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気付かずにウェブマスターガイドラインに違反しがちな手法:誘導ページとは?

気付かずにウェブマスターガイドラインに違反しがちな手法:誘導ページとは?

ウェッブマスターガイドラインで禁じている手法について各々具体的な手法が箇条書きでヘルプページに記載されています。それらの手法はそれぞれリンクが貼られ、リンク先のページに詳しい説明ががあります。さらに、”Webspam Content Violation”(ウェブスパムのコンテント違反)と言うタイトルの YouTubeビデオを、ヘルプページに埋め込んでいます。

ビデオの中で、ウェッブマスターガイドラインのキーポイントとして3つの違反行為について紹介しています。

  • シンジケートされたコンテンツ
  • アフィリエイト
  • 誘導ページ(Doorway page)

シンジケート コンテンツとアフィリエイト

以下、シンジケート コンテンツとアフィリエイトについてのビデオの説明を訳したものです。

シンジケートされたコンテンツというのは、他のサイトからコンテンツをコピーしてサイトに掲載することです。あるサイトは、トピックに合わせたコンテントを他のサイトからコピーして掲載しています。しかし、その様なサイトは価値ある情報を提供していません。また、あるサイトは関連性のないコンテンツをランダムに集めて、トラフィックを増やそうとするようなことを行なっています。質の高いコンテントをスクレープ(コピペ)しても、ユーザーに付加価値を提供しません。

同様にあなたのサイトがアフィリエイトプログラムに参加している場合、訪問するユーザーに対してサイトが付加価値を提供することが求められます。質の高いアフィリエイトサイトの例として、自転車のブログでオリジナルの評価とコメントを加えたりすることです。質の低いアフィリエイトサイトの例としては、自転車のブログでコピーしただけの商品説明にアフィリエイトの記述(広告やリンク)をいれているようなサイトです。

(説明訳終わり)

上記2つに関しては、一般常識として考えても、他のサイトからコピーしたコンテンツを使用することは良くないことだと分かります。基本的なガイドラインとしては、オリジナルで質の高い価値あるコンテンツをユーザーに提供することです。

備考:
シンジケート コンテントは、スクレープド コンテント(日本語では無断複製されたコンテンツ)とも言います。

誘導ページ(Doorway pages)

誘導ページは、英語では”Doorway pages”と呼ばれています。異なる入り口のドアを開けて中に入ると同じ建物や同じ部屋に行くことになるようなこと(入り口はたくさんあっても、中に入ると同じ部屋に行くようになっていること)から名付けられたと思われます。

ウェッブマスターガイドラインで禁じている誘導ページ

誘導ページは、その名の通り特定のサイトやページへの誘導を目的としたページのことです。

Search Console ヘルプの誘導ページ(Doorway page) の説明を以下に引用します。

誘導ページは、特定の検索キーワードで検索結果の上位に表示されることを目的に作成されたサイトまたはページです。誘導ページにより、類似する複数のページが検索結果ページに表示され、どの検索結果からも同じ内容のサイトやページにユーザーが誘導されるため、ユーザーの利便性が妨げられることになります。

上記説明では「特定の検索キーワードで検索結果の上位に表示されることを目的に作成されたサイトまたはページ」となっていますが、重要なポイントは特定の(通常はメインの)サイトやページに誘導することが目的のサイトやページであれば、誘導ページに該当する可能性があるということです。

あるキーワードで表示されることを意図としてページを作成し、そのページにメインサイトやページへのリンクを貼って誘導する手法です。「サイト内の有用なコンテンツや関連性の高いコンテンツにユーザーを誘導することを目的としたページ」も誘導ページとなります。

無料ブログなどで複数のブログサイトを作成し、メインサイトへリンクを貼って集客するような手法も、誘導ページと判定される可能性があるのでご注意下さい。特にリンクを貼っているサイトのコンテンツが貧弱な場合は、誘導目的とみなされるリスクがあります。

自分のサイトの中で特に魅力があるページにユーザーを誘導したいと考えて、運営する他のサイトなどに簡単な紹介ページなどを作成してリンクを貼ることなども注意が必要です。誘導ページと判定されなくても、品質の低いサイトやコンテンツからのリンクは、サイトの評価を高めることには繋がりません。内容が薄いサイトの場合は、メインサイトへリンクを貼ることはプラスよりもマイナス要素が多いため避けるべきです。

備考/注意事項: メインサイトへリンクを貼ることが問題なわけではありません

ページやサイトにオリジナルで価値ある十分なボリュームのコンテントがあって、その中にメインサイトやページへのリンクが貼られている場合は、問題はありません。メインサイトへのリンクが貼ってあっても、サイトやページを訪問した人が満足できるような魅力あるコンテンツがあれば大丈夫です。

AMP ティーザーページも誘導ページの一種?

Googleは、AMP ページのコンテンツを正規ページのコンテンツと同等にすることを義務付けるポリシー変更を、2017年11月に発表しました。このポリシー変更の目的は、AMPでティーザーページを作成してメインページへ誘導する様な手法を取り締まることが目的です。

AMP で限定した内容のページを作成して、そこからメインページへのリンクを貼って誘導する手法は、誘導ページの一種と考えることもできます。

各サイトや各ページの内容が独立し充実した内容となっていることが重要

ユーザーが満足できるような十分な内容を各々のページが備えている様にすることが重要だと思います。個々のページのコンテンツが価値あるもので充実していれば、リンクを貼った場合でも相乗効果が得られる可能性も高まります。

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