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AdSense: AMP vs 通常ページ

AdSense: AMP vs  通常ページ

2018年、AMPのサポート環境は以前と比べて格段に整ってきました。WordPressであれば、プラグインやAMPをサポートするテーマの機能を使えば、サイトのAMP化は比較的簡単に行うことができるようになっています。AMP化する上での障害は少なくなってきているため、AMP化を検討している人や会社も少なくないと思います。

AdSenseに関しては、通常ページとAMPページではサポートする広告フォーマットの種類が異なります。本記事では、通常ページ向けとAMPページ向けのAdSenseのサポートの違いなどについて紹介します。

AdSense サポート広告フォーマット: 通常ページ vs AMP

通常ページとAMPページのサポートについて、大まかなサポートの可否は以下の表のようになります。

広告フォーマット 通常ページ AMP
テキストとディスプレイ広告
通常ページをサポート/YES

AMPページをサポート/YES
関連コンテンツ
通常ページをサポート/YES

AMPページをサポート/YES
インフィード
通常ページをサポート/YES

AMPページはサポートされていません/NO
記事内広告
通常ページをサポート/YES

AMPページはサポートされていません/NO
リンクユニット
通常ページをサポート/YES

AMPページをサポート/YES
自動広告
通常ページをサポート/YES

AMPページをサポート/YES
アンカー広告
通常ページをサポート/YES

AMPページはサポートされていません/NO
モバイル全画面広告
通常ページをサポート/YES

AMPページはサポートされていません/NO

AMPはJavaスクリプトの使用を認めていないため、サポートされる広告フォーマットが限定されます。現状、ネイティブ広告のインフィードと記事内広告、ページ単位の広告、アンカーとモバイル全画面広告は、AMPではサポートされていません。関連コンテンツと自動広告は、AMPでも対応されていますが、通常ページでサポートしている機能などで使えないものもあります。

関連コンテンツのサポート

通常ページでは、関連コンテンツは行列数や枠の表示などのカスタマイズが可能です。カスタマイズの機能は、AMPでは現状サポートされていません。

AdSense 関連コンテンツの表示形式カスタマイズ設定方法

2017年後半から、モバイル通常ページの関連コンテンツは、一番上のお勧めコンテンツが大きく表示される(下画面の青枠部)フォーマットが標準仕様となっています。一番上に大きく広告が表示されるとクリック率は高めになる傾向があります。

新しいモバイル向け関連コンテンツフォーマット

上のフォーマットは、現時点ではAMPは対応していません。また、通常のモバイルページの関連コンテンツは、リンクユニットが組み合わされて表示される仕様も標準化しています。

関連コンテンツとリンクユニットのコンボ

リンクユニットとのコンボも、現時点のAMPではサポートされていません。

通常ページの関連コンテンツは、フォーマットの変更や機能追加などがされてきています。

機能拡張、新フォーマットなど進化を続ける関連コンテンツ

Java スクリプトの場合は、機能追加などが比較的容易に行うことができます。その代わりに表示などが遅くなる難点もあります。

リンクユニットのサポート

リンクユニットはAMPでも利用可能です。コードの作成と設定方法については、以下の記事をご参照下さい。

AMPページ用のAdSense リンクユニットのコード作成設定方法

リンクユニットの特徴と通常ページでのコードの取得、設置方法については以下の記事で説明しております。

AdSense リンクユニットの特徴と作成・設置の仕方

自動広告のサポート

AMPでもベータ機能で、自動広告をサポートしています。

AdSense AMP 自動広告の特徴、設置、収益パフォーマンスの確認方法

現時点では、AMPの自動広告では、テキスト広告とディスプレイ広告のみがサポートされています。その他の広告フォーマットは未対応です。

AdSense 自動広告詳細ガイド:特徴、設定方法、収益効果

AMPは機能面では見劣りするが、収益性は悪くない!?

現在のAdSenseの通常ページのラインナップとサポートはとても充実しています。通常ページと比べるとAMPは見劣りする感じは否めません。しかし、機能が限定されているから、収益も劣るとは限りません。

AMPページは、全般的ににCTR(クリックされる率)が高くなる傾向があるのが特徴です。広告のクリック率も高めになる場合があります。AMPは、サイトの種類やコンテンツとの相性も大きいです。サイトによっては、AMP化することによって、収益も大きく上がる場合もあります。AMP化してもあまり収益は良くならないこともあります。

AMP化した場合は、収益性やアクセス、ユーザー動向などについてのパフォーマンス評価を行なって、AMP化の効果を総合的に理解することが重要です。

AMPでのAdSense 収益パフォーマンスの見方などについては、以下の記事をご参照下さい。

AMPページのAdSense 収益パフォーマンス確認方法と評価ポイント

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