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AdSense 自動広告で記事内広告が多く表示される場合の対処について

AdSense 自動広告で記事内広告が多く表示される場合の対処について

AdSense の今後についての考察とサイト運営の近未来についての記事に、Twitterでコメントを頂きました。とても参考になるコメントだったので、紹介致します。

AdSense 自動広告の記事内広告が多く表示されることについて

AdSense 自動広告で記事内広告をご利用中だったり、ご利用になられたことがある方で、さんがつさんと同様に記事内広告が多く挿入されているとお感じになられた方は、少なからずいらっしゃると思います。特にモバイル端末でページを表示した時に、記事内広告が頻繁に表示されることがあります。

記事内広告の自動挿入頻度は一定ではない

自動広告をある程度の期間(例:6ヶ月以上)ご利用されている方は、自動広告で表示される広告が多い時と少ない時があることをご経験された方もいらっしゃると思います。自動広告で表示される広告の表示される数(率)は、時期やサイト、ページによって異なります。特に記事内広告は目に付くため、表示される数(率)が多いと、直ぐに気づくと思います。多いと思っていても、しばらく後(数週間、数カ月後)に見てみると、表示される頻度が下がったりすることもあります。

マシーンラーニングについて

自動広告は、マシーンラーニング(機械学習)と呼ばれる技術を使用しています。マシーンラーニングは、AIと呼ばれることもあります。一般には、AIと言う呼び名で普及しています。AI(Artificial Intelligence)は、日本語では人工知能です。言葉の定義にもよるのですが、AIと言うのは、機械が知能を持って、言葉を理解し、自分で考えたり、行動したりすることができることを意味します。(行動というのは、実際に動くと言うに限りません。現在の機械はプログラミングされていて、プログラムによって動作します。)

マシーンラーニングと言う機能は、統計データを元にプログラミングがベストと思われる選択肢を選んで動作したり、利用者に提供したりする機能です。例えば、日本語をローマ字でタイプしていると、漢字やひらがな、カタカタなどの変換語句が表示されます。候補の順番は、その端末を使用したユーザーの履歴を考慮して表示されます。良く選ばれる語句が上位に表示されるようになります。表示される順番は、ユーザーの履歴などを反映するため、端末(ユーザー)によって異なってきます。これは、比較的身近な機械学習の例です。Google Assistant や Amazon Alexa に質問した時に返ってくる返事も、統計データを元に最適と思われる答えを返しています。基本的にはキー入力した時に表示される候補語句が表示されるのと同様のアプローチです。

高度なマシーンラーニングは、AIと呼ぶと言う考え方もあります。これは言葉の定義なので、人や考え方によっても異なります。AIとマシーンラーニングについての定義の違いや人による呼び方の違いなどについては、以下の記事内でも取り上げております。ご興味があれば、ご覧下さい。

ブルームバーグのインタビューで明らかにされたGoogle RankBrainとは?

AdSense 自動広告はマシーンラーニングを使用

AdSense 自動広告は、マシーンラーニングを使用して、表示する広告フォーマットの選択や設置位置を決めて、ページ内に広告を表示しています。表示する広告の数や場所は常に同じではなく、随時、変更されることが多いです。(ある程度の規則性はありますが、変更もあります。)

特定のサイトやページ、ユーザーに対して、多く広告を出したり、広告表示を少なくしたりして、それに対する広告のクリック率やユーザーの反応などのデータをサンプリングして、マシーンラーニングによって最適と思われる広告表示を行っていると認識しています。

自動広告が表示されない。表示設定を有効にしているのに特定のフォーマット(例:記事内広告、インフィード広告、関連コンテンツなど)がほとんど表示されない。あるいは、全く表示されない。場合もあります。AdSense ヘルプフォーラムには、「自動広告が表示されない」というご質問も多く投稿されています。

自動広告が表示されない状況にあるサイト運営者がいる一方で、記事内に広告が多く表示される(されすぎる)と思われる方もいます。自動広告の表示はサイトやページによって異なることを示している例の一つです。

自動広告の表示アルゴリズムは随時更新・変更されている

検索エンジンのアルゴリズムと同様に、AdSenseのシステムは随時更新されています。最新技術を使用している自動広告の場合は、内部的にソフトウェアの更新なども頻繁に行われていると推測しています。ソフトウェア(アルゴリズム)がアップデートされると、表示される広告フォーマット、挿入位置、頻度なども変わる場合が多いです。

記事内広告の表示位置も随時変更されている

AdSense ヘルプページの説明なども、変更や追加を含む更新が随時行われています。以下は、この記事を作成している時点でのAdSense ヘルプの「自動広告について」ページに記載されている記事内広告の部分のスクリーンショットです。

