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「Better Ads 標準のグローバルでのサポートについて」のAdSense 通知の意味と背景

「Better Ads 標準のグローバルでのサポートについて」のAdSense 通知の意味と背景

2019年7月2日から、「Better Ads 標準のグローバルでのサポートについて」の通知がAdSenseアカウントのアイコンをクリックすると表示されるようになっています。通知メッセージの内容は以下になります。

Better Ads 標準のグローバルでのサポートについて。7 月 9 日より、Better Ads 標準は全世界の Google Chrome でサポートされます。広告が Better Ads 標準に準拠していないと、Chrome ブラウザでフィルタされる可能性があります。

「Better Ads 標準のグローバルでのサポート」とは

Googleは北米とヨーロッパ地域において、”Better Ads Standards” (AdSense のメッセージに記載されている「Better Ads 標準」)のガイドライン違反を繰り返すサイトにおける広告をChromeで非表示にする(フィルタリングする)機能を2018年2月から導入、実施しています。さらに、Googleの広告プラットフォームは、ガイドラインに違反する広告の販売を停止しています。

関連トピック: Chromeのアドブロック機能開始は2018年2月15日からとGoogleが発表

2019年1月9日、GoogleはBetter Ads Standardsに準拠しないサイトの広告を非表示にする取り組みを、2019年7月9日から全世界で適用することを発表しました。

Google 発表記事: Building a Better World Wide Web

今回のAdSenseの通知「Better Ads 標準のグローバルでのサポートについて」は、上記発表に基づいて、7月9日からBetter Ads Standardsに違反するサイトの広告を非表示にすることが全世界で導入実施されることの連絡です。

Better Ads Standardsで定義されるユーザーエクスペリエンスを損なう広告

Better Ads Standardsは、広告表示における良好なユーザー体験を提供するための業界団体、Coalition for Better Ads が作成したガイドラインです。Better Ads Standardsでは、最もユーザー体験を損なうために避けるべき12種類の広告表示を定義しています。

Better Ads Standardsで定義するユーザーエクスペリエンスを損なう広告表示

パソコンで避けるべき広告体験

以下の4種類のパソコンでの広告は、訪問するユーザーの体験を阻害する(悪化させる)もので避けるべきと定義されています。以下の定義された避けるべき各広告をクリックすると、各々のBetter Ads Standardsのページが表示されます。英語になりますが、動画付きなのでどの様な広告かは視覚的にも分かるようになっています。

モバイル端末で避けるべき広告体験

避けるべきユーザー体験を損なうモバイル端末の広告として、以下の12種類が定義されています。

動画だけでは分かりにくい禁止広告について、以下に補足説明いたします。

広告密度が30%以上

広告がページの高さ(縦の長さ)の30%を超えるもの。広告密度は、モバイルページのメインコンテント部内にある全ての広告の高さの合計から、ページのメインコンテント部の全ての高さを割ったものによって決定します。

この広告体験の定義:

  • 広告密度は、ビューポートではなくページのメインコンテント部について計測します。
  • ページのメインコンテント部は、ヘッダー、フッター、関連記事を含むサイトのナビゲーションを除きます。
  • メインコンテント部よりも下の広告は、広告密度の計算に含まれません。(計算から除外されます。)
  • 「固定広告」や記事内広告を含む、全ての広告フォーマットが広告密度の算出に含まれます。各「固定」広告の高さは、この計算に一度適用されます。(固定広告で違う種類の広告が表示されても、算出する際の広告の高さとしては1回分が計算に含まれます。)
  • ビフォーまたは途中のビデオコンテントでページの内容に関連性があるビデオ広告は計算に含まれません。

全画面フルスクロールオーバー広告

フルスクロールオーバー広告は、コンテントの上に表示される広告でユーザーにスクロールさせることを強いるものです。これらの広告がページの30%以上を占め、ページのメインコンテントの上に浮かんで表示されるものは、ページを閲覧することの妨げとなります。

結果として、ユーザーがブラウジングすることを阻害して、ページのどの場所にいるのか混乱させるような可能性があります。コンテント内のインラインで表示される似たような広告は、スムーズにスクロールして視界から外すことができるので、異なります。(対象外です。)

サイトがBetter Ads Standardsに準拠しているかの確認方法

サイトに掲載する広告がBetter Ads Standardsに準拠しているかは、Google が提供するツール Ad Experience Reportで確認することができます。

Ad Experience Report はPCとモバイルに分かれて表示されます。Search Consoleに登録されているプロパティを選択すると、レポートの結果が表示されます。

Ad Experience Report 表示例

現状、日本のサイトは、ステータスが未審査の場合が多いと認識しています。

以下のYouTubeビデオで、Ad Experience Reportについての説明があります。違反となった場合の表示例などが後半に紹介されています。

米国、カナダ、ヨーロッパでの導入初期の状況

冒頭で紹介したGoogleの発表記事内に、2019年1月1日の時点で、Better Ads Standardsに準拠していないと一度判定されたサイト運営者の3分の2は、良好な状態になっていると記載されています。さらに、数百万のサイトを検証して、広告を非表示の対象となったのは、1%未満としています。

尚、Chromeで広告が非表示になるのは、Better Ads Standardsに違反した状態を何度も繰り返しているサイトが対象となります。Ads Experience Reportで違反と表示されても、対処して直せば、広告非表示にはなりません。

AdSenseの広告フォーマットはBetter Ads Standardsに準拠

Googleは、Better Ads Standardsを規定している組織、Coalition for Better Ads の主要メンバー企業です。AdSenseで提供される広告フォーマットは、全てBetter Ads Standardsに準拠しています。しかし、ページ上に多量に広告を設置して、広告密度30%を超える場合には、違反に該当することになります。Better Ads Standardsに違反することは、AdSense ポリシー違反にもなる可能性が高いです。

普段からAdSenseのポリシーに準拠するように注意している場合には、今回の通知は特にご心配する必要はありませんが、念の為、Ad Experience Reportをご確認されることをお勧め致します。

突然、広告が表示されなくなった場合は、Better Ads Standardsの違反ではなく、ポリシーセンターなどを確認しても違反はありませんと表示されている場合は、トラフィックの品質の問題の可能性が高いです。ポリシー違反などなく、突然AdSenseの広告が表示されなくなった場合の原因と対処法

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