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AdSense 自動広告とは
2018年2月20日、GoogleはAdSense 自動広告を発表、同日からサポートを開始しました。自動広告は、機械学習(マシーンラーニング)によって、ページに最適な広告を自動的に設置し、表示する革新的な広告自動掲載機能です。
AdSense 自動広告は、2016年に導入されたページ単位の広告の機能を元に、サポートする広告フォーマットの拡充と大幅な機能拡張が行われた最新の技術を活用した自動広告表示機能です。ページ単位の広告では、モバイル向けアンカー広告とモバイル全画面広告がサポートされていましたが、自動広告ではテキスト・ディスプレイ広告とネイティブ広告フォーマットをサポートしています。
サイトの各ページのヘッダー(<head>タグ内)にコードを設置すると、高い成果が見込める最適な広告を自動的に表示します。自動表示する広告フォーマットを、URL毎に設定で選ぶことが可能です。
良くある質問 / FAQ
以下のページにAdSense 自動広告について良くある質問を取りまとめています。
AdSense 自動広告:良くある質問と知っておいた方が良いこと
備考:現状、Bloggerのホスト型AdSenseでは、自動広告はサポートされていません。また、テストした限りでは、blogspotのドメインでは自動広告は表示されませんでした。現時点(2018年3月)ではホスト型AdSense、またはblogspotでは、自動広告はサポートされていない可能性が高いです。将来は、Bloggerのblogspotでも自動広告がサポートされる可能性はあります。
2018年10月10日にAdSense 公式Twitterアカウントが、「Blogger のブログに自動広告を表示する」記事をヘルプに追加したことを発表しました。Bloggerのホストでも全面的に自動広告サポートが開始されたことを示しています。
独自ドメインのBloggerでは、自動広告がサポートされています。独自ドメインのBloggerを利用した関連サイト、Blogger101@ブロギングライフでは、自動広告を使用中です。
AdSense 自動広告の機能と特徴
自動広告は、これまでサポートされてきたページ単位の広告の機能を大幅にアップグレードした自動広告表示機能です。ページ単位の広告との主な違い、追加された機能は以下のようなものがあります。
AdSenseの主要な広告フォーマットを全てサポート
自動広告では、これまでのページ単位の広告でサポートしていたアンカー広告とモバイル全画面広告に加えて、テキスト広告とディスプレイ広告、インフィード広告、記事内広告、関連コンテンツをサポートしています。
現在、AdSense 自動広告でサポートしている広告フォーマット:
ページ内広告
- テキスト広告とディスプレイ広告
- 記事内広告
- インフィード広告(モバイルのみ)
- 関連コンテンツ(モバイルのみ)
自動広告でサポートするインフィード広告と関連コンテンツは、モバイルページのみです。パソコン画面では表示されません。
オーバレイ広告
- アンカー広告(モバイルのみ)
- モバイル全画面広告(モバイルのみ)
広告フォーマット毎に自動広告での表示のオンオフの切り換え設定ができます。
AdSense 自動広告でサポートする関連コンテンツについて
今回自動広告に加えられた広告フォーマットには、これまでベータ版で提供されていたリストビュー関連コンテンツも含まれています。自動広告の関連コンテンツは、ベータ版でテストされていたリスト表示の関連コンテンツの正式リリースバージョンです。リスト表示の関連コンテンツは、モバイルのページの一番下に表示されるのが特徴です。今後、仕様が変更になる可能性もあります。自動広告の関連コンテンツについて詳しくは、以下の記事をご覧下さい。
AdSense 自動広告の関連コンテンツの特徴
マニュアルで設置している広告コードと併用が可能
これまでAdSenseの自動広告では、ページ単位の広告の機能を使用するQuickStartがありましたが、マニュアルで広告コードを作成し、設置しているサイトにはQuickStartを使用することはできませんでした。マニュアルで広告を設置する場合は、広告が多く表示されすぎて、ポリシー違反の恐れがあるため、QuickStartを無効にする必要がありました。
AdSense 自動広告は、QuickStartとは異なり、マニュアルで広告を設置しているページでも利用することができます。
ページ上に多くの広告コードが設置されている場合は、自動広告の機能をオン(有効)にしても、自動広告によって広告が挿入される可能性は低いです。
サイト、URLでグループを作成して設定管理が可能
