
これまでSearch Consoleでは、プロトコル(http または https)、サブドメイン、パス(ディレクトリ)単位でプロパティとして登録し、プロパティごとにデータを利用する形式を採用していました。2019年2月27日に、Google Webmaster 公式ブログ(英語)は、Search Consoleにおいて、ドメイン単位でデータを管理する「ドメイン プロパティ」を発表しました。
今回発表されたドメインプロパティでは、トップドメイン(またはサブドメイン)以下のサブドメインを含む全てのURLを一括してデータを取りまとめて表示します。プロトコルも、http、httpsをまとめて一つのドメインプロパティとして取り扱います。
ドメインプロパティを使用することにより、モバイル用のサブドメイン(m.example.com)を利用していたり、httpsに移行しても、サイトのデータをSearch Consoleでまとめて見ることができるようになりました。
目次 - Table of Contents
Search Console 登録プロパティの種類
今回発表されたドメインプロパティによって、Search Consoleに登録する際に、ドメインプロパティ、またはURL プレフィックスのどちらかのプロパティタイプを選択して登録する手順が加わりました。
ドメインとURL プレフィックスのどちらを選ぶ?
ドメインプロパティは、サブドメインを含むトップドメイン以下のサイトをまとめて一つのプロパティとして取り扱います。httpとhttpsもまとめてと一つのプロパティとして扱われます。ウェブマスター公式ブログには、これからはドメインプロパティが登録可能な場合は、ドメインプロパティを利用することを推奨すると記載されています。
URL プレフィックスは、従来からあるSearch Consoleのプロパティ登録方法で、プロトコル、サブドメイン、パスなどを分けて登録し、管理することができます。サブドメインやディレクトリーに異なる内容を取り扱うサイトを運営していたり、ホームページとブログを分けてSearch Consoleで見たい場合などには、URL プレフィックスが適しています。
URL プレフィックスを使用して複数のプロパティをSearch Consoleに登録していても、ドメイン単位で一括して検索のパフォーマンスを見たり、インデックスステータスなどを確認したりしたい場合もあります。その場合には、ドメインプロパティを追加登録します。(旧Search Consoleでは、プロパティをまとめて取り扱うプロパティセットの機能が提供されていましたが、新Search Consoleではプロパティセットのサポートは行われません。プロパティセットは、2019年3月末で廃止されます。)
これまでに登録したプロパティで、所有権の確認にDNSレコードを使用している場合は(日本では一般的ではありません)、新しいドメインプロパティが自動的に作成されます。
Search Console プロパティの追加登録方法
初めてSearch Consoleにサイトを登録する場合は、このステップはなく、次からになります。
既にSearch Consoleをご利用中の場合:Search Consoleの左上に表示されるプロパティ選択部(画面赤枠部)をクリックします。
プロパティプルダウンリストが表示されます。リストの下部の「プロパティを追加」を選択します。
プロパティ タイプの選択
ドメインとURL プレフィックスの選択肢が表示されます。追加するプロパティの種類を選びます。選んだ方の入力欄にURLを入力して、「続行」ボタンを押します。
URL プレフィックスの登録
ドメインプロパティを選んだ場合は、スキップして下さい。
https:// または http:// からURLを入力します。入力するプロパティのURLは、ブラウザーのアドレスバーに表示(入力される)ものと全く同じ様に入力します。画像は、サブドメインのURLの入力例です。
URL プレフィックス プロパティの登録確認方法
URL プレフィックスの確認は、以下の方法の中から一つ選んで行います。
- HTML ファイルをアップロード
- HTMLメタタグを<head>タグ内に設定
- Google アナリティクストラッキングコードを使用
- Google タグマネージャー のスニペットを使用
- DNSレコードで確認
プロパティの所有権の確認方法の詳細は、Search Console ヘルプをご参照下さい。
ドメイン プロパティの登録
ドメインプロパティを選んだ場合は、https:// や http:// などは付けずにドメイン名を入力します。
example.com を入力した場合には、以下の様なURLが全て対象になります。
- http://example.com
