Appleは、年初にApp Storeの前年の業績を発表するのが恒例となっています。年間の販売額、アプリのダウンロード数、その他の指標を発表します。2017年のホリデーシーズン、24日のクリスマスイブから31日大晦日までの7日間でApp Storeは8億9000万ドル以上の売上、2018年1月1日元旦は3億ドルの過去最高の販売を記録したと発表しました。

Appleが発表した App Store ハイライト

• 2017年12月24日から31日の間、過去最高の販売とアプリのダウンロードで8億9000万ドルを超える売上を達成
• 2018年1月1日の販売額は3億ドル
• 2017年 一年間単独でiOS アプリ開発者は265億ドルの収入を得る。2016年より30%を超える増加
• Apple のARKitフレームワークを使用して開発された拡張現実機能を搭載したポケモン GO が21日にApp Storeのトップチャートに復活
• 2000 近いARKit を使用したアプリがApp Storeに揃う
• 毎週5億を超える人が App Store を訪問
• App Storeが登場した2008年からAppleが開発者に支払った金額は860億ドルを超える

2017年初に発表した前年のハイライトでは、2017年1月1日の売上は2億4000万ドル、2016年12月の売上は30億ドル、AppleがiOS  開発者に支払った金額は200億ドルでした。

App Storeが登場したのは、2008年7月8日です。開店から10年弱（9年半）で驚異的な販売額を誇るようになりました。2007年6月29日携帯電話の革命的進化系のスマホの元祖、iPhoneの販売を開始してから約1年後、アプリストアでアプリを販売するという形態を本格的に導入したのもAppleが最初です。

iPhone誕生以降の10年余りの間に、モバイル端末は急速に普及し、ネットの環境も大きく変わりました。Appleの驚異的なApp Storeの業績もiPhoneを初めとするモバイル端末の普及と人々の購買動向の変化を象徴的に物語っていると思います。

Google アシスタントやAmazon Alexaなどの音声応答のシステムも急速に普及してきています。ウェッブを取り巻く環境は、今後、さらに変化していくと思われます。サイト運営する立場から見た2018年注目している事柄などについて、記事を投稿する予定です。