これまでのページ単位の広告では、サポートする広告フォーマットの有効無効の設定はサイト別に行うことはできませんでした。例えば、アンカー広告を有効にした場合は、ページ単位の広告コードが設置されているサイトでは全てアンカー広告が有効になる設定でした。
自動広告では、URL グループを作成して、グループ単位でサポートする広告フォーマットを設定することができます。例えば、サイトAではアンカー広告を有効にして、サイトBではアンカー広告を使用しない設定することが可能です。さらに、example.com/blogなどのように、特定のフォルダー(ディレクトリー)以下をグループにして、ブログ(ブログディレクトリー)で自動広告表示を行うような設定ができます。
AdSense 自動広告の設定方法
AdSense 自動広告の設定は、利用する広告フォーマットの有効無効(オンオフ)設定を行なって、広告コードの設置すると利用可能となります。拡張機能(オプション)で詳細URL設定で、グループを作成し、グループごとに広告フォーマットの設定をすることができます。
全般設定(広告フォーマットの有効無効設定)
AdSenseの管理メニューの[広告の設定]から[コンテンツ]を選ぶ(または、[自動広告]をクリックする)と自動広告の設定ページが表示されます。「全般設定」
「全般設定」のページで、自動広告表示を行う広告フォーマットのオンオフの設定を行います。
リスト表示されている広告フォーマットの右に表示されるスイッチを使用して、有効無効(オンオフ)の切り替えを行います。スイッチを右にスライドして青色となっている場合はオン(有効)、左にスライドしてグレーの場合はオフ(無効)です。
全般設定は、URLグループで指定されたページを除いて、自動広告を使用している全てのページで有効となります。URLグループでさらに細かい自動広告のサポート設定制御が可能です。
自動広告の設定コードの取得
自動広告の設定コードは、ページ単位の広告コードと同じです。既にページ単位の広告コードを設置している場合は、コードの取得と設置は必要ありません。
自動広告のページ右上に表示される「自動広告を設定」をクリックします。
「サイトに自動広告を設定」の小ウィンドウが表示されます。ウィンドウの下側にある「コードスニペットをコピー」をクリックして、広告コードをコピーします。
自動広告のコードの設置
自動広告のコードは、サイトの<head>タグ内に設置します。サイトのページのヘッダー(<head>タグ内)にコードを設置すると自動広告が利用可能となります。設置するコードは、ページ内に一箇所に設置します。<head>タグ内の設置方法は、CMSやテンプレートのファイル構成によって方法が異なります。CMS毎の配置の仕方を以下に説明します。
コードの設置についての注意事項
自動広告コードは、通常の広告コードのように、表示する位置に設置するのではなく、ページの<head>タグ内に1箇所のみ設置するものです。
自動広告は、「スポンサーリンク」、「広告」と言うラベルは付けることができません。コードをコピーして、そのまま<head>タグ内に貼り付けます。
自動広告のコードと設置方法は、ページ単位の広告と同じです。ページ単位の広告を既に利用している場合は、自動的に自動広告にアップグレードされます。新たな設置作業は必要ありません。
WordPressでの設置
WordPressの場合、ページ単位の広告コードの設置方法は、大きく分けて以下の三つがあります。
- プラグインを使用する
- テーマの<head>タグ内コード追加機能を利用する
- テーマのテンプレートファイルを編集する
テーマによって適したやり方が異なります。以下にプラグインとテンプレートファイルの編集の各方法について紹介します。テーマの機能を使用する場合は、そのテーマのマニュアルをご参照下さい。
WordPressの場合は、プラグインを使用すると手軽に設置できて、保守管理がしやすいのでお勧めです。
プラグインを使用
WordPressでは、ページ単位の広告の設置に対応しているプラグインも色々あります。お勧めのプラグインでの設置法の記事を以下に添付します。
Ad Inserterを使用して AdSense 自動広告(ページ単位の広告)コードを設置する方法
Advanced Adsを使用した自動広告(ページ単位の広告)コードの設置の仕方
プラグインHeader and Footerを使った自動広告(ページ単位の広告)コードの設置の仕方
WordPressの場合、選択肢も色々あるので、どれにするか迷う場合もあるかと思います。プラグインはそれぞれ特徴、持ち味が異なります。ご参考までに、以下の記事でAdSense 自動広告を設置するプラグインを選ぶ上で知っておいた方が良いと思われることとお勧めのプラグインの特徴を紹介しています。AdSense 自動広告コードの設置にお勧めのWordPress プラグイン
