ユーザーに不適切であると思われる広告のみをブロックすることをおすすめします。

「収益も低下する可能性があります。」と控えめな表現ですが、実際のところは収益が低下する可能性が高いです。ブロックをする数が増えれば、可能性も高くなります。サイトのイメージを損ねる。競合会社の広告である。と言うような特に理由がなければ、ブロックをする必要はありません。ブロックは極力しないことをお勧め致します。

ブロックは設定しなくても、上で紹介したようにカテゴリーごとの表示と収益の割合などの情報は、どの様な分野の広告がどの位の割合で表示され、収益性の良し悪しなどが分かるので、サイト運営者にとって参考になる便利な機能です。この様な機能も提供されることがAdSenseの魅力の1つでもあります。

機能や指標を適切に理解することは、収益の向上に繋がります。サイトにいつも同じような広告が表示されるご経験をされている方は、是非、一度ご覧になってみて下さい。

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