- https://example.com
- http://subudomain.example.com
- https://subudomain.example.com
- http://example.com/path
- https://example.com/path
subdomain.example.com を入力した場合には、以下の様なURLが含まれます。
- http://subdomain.example.com
- https://subdomain.example.com
- http://blog.subudomain.example.com
- https://blog.subudomain.example.com
- http://subdomain.example.com/path
- https://subdomain.example.com/path
ドメイン プロパティの確認
ドメインプロパティの所有権の確認は、DNSレコードを使用します。DNSレコードによる設定を行っていない場合は、下の小見出しのセクション「DNSレコードによるドメインプロパティの確認設定方法」をご覧下さい。
既にDNSレコードを使用してURL プレフィックスが確認されている場合は、ドメインプロパティを入力して「続行」ボタンを押すと、小ウィンドウが開かれ「所有権を自動確認しました」と表示されます。
上のメッセージに記載されているように、確認状態を維持するために、設定から「所有権の確認」をチェックして、DNSレコードで確認が行われているか確かめることをお勧め致します。
Search Consoleの左のメニューから、「設定」を選び「所有権の確認」の部分をクリックすると、確認方法が表示されます。使用した確認方法のところに「ドメイン名プロバイダー」と記載されている場合は、DNSレコードによって確認されていることを示しています。
ドメインプロパティ登録確認完了した場合
ドメインプロパティの登録が確認された場合、ウェルカムメッセージが表示されます。
Search Consoleのプロパティ選択部をクリックして表示されるドロップダウン リストの中に、ドメイン名の下に「ドメイン プロパティ」表記が加えられて表示されます。
ドメインプロパティの登録後、DNSレコードの確認設定が必要な場合もあります。
DNSレコードによるドメインプロパティ確認設定方法
DNSレコードの設定は、使用しているDNSプロバイダーによって設定方法が異なります。(基本的な設定方法は同じですが、UIなどが異なります。)
エックスサーバー
エックスサーバーでのドメインプロパティ所有権確認用 DNSレコード 設定方法
mixhost
mixhost でのドメインプロパティ所有権確認用 DNSレコード設定方法
Google Domains
Google Domainsでの所有権確認用のDNS レコード設定方法
確認ができない
はじめまして。コメントありがとうございます。
「確認ができない」とおっしゃるのは、具体的にどの様な状況なのでしょうか? プロパティの設定ができないために確認ができないということでしょうか? プロパティの設定は、URL プレフィックス プロパティとドメインプロパティに大別されます。認証の方法は、DNSを使用する場合は共通ですが、前者の場合はその他の認証方法も各種あります。
それともプロパティの登録はしたが、確認でエラーになるために確認ができないということでしょうか?
一言で「確認できない」と言っても、様々な状況が考えられます。対処法もそれぞれ異なります。
具体的に状況をお書き頂ければ、それに対して具体的に返答致します。
Search Consoleのプロパティの登録方法が分からない。何らかの理由で確認ができない。確認できませんとのメッセージが表示されるなどの場合は、ウェブマスターフォーラムをご利用になると、解決策が見つかるかもしれません。
Google ウェブマスターフォーラム
はじめまして。
無料のはてなブログでブログを開設しました。
ドメインでもURLプレフィクスでも所有権が確認できないとエラーが返ってきます。
手詰まりの状態です。
はじめまして。
無料のはてなブログの場合、ドメインははてなのサブドメインとなるため(サイト側でドメイン・DNSの設定を行わないため)、DNSによる認証は対象外となります。ドメインプロパティは、DNSの認証のみなので、はてなのサブドメインの場合は、URLプレフィックスで認証を行います。Search Consoleのヘルプページには、URLプレフィックスの認証方法として以下の方法が記載されています。
– HTML ファイルをアップロード
– HTML タグ
– DNS レコード
– Google アナリティクス トラッキングコード
– Google タグマネージャー コンテナスニペット
