
Googleは、Google 広告のテキストとディスプレイ広告のデザイン変更を発表しました。テキスト広告は、単にテキストだけではなく、ロゴを追加する機能が追加されました。ロゴが追加されることで、視覚的なインパクトも加わり、広告効果を高め、ブランディングの強化などに寄与する可能性が高まります。
テキスト広告
テキスト広告では、さらに新しいフォントとラウンド形状のコールトゥアクション ボタンも追加されました。これらの変更の導入に当たり、メインとアクセントのカスタムカラー設定も新たにできるようになりました。ロゴの色使いに併せて広告の色も調整できることで、ブランディングなどに併せたイメージカラーを演出したりもできます。
ロゴとコールトゥアクション ボタンが追加されると、テキスト広告でも視覚的なアピール度がかなり高まります。また、下部に薄いグレーのアクセントカラーがあることで、視覚的な印象はさらに向上します。
ディスプレイ広告
レスポンシブデザインのディスプレイ広告は、マシーンラーニング(機械学習)を使用して、Google Adsに提供されたイメージから色を抽出し、広告サイズに合致したフルデザインの広告画像のレイアウトを作成します。広告全体の色調とコントラストをもたせて視覚的にアピールできるように、テキストの色と広告のボタンは、全てカスタマイズが可能です。(フルカスタマイズされます。)
ディスプレイ広告でも下部のタイトル、ロゴ、メッセージ、ボタンがバランス良く配列されています。ロゴ、テキスト、ボタンの色は、広告全体の色調と調和とアクセントがバランスをとって、まとめられています。
今回のテキストとディスプレイ広告の新デザイン機能の発表についての考察
テキスト広告にロゴとCTA(コールトゥアクション)ボタンが加わると、広告効果は高まる可能性が高いです。ちょっとしたデザインのリファインメントでも、大きな効果が得られることがあります。今回の新デザイン機能追加は、画期的なものだと思います。
Google広告ではロゴ画像をアップロードすることを推奨
Google 広告のレスポンシブ ディスプレイ広告では、全てのフォーマットに最適なロゴを対応できるように、最大5つのサイズのロゴをアップロードすることを推奨しています。ロゴは、スクウェア(正方形)で128 x 128 ピクセルかそれ以上が求められます。スクエアのロゴの推奨サイズは、1200 x1200です。加えて、ランドスケープ(横長長方形 4:1)のロゴ、512 x 128かそれ以上(推奨サイズは1200 x 300)もアップロードすることを勧めいています。全てのロゴはトランスペアレント(背景は透明)で中央に寄せていることが推奨されます。ファイルサイズのリミットは5MBです。
詳しくは以下の記事をご参照下さい。
レスポンシブ ディスプレイ広告を作成する – Google 広告ヘルプ
高まるロゴの重要性
本記事で添付しているGoogle 広告のサンプル画像を見ても、ロゴの視覚的に与える影響がかなり高いと思います。ロゴはブランディングの重要な役目を持ちます。ロゴは、SNSのアカウントなどに使用することも普及してきています。さらに、検索結果に表示されることもあります。
上の画像は、モバイル端末での検索結果のページです。上はブロギングライフのPinterest、下はTwitterのプロフィールページにロゴが加えられて表示されています。
今回のGoogleの発表記事とサンプル広告画像を見て、ロゴの色の選択も重要だと思いました。当初、ロゴの色使いによって、効果が高い場合と低い場合ができそうだと思ったのですが、広告のアクセントカラーも選択できるようになっているとのことで、行き届いているなと思いました。ロゴのカラーに適したアクセントカラー選べることも、広告収益やブランディングにおいて、重要な機能だと思います。
Google 広告において、ロゴの果たす役割、重要度は今後、さらに高まっていくと予想しています。
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