
AdSense 自動広告は、自動的に適切な広告をサイトに表示するAdSenseの最新機能です。自動広告に広告表示を全て任せて、サイト運営者はコンテンツ作成に専念することも可能になっています。また、自動広告は設置済みの既存の広告ユニットと併用することもできます。そのため、試験的に自動広告を有効にして、収益向上効果があれば、本格的に自動広告を利用するというようなステップを踏むことも可能です。
AdSense 自動広告の収益パフォーマンスの確認方法
自動広告の設定画面にあるパフォーマンスレポートのアイコンをクリックすると、自動広告の収益パフォーマンスレポートが表示されます。
レポートには、自動広告を利用しているサイトの「自動テキスト広告および自動ディスプレイ広告」、「自動ネイティブ記事内広告」、「アンカー広告」、「モバイル全画面広告」の4種類で有効となっている広告フォーマットの各収益指標が表示されます。
上に紹介した方法によるレポートでは表示されない、アカウント別、インフィードや関連コンテンツの指標を確認する場合は、次の方法をご利用下さい。
インフィードや関連コンテンツを含む全ての自動広告の収益パフォーマンス指標の表示方法
パフォーマンスレポートのレポートタイプの右の部分(下の画像では「日別」)をクリックして表示されるドロップダウンリストの中から「広告の動作」を選ぶと、広告フォーマット別の収益指標が表示されます。(上のレポートから表示する場合は、フィルターをクリアして下さい。)
表示される広告フォーマットの中から自動広告の全フォーマットだけをフィルターすることもできます。以下の様に、現時点での自動広告全6種類のフォーマット別の指標が表示されます。
「広告の動作」のレポートを表示すると、画面上に
「広告の動作」レポートは「広告のフォーマット」レポートに置き換えられました。とのメッセージが表示されます。

AdSense 「広告の動作」レポートは、「広告のフォーマット」に置き換えになりました
「広告のフォーマット」での表示項目
パフォーマンスレポートのレポートタイプを「広告のフォーマット」を選択した場合は、以下の様な分類になります。基本的に分類の仕方は名前が異なるだけで、同じなのですが、「広告のフォーマット」の場合は、通常のマニュアル(手動)設置の広告が含まれます。1サイトのみ、または自動広告のみの運用の場合は、「広告の動作」と「広告のフォーマット」は同じになると思います。
サイト別に自動広告の収益パフォーマンスを確認する方法
複数のサイトで収益化を行っているアカウントで、サイト別に自動広告の収益パフォーマンスを見る場合は、以下の手順でサイト単位の自動広告の指標を表示することができます。
1. レポートタイプに「サイト」を選択します。
2. 表示されるサイト一覧の中から、サイトを選択します。
3. 選択したサイトの「日別」のパフォーマンス指標が表示されます。
4. レポートタイプに「広告の動作」を選択します。
サイト別に自動広告の収益パフォーマンスを見比べると、場合によっては、表示される広告フォーマットが大きく異なる場合があります。特に、「自動ネイティブ インフィード広告」はほとんど表示されない場合も少なくないのですが、意外と多く表示されるサイトもあります。
サイトごとの自動広告のパフォーマンス比較、分析を行ってみると、サイトにおける収益性の高い広告フォーマットの傾向などが把握できることもあると思います。
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