– Google サイト
– Blogger
はてなブログのサブドメインの場合は、上記の方法の内、HTMLタグ、アナリティクストラッキングコード、タグマネージャーコンテナスニペットのどれかが選択肢となります。
HTMLタグの設定が比較的シンプルで、設定しやすいと思います。
設定方法は、以下のページの「確認方法の詳細」内のHTMLタグの部分をご覧下さい。
サイトの所有権を確認する – Search Console ヘルプ
はじめまして。
水野と申します。
質問があります。
新サーチコンソールになってから
旧式で実行していた機能との差異があり、
困っております。
以前は旧式サチコにて
プロパティのところから
https://example.com (正規URL)
https://www.example.com
http://example.com
http://www.example.com
という形で4つのURLを登録した後に、
メインで使用するサイトを1つだけ指定する事で、
SEO的な効果が分散されるのを防げる
役割がありました。
今回も同じ様にやりたいのですが、
どの手順を踏めばいいのかが不明でした。
文章から察するに
URLプレフィックス(枝葉としての意味合いがある設定)ではなく、
★ドメインプロパティ(全体をまとめた意味合いがある設定)の方で
登録したいメインのURL(例:https://example.com (正規URL))を設定すると
そのまま上記URL(例:https://example.com (正規URL))「だけが」
メインとなる形でしょうか?
それとも、以下のように4つのURLが自動で生成、保存される形でしょうか?
https://example.com (正規URL)
https://www.example.com
http://example.com
http://www.example.com
もし自動生成されるのであれば、
SEO効果は分散する事になると思うのですが、
分散しない様に1つだけメインサイトとして指定したい場合、
どのような手順を踏めばいいのでしょうか?
それとも、枝葉としての意味合いがある
URLプレフィックスで最初から
メインのサイトURLを設定するといいのでしょうか?
旧式サチコでブログ運営後、新規ブログ立ち上げの時には
新サチコに変わっており、仕様が何もかも変わり、
昔やってた作業が現在、どの作業に該当するのか
分からなく、質問させて頂きました。
お忙しい中大変申し訳無いですが、
どこを探しても旧式サチコで実行していた事を
新サチコでどのようにやればいいのか?
比較してるところがなく、
ご連絡いたしました。
ご教示頂けたら幸いでございます。
よろしくお願い申し上げます
m(_ _)m
はじめまして。コメントありがとうございます。
まず先に旧Search Consoleとの違いについて、返答致します。旧Search Consoleでは、www無しと付きのどちらかを希望する設定がありました。この設定機能は廃止となりました。
Bye Bye Preferred Domain setting
旧Search Consoleでは、このwww付きと無しのどちらかを選んで、検索エンジンに伝える機能があったために、お書きになられたように、この機能によって4種類(www付きと無し、それぞれhttpとhttps)の中から一つを選ぶことができて、その選択に合わせて検索エンジンが対応する様な印象を持たれる場合があったと思います。
しかし、これら4種類のURLに対しては、リダイレクトを行って、一つにまとめるのが基本です。また、正規URLの設定は、canonicalタグを使うことで、検索エンジンのクローラーに直接伝えることができます。
上で添付したwww付き無しの希望選択設定を廃止したことの発表記事には、以下の4種類のオプションが利用可能であると記載されています。
詳しくは、Search Console ヘルプの重複したURLを統合するに説明が詳しく記載されています。
Search Consoleは、インデックスや検索パフォーマンスなどの状況や指標を確認するツールです。検索エンジンに対して、希望する正規URLを伝えるのは、Search Consoleではなく上のオプションを使用して行います。これは従来からそうだったのですが、Search Consoleにもwww付きと無しの希望が設定できたために認知されていなかったかもしれません。
今回のご質問は、これまでに運用していたサイトに新たにドメインプロパティを追加することについてでしょうか?それとも、新たにSearch Consoleにサイトを登録するにあたって、旧Search Consoleとやり方が異なるところがあるため、手順が不明なところがあるということでしょうか?