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子テーマのテンプレートを編集
WordPressで、子テーマを備えるテンプレートの場合は、子テーマのヘッダー部のテンプレートファイルを編集して設置します。以下は、例として、Simplicityの子テーマを編集して、ページ単位の広告を設置する手順です。
WordPress テーマ CocoonにAdSense 自動広告をマニュアルで設置する方法
SimplicityにAdSense 自動広告(ページ単位の広告)を設置する方法
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親テーマのテンプレートを編集
子テーマがないテンプレート(テーマ)は、直接、テンプレートファイルを編集します。
WordPressのテンプレートを編集してページ単位の広告を設置する方法
親テーマのテンプレートを編集してコードを設置する場合、テーマのアップデートを行うと、設定が上書きされてなくなります。そのため、テーマのアップデート毎に、コードを設置し直す必要があります。ご注意下さい。
Bloggerでの設置
管理画面のメニューから[テンプレート]を選択し、表示されるページ内の[HTMLの編集]ボタンを押すと、テンプレートのコードが表示されます。表示されるテンプレートのコードの中から、<head>タグを検索し、<head>タグ内にページ単位の広告コードを貼り付けます。
Bloggerでの詳しいコードの設置方法は、以下の記事をご参照下さい。
BloggerにAdSense 最新機能 自動広告を設定する方法 / Blogger101@ブロギングライフ
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はてなブログでの設置
[設定]、[詳細設定]、[検索エンジン最適化]、[headに要素を追加]の順で選んで、コードを貼り付けます。(簡単です。)
ブログのhead部分にmetaタグなどを自由に追加できるようにしました / はてなブログ開発ブログ
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Seesaaでの設置
Seesaaのデザイン・カスタマイズの「HTMLの編集方法」のやり方に従って、HTML設定の編集ページから[HTMLの追加]をクリックし、<head>タグ内にコードを貼り付けます。
詳しい手順は以下の記事をご参照下さい。
Seesaa ブログにAdSense 自動広告(審査用)コードを設置する方法
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ライブドアでの設置
ブログ管理画面 > ブログ設定 > デザイン / ブログパーツ設定の順で進み、デザイン設定の画面の[カスタムJS]タブを選択すると、head内と言うウインドウ(</head>直前に挿入される入力欄)が表示されます。その中に、コードを貼り付け保存します。詳しくは、以下のページをご参照下さい。
新機能カスタムJSと外部連携GoogleAnalyticsをリリースしました / Blogger Alliance お知らせブログ(livedoor Blog 開発日誌)
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詳細URL設定
自動広告の全般設定で行なった設定は、自動広告コードを設置している全てのページに適用されます。自動広告では、詳細なURL設定ページで、個別のURLを指定したり、グループ化して設定を行うことができます。URLグループは全般設定よりも優先されます。さらにURLグループ内でも詳細な設定をすることができます。(以下のグループ間のオーバーライドをご参照下さい。)
URLグループは以下の単位で作成可能です。
- ドメイン (例:example.com)
- サブドメイン(例:subdomain.example.com)
- サブディレクトリー / パス(例:example.com/directory/)
- ページ(例:example.com/directory/sample.html)
グループ間のオーバーライドのルール
グループ間で対象となるページが重複することがあります。例えば、1つのグループで「example.com」が含まれていて、もう一つのグループでは「subdomain.example.com」が含まれる場合、「subdomain.example.com」以下のページでは後者のグループの設定が優先されます。さらに、新しくグループを作成し「subdomain.example.com/page.html」と言うURLを含めた場合は、「subdomain.example.com/page.html」を含むURLグループの設定が、「subdomain.example.com」を含むグループの設定よりも優先されます。
