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AdSense 自動広告 詳細URLで特定ページの広告を非表示にする設定方法

AdSense 自動広告 詳細URLで特定ページの広告を非表示にする設定方法

AdSense 自動広告は、サイトの<head>タグ内に設置されたコードを使用して、ページに広告を自動挿入表示します。サイトの<head>タグで囲まれたコード部は、通常全てのページに共通で表示される箇所です。<head>タグ内にコードを設置すると、結果としてサイトの全てのページに自動広告のコードが設置されることになります。そのため、デフォルトの状態では、サイト内の全てのページが自動広告の表示対象となります。

本記事では、AdSense 自動広告 詳細URLを設定して、特定ページの広告を非表示にする設定方法を紹介します。

特定ページでAdSense 自動広告を非表示にしたい事例

サイト内の特定のページでは、広告を表示するのに適さないページ、広告を表示したくないページもあります。以下に代表的な例を挙げます。

広告の表示が適さないコンテンツ

例えば、企業のサイトで企業概要、社長の挨拶、役員の紹介、店舗、レストラン、施設などの記事の途中に広告が表示されていたら、違和感があります。企業でなくても、個人サイトのプロフィールなどでも、内容によっては同様に適しません。自己紹介の記事の内容、スタイルにもよりますが、きちんとした自己紹介であればあるほど、途中に広告が入ると違和感が増します。

プライバシーポリシーも、途中に広告が挿入されるのは適しません。お問い合わせページも同様です。

上で挙げたようなコンテンツページのヘッダー、フッター、サイドバーに広告を掲載するか否かは、サイト運営者の考え方、運営スタイル、方針などによると思います。

AdSense ポリシー違反ページ、グレー領域のコンテンツ

AdSenseのポリシー違反として警告を受けたページには、AdSenseの広告を掲載することはできません。ポリシー違反となる可能性のあるページには、広告コードを設置しない方が無難です。

万が一、AdSenseのページ単位のポリシー違反となった場合は、ポリシー違反のページでは、自動広告のコードを非設置に(削除)する必要があります。以下のページで紹介する方法で対応することも1つのオプションです。

WordPressサイトのAdSense ポリシー違反ページに自動広告コード挿入を無効にする設定方法

注意事項:
ポリシー違反ページにAdSense広告コードを設置しなければ、大丈夫ということではありません。サイト上にポリシー違反のコンテンツが多いと、それらのコンテンツにAdSenseの広告コードが設置されていなくても、AdSenseのポリシーに違反しているサイトと判定される可能性があります。ポリシーに準拠していないサイトと判定された場合は、サイト全体に対しての広告配信が無効となります。

アフィリエイトに特化したコンテンツ

特定のプロダクトについてのアフィリエイト広告を掲載するページでは、アフィリエイトプロダクトを宣伝する目的でコンテンツを作成することが通常です。特定の製品の宣伝、販売を目的に作成されたページには、AdSenseの広告は適さない場合が多いです。

アフィリエイトプロダクトを宣伝する上で、他の一般的な広告、さらにはどの様な広告が表示されるか不明な広告ユニットをアフィリエイトページに(特に記事内)掲載するのは、宣伝のマイナス要素となる可能性もあります。

アフィリエイト広告の成果報酬、コミッションが高くなればなるほど、成果を得るために宣伝する商品に特化したコンテンツであることが求められます。その様なアフィリエイトに特化したコンテンツには、AdSense 広告を表示したくない場合もあると思います。

詳細URL設定で特定ページでのAdSense 自動広告を非表示する設定方法

AdSense 自動広告は、詳細URL設定で対象URLを指定して、表示する広告フォーマットの有効無効(オンオフ)の切り換えを設定する機能を備えています。詳細URL設定機能を利用して、特定のURLで全ての広告フォーマットをオフにすることで、自動広告の表示を指定したURLで非表示に設定することが可能です。