後者の可能性が高いように思いますので、まずは、後者の場合について返答致します。
「自動生成される」とおっしゃるのはプロパティのことでしょうか? URLを生成するような機能は、Search Consoleにはありません。プロパティは、Search Consoleに登録することです。プロパティとは、「所有する物」、「財産・資産」と言う意味で、ここでの場合は、サイトのことです。上のような4つのURLが作成されるのは、DNSの設定などドメインの設定やプロトコル(httpsかhttp)
によるものです。
旧Search Consoleの場合は、4種類のプロパティをそれぞれ登録して、www付きかwww無しのどちらかを希望として選ぶ方法を取られてきたことと思います。新Search Consoleでは、www付きか無しのどちらかをSearch Consoldeの方で希望として選ぶのではなく、4種類のURLの中の一つ、https化しているのであれば、www付きかwwwなしのどちらかに、上で紹介した方法で統一させます。その作業はサイト運営者が行います。
ドメインプロパティは、2019年3月から導入された新しいプロパティ登録と管理の方法です。これまでのURLプリフェックスでは、それぞれ異なるプロパティとして、インデックスやパフォーマンスの確認をする必要がありました(統一されていれば、一つのプロパティを見れば基本的には大丈夫ですが、httpからhttpsに変更した場合などは、インデックスや検索が移行しているかの経過をモニターする上では、両方のプロパティのレポートを確認する必要がありました。)。ドメインプロパティでは、4種類のURLプリフェックスのプロパティを一括して、インデックスやレポートを確認することができます。
Search Consoleは、基本的には検索のインデックスやパフォーマンス、その他検索関連の機能のステータスを確認するためのツールです。検索エンジンのアルゴリズムに伝えるのは、サイト側のマークアップなどの設定で行います。
ご参考になれば幸いです。
ご不明な点などがございましたら、お気軽におっしゃって下さい。
初めての作業で分からない事ばかりだったので、様々なサイトをさまよっていましたが、こちらのサイトで無事に設定することが出来ました!
とても分かりやすくて、スムーズに作業が出来ました。
本当にありがとうございます。
コメントする事は滅多にないのですが、どうしてもお礼を伝えたくコメントしました(笑)
記事が参考になったとのこと、ご連絡ありがとうございます!無事にSearch Consoleの設定ができてよかったですね!
ホームページを拝見させていただきました。
http://www.○○○(サブドメイン).hi-ho.ne.jp/○○○(ID)/
URLは、上記のようになっています。
所有権の確認「HTML ファイル」の方法は、ダウンロードしたhtmlファイルをトップページ(index.htm)と同じフォルダにアップロードすれば良いだけでしょうか?そのようにしても『所有権を確認できませんでした』「エラーの理由:確認ファイルのコンテンツが正しくありません。こちらからダウンロードした確認ファイルを使用してください。」となってしまいます。
所有権の確認「HTML タグ」の方法は、フレームを使用したページの場合は、フレームのhtmlにタグを記入しれば良いのでしょうか?そうしても『所有権を確認できませんでした』「エラーの理由:確認メタタグが見つかりませんでした。」となってしまいます。
その他の「所有権の確認」の方法は、今のところ難しくてわかりません。
その次には、どの方法が簡単でしょうか?