AdSense 自動広告 ヘルプページ 記事内広告の説明部

ページの要素を自動的に分析して、十分な長さの記事を含むページ上の段落の間にのみ広告を表します。

「ページ上」というのが、「ページの上」または、「ページ上部」なのか確認したかったので、原文を見てみました。

英語では、”We analyze the elements of your page to make sure that these ads only appear between large blocks of text on pages with sufficiently long articles.”  となっています。

英語の文を訳すと、ページの要素を分析して、十分な長さがある記事内の大きなテキストブロック(段落)の間にのみ広告を表示します。基本的には同じですが、「ページの上」であることが確認できました。

上記の様な説明・記述も自動広告導入当初(2018年春頃)と比べて、変更・追記されています。

自動広告導入初期は、記事内広告はblockquoteタグで囲った引用部内に表示されたりもしていましたが、その様なユーザーが見て違和感を感じるような唐突な記事内の広告挿入は減ってきています。また、初期の頃は長い段落(<p> タグで構成された段落)の間に表示されることが多く、小見出しの上(h2やh3タグ)に表示されることはなかったのですが、最近は小見出しの上にも自動広告が表示されることがあります。

AdSense 自動広告の記事内広告が多く表示される場合の対処

スマートフォンでページを確認すると、自動広告の記事内広告が多く表示されると思われる場合は、AdSenseのパフォーマンスレポートで実際の指標をご確認されることをお勧め致します。

パフォーマンスレポートの確認方法

複数のサイトでAdSenseをご利用されている場合は、サイト別に指標を見る方がより細かく的確なデータを確認することができるのでお勧めです。AdSenseアカウントのメニューからパフォーマンスレポートをクリックします。レポートタイプの右にある「日別」の部分をクリックして表示されるドロップダウンリストから「サイト」を選ぶとサイト別のパフォーマンス指標が表示されます。

AdSense パフォーマンスレポートタイプの選択メニュー

表示されているサイトの中から、自動広告の表示頻度を調べるサイトを選びます。(ドメインをクリックします。)

モバイルで特に記事内広告が多く表示されていると思う場合は、さらに端末をモバイルのみにして確認します。フィルターの右に表示される「+ 追加」をクリックして、「プラットフォーム」を選択し、表示される選択項目のハイエンドモバイル端末右のボックスにチェックを入れ「適用」ボタンを押します。

ハイエンドモバイル端末のボックスにチェックを入れます

選択したサイトのモバイル端末のパフォーマンス指標が日別に表示されます。フィルターの右の欄内にある「+ 追加」をクリックして、「広告の動作」を選ぶと、広告フォーマットの項目が表示されます。スクロールダウンして、自動ネイティブ記事内広告のボックスにチェックを入れ、適用を押します。フィルターの設定小ウィンドウでネイティブ記事内広告にチェックを入れます。上の手順を踏むと、選択したサイトのモバイル端末での自動記事内広告のパフォーマンス指標が確認することができます。

指標の分析

記事内広告の表示回数と一つ前の手順で表示されるレポートのモバイル端末でのページビュー数を見比べます。ページビュー数に比べて表示回数が大幅に多くなければ、実際にはそれほど多く表示されていないことになります。

ページビュー数に対してモバイルでの自動記事内広告の表示回数が多い場合は、表示期間を過去1ヶ月などにして、より長い期間での指標をご確認下さい。

1ヶ月以上の期間で見ても、モバイルでの自動記事内広告の表示回数が多く、実際にページを表示してみた時に記事内に広告が多く、ユーザーが煩わしく感じる可能性があると思われる場合は、自動広告の記事内広告表示をオフにするのも選択肢の一つです。

記事内自動広告の表示をオフにする方法は、以下の記事内の「AdSense 自動広告の設定方法」をご参照下さい。以下のボタンを押すと、該当部が表示されます。

AdSense 自動広告詳細ガイド:特徴、設定方法、収益効果

記事内広告の収益パフォーマンスが低い場合

AdSenseのパフォーマンスレポートを見て、記事内広告の収益パフォーマンスが低い場合、記事内広告の表示を止めるのも一つの選択肢です。しかし、広告ユニットのパフォーマンスは、状況によって変化する場合があります。さらに、自動広告の技術は進化しています。

短期(例えば、過去3ヶ月)の収益が低くても、将来、収益性が高まる可能性はあります。ユーザーエクスペリエンスを阻害する可能性がそれほど高くないのであれば、様子をみるのも一案です。

判断はサイト運営者(AdSense利用者)しだいになりますが、自動広告は今後さらに進化していきます。多少不満はあっても、広告表示はAdSenseのシステムに任せて、パブリッシャーは魅力ある記事を作成することに専念することで、中長期的にサイトを成長させることに繋がる可能性が高まります。

後書き

冒頭のツイートでコメントを下さったさんがつさんは、最近、AdSense ヘルプフォーラムにもご参加されています。質問者の方の気持ちや考えなどに配慮しながら、適切で参考になり、なおかつ思いやりの感じられる返答を投稿していらっしゃる方です。さんがつさん、貴重なコメントありがとうございました。

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