詳細URLで特定ページの広告を非表示にする設定方法
サイト内の特定のページでは、広告を表示するのに適さないページ、広告を表示したくないページもあります。AdSense 自動広告 詳細URLを設定して、特定ページの広告を非表示にする設定方法を以下の記事で紹介します。
AdSense 自動広告 詳細URLで特定ページの広告を非表示にする設定方法
自動広告の収益効果について
広告の収益効果(パフォーマンス)は、サイトによって異なります。自動広告の収益効果は、サイトによる差が特に大きいです。
自動広告のAdSense ヘルプのページには、「高い成果が見込める最適なタイミングで自動的に広告が表示され、快適なユーザー エクスペリエンスが提供されるようになります。」と記載されていますが、現時点では、まだ発展途上なところがあります。現状、マニュアルで要所に広告を設置した方が収益のパフォーマンスは高い場合が多いと思います。しかし、サイト運営の初心者、中級者の方にとっては、広告の設置方法も難しかったり、最適な設置の仕方が良く分からない場合もあると思います。
その場合は、AdSense 自動広告に任せたほうが、良好な収益パフォーマンスを得られる可能性があります。広告の設置方法や設置位置と表示などの調整には意外と時間がかかります。広告の設置の時間を省いて、コンテンツの作成により時間を使うことができるようになることで、結果的に収益向上に繋がる可能性も生まれます。
マニュアルで適切な広告を既に設置しているサイトでは、自動広告を有効にしても、自動広告によって得られる収益向上はあまりない可能性が高いです。一方、サイト内に広告を多く設置していない場合、自動広告を有効にすることで、収益がアップする可能性もあります。
QuickStartと同様に広告表示は、自動に全て任せるというアプローチもあると思います。これまでQuickStartをご利用になられてきた方にとっては、記事内広告やインフィード広告なども新たに表示されることで、収益向上の機会が増えます。
収益効果はサイトによって異なるため試してみることをお勧め致します
自動広告はオンオフ(有効無効)の設定を簡単に切り替えることができますます。試しに自動広告をご利用して、広告の表示やパフォーマンスを評価してみることをお勧め致します。
自動広告のパフォーマンスレポートの見方
自動広告の設定ページのチャートのアイコンをクリックすると自動広告のパフォーマンスレポートが表示されます。
上の方法で表示されるレポートは、自動広告の主要4フォーマットのみとなっております。インフィードと関連コンテンツは含まれていません。また、複数サイトで自動広告をご利用の場合は、合計の指標が表示されます。
サイト別、自動広告の全ての広告フォーマットの指標を表示する方法については、以下の記事をご覧下さい。
AdSense 自動広告の収益パフォーマンスを確認する方法と留意点
現在、AdSense管理画面のパフォーマンスレポートのサブメニューにある「page-level-ads(ページ単位の広告)」は、近い将来「自動広告」に変更になると思います。
自動広告が表示されない場合
自動広告が表示されない場合の原因の分析や対処法については、以下の記事をご参照下さい。
AdSense 自動広告が表示されない場合の対処法、トラブルシューティング
自動広告で広告が多すぎる場合
自動広告を有効にすると、表示される広告が多すぎると感じることがあります。特に記事内に広告が多く表示される場合などがあります。
AdSense 自動広告で記事内広告が多く表示される場合の対処について
自動広告についての考察
現在のAdSenseの審査は、ページ単位の広告コードを設置して行われていました。審査承認後、QuickStartを有効にするとすぐにサイトにAdSenseの広告が表示される様になっていました。AdSense 自動広告は、QuickStartの機能を大幅に拡充された自動広告表示機能です。これからは、AdSense審査通過後、自動広告が直ぐに使えるようになります。
ブログ、サイト運営の初心者にとって、広告設置は簡単なことではないと思います。AdSenseの自動広告は初中級者にとって大きなメリットがあると思います。
自動広告は、今後のサイト運営においての広告掲載に大きな変化を及ぼすと予想します。自動広告の将来展開と考察について、別途、記事を投稿する予定です。
はじめまして♪
ものすごくよく分かりました。
参考にさせていただきました。ありがとうございました!
コメントありがとうございます!返信が遅くなりすみません。
記事が、ご参考になったようで、良かったです!
