ブロギングライフ

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Google モバイルファーストからAIファーストへ

Google モバイルファーストからAIファーストへ

「モバイルファーストからAI ファーストへ」の言葉を初めて目にしたのは、2017年5月のGoogle I/O でのGoogle CEO Sundar Pichai 氏のキーノートスピーチのライブストリーミングでした。実はPichai氏のスピーチを見たのも、その時が初めてでした。GoogleのCEOが創業者のSergey Brin氏からインド人に変わったことは知っていましたが、どんな人物なのだろうとちらりと思った程度で、それ以上の興味はありませんでした。

Google I/O のライブストリーミングのキーノートスピーチを見て、大きな衝撃を受けました。こんなスマートでビジョナリーな人物がGoogleのCEOになったんだ!と感慨深い気持ちになりました。

Pichai氏は、オープニングで7つのもっとも重要なプロダクトとプラットフォームのステータスについて話した後、昨年のGoogle I/Oで話をした重要なシフト、「モバイルファーストからAIファーストへ」のアプローチについての説明を始めます。

Google I/O 2017 Pichai氏 キーノートスピーチ モバイルファーストからAIファーストへ

「モバイルによって、我々が取り組んでいた全てのことについて再考させられました。我々は、ユーザーとのインターアクションモデルが根本的に変わったことを理解してマルチタッチ、ロケーション、アイデンティティ、ペイメントなどに取り組む必要がありました。 」

「同様に我々は今、AIファーストワールドの元、全ての製品について、どのようにしてマシーンラーニング、AIを適用し問題を解決するか再考しています。我々は現在全てのプロダクト一つ一つに適用して行っています。」と言って、「今、検索を行ったら、マシーンラーニングが適用されています。」と語っています。

以下に埋め込んでいるYouTubeは、2017年のGoogle I/O のオープニングでPichai氏が登場したところから再生が始まります。モバイルファーストからAIファーストの話は、6分45秒位からになります。是非、Pichai氏のキーノートスピーチをご覧下さい。(キーノートスピーチ後も見所はたくさんあります。)

Google AIファーストについて

モバイルの時もそうでしたが、突然、方向性を変えてモバイル中心に取り組みを変更したということではなく、それまで取り組んでいたことを、さらにモバイルに踏み込んで適用するように注力を注ぐ全社的な取り組みを行ったと認識しています。

Googleは、これまでも様々な分野で自動化を推進し、取り組んできていました。AIファーストも、モバイルの時と同様にこれまで取り組んできたことをさらに踏み込んで、AIを適用する全社的な方向性を昨年から打ち出して、取り組んでいるということだと思います。

Pichai氏のキーノートスピーチを見て、これからのGoogleは本当に目が離せないなと思いました。直ぐに目に見えた変化が起きるわけではないですが、モバイルの普及によって、人々の普段の生活や環境も大きく変化しました。AIによる社会や暮らしへの影響、変化もかなり大きなものになると考えています。

そしてGoogleの取組は様々なところで行われ、既に変化の兆候も見えてきています。

AIファーストの導入、変化

Pichai氏はAIファーストは、Googleの全てのプロダクトに適用していると語り、検索での取り組みについても言及しています。検索エンジンのアルゴリズム自体は既に非常に高度なものになっています。検索ランキングに使用するソース(情報ソース)は、200以上あることをGoogleは明らかにしています。アルゴリズムの一部で、AI/マシーンラーニングを適用していると言う話は数年前から、公開されていました。

2015年10月26日にBloombergのインタビューで、GoogleはRankBrainと呼ばれるマシーンラーニングについての話が、一般に公開されました。インタビューでは、Googleが検索に使用している数百のランキングシグナルの一つであるRankBrainは、AIを使用しているとことが特徴であると説明しています。また、数百人の研究者がAIに携わっていると述べています。(追記:このブルームバーグのインタビューの内容を訳して紹介した記事 [fa class=”fa-link”]を投稿しました。)

ブルームバーグのインタビューでは、マシーンラーニングと説明していますが、Pichai氏のキーノートのプレゼンテーションのAI ファーストのプロジェクトにもRankBrain の名前は登場しています。マシーンラーニングよりAIの方が一般に受け入れやすいため、AIと言う言葉をあえて使うことが多くなっています。

検索ランキングのプロセスへの導入

2017年9月トロントで開催されたThink Auto 2017で、Google Brainのヘッドの方が検索のアルゴリズムにAIを導入していることを明らかにしたとのツイートが投稿されました。


ツイートを投稿したMike Killinskiさんが録音した箇所を聞いてみました。長年積み重ねてきた検索とその最適な結果の関係についての様々な情報を総合して判断するプロセスに、新たにマシーンラーニングを取り入れたことなどについて語っています。ランキングソースではなく、プロセスと言っているところが注目です。検索ランキングのコアに近い部分にもAIを導入しつつある可能性があります。または、ランキングソースの1つの大きな要素かもしれません。ランクブレイン(RankBrain)については、2015年に発表済みのため、RankBrainのことではないと思います。または、ランクブレインのアルゴリズム適用機能拡張などの可能性もあります。

注意事項: 本記事で書いていることは多くの推測を含んでいます。実際に行われている具体的な取り組みや詳細は不明です。

AdSense 審査の全自動化もAI導入によるもの?

2017年8月にAdSense ヘルプページの審査プロセスの説明が変更になり、「自動的に審査」と言う言葉が加えられていることから、AdSense審査も全自動化されたと考えられることについて、本サイトに記事を投稿しました。

AdSenseの審査プロセスも、既に殆どの部分は自動化されていました。(英語のAdSense フォーラムでエキスパート(Top Contributor)が過去にコメントしています。)審査プロセスにAI、マシーンラーニングを取り入れることは非常に妥当なアプローチです。昨年、今年のGoogle I/Oのキーノートスピーチを見た後で考えてみると、ほぼそうなっていても不思議ではないと思っています。むしろマシーンラーニングを導入していない方が、不思議な位です。

アメリカでのAdSense サポートの変更もAI導入か?

2017年7月頃からアメリカでのAdSense サポート体制が大幅に変更されたことについて、関連サイト、”ブロギングライフ BB”に投稿しています。アメリカでのAdSenseのサポートは、2017年6月以前と比べて、本当に大きく変わってしまいました。

どうしてなのだろう?と思っていたのですが、AI導入を推進、適用する全社的な方針であれば、AdSenseサポートにAIを導入するのは妥当で自然な流れだと思います。

AIファーストの今後に注目

Google I/O 2017のキーノートスピーチを見た時は、話の内容などに気持ちが集中していて、(正直、感動に近いものがありました)凄いな、これからのGoogleは目が離せないと思っていましたが、上に挙げたGoogle AdSenseの最近の変化と結びつけて考えてはいませんでした。考えてみると、AIファーストとの関連性が強く考えられ、AI導入による変化と考えると非常に納得できます。

検索ランキングのプロセスにも変化が表れてくるのではないかと考えています。分野によっては殆ど変わらないところもあると思います。その一方で、特定の分野などでは大きな変化があるかもしれません。

AIファーストになってもSEOの基本は変わらないと思っています。しかし、その一方でAIファーストによって検索にどの様な影響があるのかというような点は、とても興味を持っています。今後に注目しています。

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