はじめまして。
「HTMLファイルをアップロード」して所有権を確認する場合は、Search ConsoleのURL プレフィックスで入力したURLと同じ所にファイルをアップロードする必要があります。
例えば、(http://)www.subdomain.example.com/id123 の場合には、その場所にファイルをアップロードします。id123がディレクトリー(フォルダー)の場合で、その下にindex.htmlがある場合( (http://)www.example.com/id123/index.html )は、index.htmlがある場所と同じ所(id123の下)にファイルをアップロードします。(その場合は、Search Consoleに入力するURLは、www.subdomain.example.com/id123/ トレーリングスラッシュを加えて入力します。)
「HTMLタグ」による確認の場合は、Search ConsoleのURLプレフィックスで入力したURLで表示されるページの
タグ内にタグを設置します。「フレームのhtmlにタグを記入する」とおっしゃる機能がどのようなものか不明ですが、その機能を使うとタグ内にコードが挿入されるのかそうでないかが重要です。前者であれば、基本的に認証されますし、後者であれば認証されることはありません。URLプレフィックスの認証で比較的容易なものは、アナリティクスのトラッキングコードを使用する方法です。ご利用になられているCMSによっては、アナリティクスのコードの設置機能を備えている場合があるので、その機能を使用してアナリティクスを設置して、Search Consoleのプロパティの認証を行うことができます。CMSに専用のアナリティクスのコードの設置機能がない場合、アナリティクスのトラッキングコードの設置は、メタタグの設置と基本的には同じです。(どちらも難易度は同程度です。)
WordPressをご利用の場合は、Site Kitを使用すると設定時に認証も行ってくれるので、特にユーザー側で認証用の作業する必要がないため簡単に設定できます。
お返事ありがとうございます。
トップページを「index.htm」としていたのですが 「index.html」に変更したら、「HTML タグ」の方法で出来ました。
「HTML ファイル」の方法では、まだ出来ません。アップロードしたファイルの「アクセス権の変更」というのをする必要があるのでしょうか?644になっていますが。アップロードする場所は間違えていないと思います。
とりあえず出来たので良かったです。ありがとうございました。
こちらのページの主旨とは、ズレてしまっているかもしれませんが、「meta name=”keywords”」を使用してキーワードを記入してあるのですが、設定しても意味ないのでしょうか?それとも、いずれ意味をなしてくるのでしょうか? タイトルでは、検索されます。
お返事、更新情報のご連絡、ありがとうございます。
プロパティを登録する際のサイトの所有権の認証は、一つの方法でできれば、それで完了です。他の方法で行う必要はありません。
メタタグのキーワードは、入力してあっても、Googleの検索エンジンは無視します。ただし、キーワードを詰め込んだりしている場合には、マイナスとなる場合もあるので、キーワードの入力はする必要がないだけでなく、しない方が良いことです。(プラスとなる要素は皆無です)
所有権の確認がどうしてもエラーになってしまいます。
HTMlファイルのアップも、HTMLタグの挿入も、どちらも同じエラーになります。
エラー内容は下記です。↓
サイトを検出できませんでした。プロパティの正しい URL を指定していることをご確認ください。
考えられる原因がもしお分かりでしたら教えていただけますでしょうか。
はじめまして。
お書きになられた情報から推測すると、メッセージにあるようにプロパティのURLが正確でないなどの可能性があります。例えば、URL プレフィックスのプロパティの認証の場合、入力するURLには、https:// や http:// が含まれる必要があります。www付きと無しは、別のプロパティ(別のURL)として扱われます。プロパティの登録で、入力しているしているURLでサイトが表示されるか確認されることをお勧め致します。また、Googleの提供するモバイルフレンドリーテストなどのツールを使ってアクセスできるかも確認してみてください。Googleが提供するサイト運営者向けのツールは、基本的には検索エンジンのクローラーと同じ仕様のもの(派生版)を使用しています。
https://search.google.com/test/mobile-friendly
情報は多いほど問題の原因を絞り込むことが容易になりますが、エラーメッセージから推測する理由としての第一の可能性は上記になります。
それ以外の可能性としては、例えば、サーバー側で海外からのアクセスを制限していたり、セキュリティソフトなどのシステムによってブロックされているような場合もあります。ただし、通常、レンタルサーバー会社のサーバーは、海外からのアクセス制限を行っていても、Googleのクローラーは除外するような設定をしているのが通常です。
ブログサービスなどを使用している場合は、ブログサービスの仕様によってはSearch Consoleのプロパティの登録はできない場合もあります。ブログサービスの場合は、HTMLファイルのアップロードはできないので、頂いたコメントにHTMLファイルのアップロードと書かれているので、レンタルサーバーをご利用されていると推測致します。
HTML プレフィックスの認証では、アナリティクスのトラッキングコードを使用する方法もあります。ただし、通常、HTMLファイルのアップロードやHTMLタグの認証で問題なくできるはずなので、上に書いたようにプロパティ登録のURLの入力が正しくないなど、根本的なところのが原因となっている可能性が高いです。
独自ドメインをご利用の場合は、DNS レコードによる認証を行うとドメインプロパティで登録することもできます。
ブログサービスではなく、Eコマースのサービス、Wixなどをご利用の場合は、それらのサービス提供会社のマニュアルをご確認されるか、分からない場合は、サポートに問い合わせることをお勧め致します。
非常にわかりやすかったです!グーグルアナリティクスコードを使った認証が10以上他のサイト見ましたが分からず、この記事をみてやってできて大満足です。ありがとうございます!