以下に詳細URL設定で特定ページでのAdSense 自動広告を非表示する手順を紹介します。

新しいURLグループの作成

AdSenseアカウント 管理メニューの「広告」から「自動広告」を選びます。(「広告」をクリックするとデフォルトで自動広告のページが表示されます。)
自動広告設定ページの詳細 URL 設定 の右側に表示される[新しい URL グループ]ボタンを押します。[新しい URL グループ]ボタンを押します

グループに含めるURLの追加

デフォルト(初期設定)の状態では、AdSenseを利用しているサイトのトップドメインがリスト表示されます。リストの右上の「URLを追加」をクリックします。

URLリスト右上のURLを追加をクリックします

グループに含めるURLの入力

小ウインドウが開かれ、「URL(ドメイン、サブドメイン、セクション、パス)を追加してください」のメッセージ下の「新しいURL」の欄に、追加するURLを入力します。追加するURLは、サブドメイン、ディレクトリー、特定ページのいずれでも構いません。

入力するURLには、https:// や http:// は必要ありません。例えば、www.example.com のドメインにセクション(カテゴリー名例:category-sample)を入力する場合は、www.example.com/category/category-sample と言うような形式で入力します。

URLを入力後、右下の追加をクリックします。小ウィンドウが閉じられ、追加したURLがリストに加えられます。複数のURLを追加する場合は、作業を繰り返します。

「新しいURL」の欄に、追加するURLを入力します。

グループに含めるURLを選択する

作成するグループに追加するURLの左のボックスにチェックを入れます。チェックを入れると、ボックス内の色がブルーになります。

URLの選択が完了したら、画面右下の[次へ]のボタンを押します。

作成するグループに追加するURLにチェックを入れます

広告フォーマットの表示スイッチの設定

広告フォーマット毎の表示・非表示の設定ページが表示されます。スイッチが左で青色で表示されている場合はオン(表示有効)です。右にスライドすると、色がグレーに変わり、スイッチがオフ(表示無効)になります。

自動広告を非表示する場合は、全ての広告フォーマットのスイッチをオフにします。

広告フォーマットの表示非表示の設定後、右下の「次へ」を押します。

自動広告の広告フォーマット表示非表示設定

注意事項:
上の画面の例では、ページ内広告表示を全てオフにし、オーバーレイ広告はオンにしています。例えば、モバイル全画面広告はそのページに表示はされず、ページ内のリンクから次のページを表示する途中に表示されることがある広告フォーマットなのでオンにするのも1つの選択肢です。しかし、ページのコンテンツによっては、アンカーやモバイル全画面広告が表示されると違和感がある場合もやはりあります。その場合は、全ての表示を無効にすることをお勧め致します。(上の例では有効にしていますが、後で無効にしました。)

URLグループ名の入力と設定確認

「URLグループの確認」が表示されます。

URL グループ名を入力し、設定内容を確認後、右下の[保存]を押します。

URL グループ名を入力します

以上で、作業完了です。

詳細URLで設定したURLはURL チャネルに登録されます

詳細URLで追加したURLは、URL チャネルに登録されます。[広告の設定]から「URL チャネル」をクリックしてページを表示するとURLチャネルがリスト表示されます。詳細URLで設定したURLも含まれて表示されるようになります。

URLチャネルのページに自動広告の詳細URLが含まれて表示されるようになります。

特定のディレクトリーで自動広告の広告フォーマットの表示設定を行なった際などに、パフォーマンスレポートでURLチャネルを指定して、そのディレクトリーの収益パフォーマンス指標をモニターしたり、解析することもできます。

URL グループは、後からURLを追加、削除したり、グループで表示非表示する広告フォーマットの設定を変更することが可能です。

URL グループで設置したURLの設定が重複する場合は、より細かい(低レベルの)URLで指定したグループのルールが適用されます。詳しい説明は、以下の「AdSense 自動広告の特徴と設定方法」記事内のグループ間のオーバーライドのルールをご参照下さい。

AdSense 自動広告の特徴と設定方法

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