
2019年8月8日、Googleは検索結果に再生可能なポッドキャストのエピソードを表示することを開始したと発表しました。5月に開催されたGoogle IOのキーノートで、この夏以降、検索でポッドキャストの内容などもスニペットで表示される計画が紹介されていました。今回の発表は、ポッドキャスト関連の検索結果表示の第一弾と思われます。
Googleの記事には、8月8日から、ポッドキャストのトピックについて検索を行うと、ウェブページ、ニュース、イメージ、動画などとともに再生可能なエピソードが表示されるようになったと書かれています。
ポッドキャストのエピソードがリッチリザルトで検索結果表示
検索で表示されるポッドキャストエピソードは、ポッドキャスト内で話している内容をGoogle(検索エンジン)が理解している事柄に基づいて表示されます。現時点では、検索に”podcast”を含めた際に、ポッドキャストエピソードが表示されていますが、近い内に”podcast”を含めないシンプルな検索でもポッドキャストを見つけることができるようになるとのことです。
今回発表された検索結果に再生可能なポッドキャストエピソードが表示される機能は、アメリカで英語による検索表示で開始されると記事には書かれています。しかし、アメリカで日本語の検索語句を入れて検索しても、”Podcasts”のタイトルとその下に、ポッドキャストのエピソードがカルーセルで表示されます。
検索結果のポッドキャストエピソードをクリックすると、Google Podcastsのポッドキャストのページが表示されて、そこでエピソードを再生することができます。
モバイルでも同様にPodcastsのエピソードが検索に含まれて表示されます。
今年の後半にはGoogleアシスタントやGoogle Podcasts for webでも同機能が利用可能
Googleの発表記事内に、今年の後半には、同様の機能をGoogle アシスタントとGoogle Podcasts for webでも利用可能になると書かれています。
例えば、「Hey Google、Marie Curieについてのポッドキャストをかけて(再生して)下さい。」といえば、関連性のあるエピソードが表示されます。Google Podcasts for webでは、関連性のあるショーやエピソードを検索して、パソコンや携帯電話で直ちに聞くことができます。
ポッドキャスターが視聴者を獲得して、ビジネスを伸ばすことを手伝うために、パブリッシャーがポッドキャストを聞くことができる特定のアプリやウェブサイトを加えることができる機能も提供予定です。これは、購入または購読した場合のポッドキャストなどでも適用可能です。
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