はじめまして。コメントありがとうございます!
無事にSearch Consoleの認証ができたようで、良かったですね!本記事がご参考になったようで、大変嬉しく思います。
神!!
めちゃめちゃ丁寧で、分かりやすかったです。ありがとうございます!
困っていたことが、ズバリと解決しました。
コメントありがとうございます。困っていたことが解決したとのこと、本記事がご参考になったようで、大変、嬉しく思います。ご連絡、ありがとうございました!
こんにちは、1点質問させてください。
DNSレコードを使用してドメインプロパティの所有権確認をしました。この場合、内にメタタグの記述は必要ないと考えてよろしいでしょうか。
現在、ワードプレスでAll in One SEO Packを使用しているのですが、設定メニューの中に、サーチコンソールのウェブマスター認証用テキストを入力するボックスがあります。それを入力するとメタタグが自動で生成されるのだと思います。
しかし、私はドメインプロパティで所有権確認をしているため認証用テキストの取得ができませんでした。
メタタグが所有権確認のためであれば、ドメインプロパティの所有権確認で兼ねられるため、この状態で問題ないかと思いましたが、念のため確認したく、ご存じであればご教示いただけますでしょうか。
はじめまして。
DNSレコードを使用してドメインプロパティの所有権の認証を行った場合、メタタグなど他の方法による所有権の認証は必要ありません。メタタグなどを設置していても、特に実害はないですが、運用保守管理の面では重複した設定を行うことは避けた方が無難です。(保守管理の点では一つの目的に対しては重複して行わない方が適切です)
ご質問に対して、直接的な返信を以下に致します。
既にドメインプロパティでDNSによる所有権の認証を行ってプロパティ登録している場合には、他の方法での所有権確認の作業は必要ありません。むしろ、しない方が良いです。特にAll in One SEO Packは他のプラグインやテーマなどの機能と重複する機能が沢山あるので、設定に注意が必要です。(重複設定しないように注意する方が良いです。必要のない余分な機能が多数あります。)
所有権確認用のメタタグの生成・設置をAll in One SEO Packで行う必要はなく、むしろできたとしても、あえてしない事をお勧め致します。
URLプリフィックスは、Search ConsoleやAnalyticsと連携できるので、ドメインプロパティだけでなく、URLプリフィックスのプロパティも登録しておくことをお勧め致します。
ご回答くださり、ありがとうございます。
大変参考になりました。
URLプリフィックスも使いやすいのですね。登録するとしたらトップページでしょうか。
※とはいえ、サーチコンソールはDNSレコード、アナリティクスはAll in One SEO PackにIDを貼り付ける形で連携できているので、いったん今のままで問題ないと思っています。
お返事ありがとうございます。
Search Consoleでのプロパティの管理は基本的には、ドメインプロパティで一括して行うことがお勧めです。何かあった場合に、URLプレフィックスでwww付きと無し、httpsとhttpなどで切り分けて調べたりすることができます。
アナリティクスとの連携は、ドメインプロパティではなくURLプレフィックスで行う様に仕様上なっています。つまり、Search Consoleで普段使う分にはドメインプロパティがあれば十分。アナリティクスなどでSearch Consoleの指標を連携して見るためにURLプレフィックスが必要ということです。
恐らくAll in One SEO Packの方で、既に設定が行われているのだと思います。アナリティクスでSearch Consoleのデータが見れるのであれば、連携済みなので、改めてURLプレフィックスを登録する必要はありません。(All in One SEO Packの方でアナリティクスとSearch Consoleの連携を行っているのであれば、既にURLプレフィックスも認証済みです。DNSによる認証ができている場合は、URLプレフィックスの認証は瞬時で終わります。)
お書きになられたように今のままで問題ないと思います。
少し勘違いしていました。サーチコンソールとアナリティクスを連携することができるのですね。URLプリフィックスを使って連携の設定ができました。
色々教えてくださり、ありがとうございました。大変参考になりました。
お返事ありがとうございます。
Search Consoleはアナリティクスと連携させることで、Search Consoleの指標をアナリティクスの指標と組み合わせてさらに掘り下げて分析することが可能です。今回、URLプリフィックスを使って連携の設定ができたとの事、何よりです。ご連絡ありがとうございました。
こんばんは。
fc2の無料ブログをしているのですが、グーグルサーチコンソールのURLプレフィックスで所有権確認ができません。
HTMLタグの方法とアナリティクスの方法を何度試しても、確認メタタグ及びトラッキングコードが見つかりませんでした。という理由で確認ができません。
セクション内に貼り付けているんですが何度試してもダメで、どうしたらいいかわかりません。
はじめまして。 コメントありがとうございます。 返答が遅くなり、すみません。
まず最初に、HTMLタグ、またはアナリティクスのトラッキングコードも設置自体は問題なくできているか、念の為、再確認されることをお勧め致します。アナリティクスの場合は、リアルタイムのレポートなどを見れば、トラッキングされているかの確認ができます。
コードの設置が適切にされている場合で、Search Consoleの認証ができない理由で最も多いのは、Search Consoleとアナリティクスに関連付けられているGoogleアカウントが異なっていたり、必要なユーザー権限が与えられていないなどです。
アナリティクスの場合は、Google アカウントのユーザー権限に編集が含まれている、または管理権限があることが必須条件となります。
https://support.google.com/analytics/answer/2884495?hl=ja
また、Googleアナリティクスの場合は、 analytics.js または gtag.js である必要があります。
「スニペット(コード)が見つかりませんでした。」と表示される場合には、スニペットの場所が適切でない可能性があります。Search Consoleの設定のURLプリフィックスで入力したURLにアクセスして、そのページの
タグ内にコードが設置されているかご確認下さい。返答ありがとうございます。
Googleアナリティクスの方は、リアルタイムレポートの方もちゃんと反映されていてトラッキングできており、ユーザー権限の編集もクリアできているのですが、サーチコンソールで確認をとるとトラッキングコードがみつかりません、とエラーがでます。
metatagの確認方法でも内のいろんな場所を何度試しても、確認メタタグが見つかりませんでした。とエラーがでます。
Googleタグマネージャーの方も同様のエラーがでます。
お返事ありがとうございます。
アナリティクスは、トラッキングがされている場合でも、タグの種類と設置位置をご確認されることをお勧め致します。 トラッキングコードが、 analytics.js または gtag.js が含まれていて、設置位置が
タグ内にあるのであれば、関連付けられているGoogleアカウントがSearch ConsoleとAnalyticsと同じであるかとユーザー権限を再確認してみて下さい。「ユーザー権限の編集もクリアできている」とお書きになられていますが、コードが適切で設置も問題ない場合、現象から可能性として最も高いのは、関連付けられているGoogleアカウントが異なる。または、ユーザー権限が適切でないためになります。返信ありがとうございます。
早速試してみます。
色々教えて頂いたのに結果の報告が遅くなり申し訳ございません。
いま所有権の確認ができました。
年齢確認のページを設けていたので、それがメタタグを検知するのに邪魔になっていたようです。
色々教えて頂き本当にありがとうございました。
更新情報のご連絡、ありがとうございます。
無事に所有権の確認ができたとの事、良かったです。