はじめまして。
確認したい事項があり大変助かりました。
スポンサーリンクの表示が出ないことが気になっておりました。
元々表示されないんですね。
あまりCSSとか詳しくなくサイトを回遊して表示できるよう組み込んでは
みたものの反映できずで違反にならないのか疑問でした。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
現時点では、マニュアルで設置する際にスポンサーリンクのラベルを表示させる場合が多いので、ラベル表示が必須のような認識を持たれている方も少なくないように認識しています。しかし、ラベル表示は必須ではありません。今後、自動広告が普及していった場合は、ラベルの表示もあまり目にしなくなってくると思います。
Chico M様
こんばんは。
「アドセンス Chico M」で検索して、こちらに辿り着きました。辿り着けてよかったです。
WordPress,Twenty-Twelveを使っています。プラグインを使わずに、Twenty-Twelveの子テーマを編集する
形で、AMPの自動広告を出せたらいいな・・・と思っています。どの子テーマを使えばいいのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
Nakaze さん、
こんばんは。辿り着くまでに大変だったようですね。
一般的に、WordPressでAMP化を行うのは、プラグインを使用するか、AMP対応のテーマを使用するかのどちらかです。Twenty-Twelveは、AMPには対応していない(テーマの多くはAMPに対応していません)ので、Twenty-TwelveでAMP化する場合はプラグインを使うのが通常です。
それとも既にAMP化されているのでしょうか? もしも、AMP化されているのであれば、恐らくプラグインを使ってAMP化していると思います。その場合は、プラグインの機能や仕様に併せて、AMPの自動広告コードを設置します。
子テーマは、親テーマの機能をコピー(引き継いだもの)です。Twenty-Twelveを通常ページで使うのであれば、子テーマはTwenty-Twelveの子テーマになります。他の子テーマを使うことはできません。親テーマがAMPに対応していない場合、子テーマでAMP対応することは基本的にはできません。(技術的にはできないことはないと思いますが、一般的ではありません。)
Chico Mさん、アドバス、ありがとうございます。
Twenty-Twelveは、プラグインを使うのが通常だったのですね。いずれかの子テーマに、
AMP自動広告のコードを書き込んでいくのかと思っておりました。
私のサイトは、まだAMP化しておりません。
WordPress、Twenty-Twelve、Windows8.1、IE11、ロリポップを使っています。
AMP自動広告用のプラグインをこちらでご紹介していただけますでしょうか?
あるいは、そのプラグインの設定方法など、そういった記事をこちらで
既に書かれているのでしたら、そのアドレスを教えていただけると
助かります。
プラグインの記事をこちらで少し読ませていただきましたが、
そういうのをアドセンス狩りと言うのでしょうか?
驚きました。
AMP自動広告に移行しようと思い、アドセンス広告以外の他の広告を、
今縮小しはじめたところです。すぐに取り外せない広告もあるし、
それにAMP自動広告を入れるとなると、広告自体が多すぎてしまうからです。
どうぞよろしくお願いいたします。
追伸・・・
Chico Mさんのこのサイトは、私が思っていた以上にすごいと思いました。
記事の内容もそうですが、Chico Mさんのスタンスとか、それからIE11では
うまく機能しないとか、なぜかブックマークやコピーができないとか、トドメは、
コメントを残すのに、なんかいろんな画像が出てて来て、すんんんごく面白かったぁーーー!
フォーラムで、あれだけアドバスがお出来になる人は、やっぱり違うと思い、感動しました。
あ、そういえば、かぶらがわさんって、フォーラムのアドバイザーを辞められたのでしょうか?
お名前が掲載されていなかったので。
Nokazeさん、
お返事ありがとうございます。これからAMP化に取り組むご予定なのですね!
WordPressの場合は、プラグインで簡単にAMP化できます。プラグインの設定方法などは、現時点ではまだ記事にしていません。記事にすることは、予定と言うか候補としてはあります。色々、記事ネタはたくさん溜まっているので、まだ投稿するかは未定です。AMPについては、以下のような記事を投稿しています。よろしければ、ご一読ください。
2018年 AMP化の最新動向、メリットとデメリット
上記は何のプラグインについての記事でしょうか? 「アドセンス狩り」などというものは、現在のAdSenseのシステムでは全く通用しないと思います。話題として注目されるので、取り上げている記事も少なくないと思いますが、実際のところ、その様な単純な操作は簡単に判定できると思います。
ご存知のことと思います、AMPは制限が色々あります。広告コードも通常ページとは異なるものを使用します。AdSenseのコードもAMP用に変更する必要があります。その意味では、AMP 自動広告は結構便利だと思います。と書いていて、やっぱり記事にしようかなと今、思い始めました。
恐らく、数日中、早ければ、明日にでもプラグインでAMP化した場合のAdSense AMP自動広告の設置方法についての紹介記事を投稿する予定です。
p.s.
このサイトは、サイト運営初心者向けというコンセプトなのですが、マニアックな話題も結構あるので、それ程、初心者にやさしい感じにはなっていないかもしれないなと思っています。
良くも悪くも私のサイトと言う感じになっているように思います。IE11では上手く機能しないのですか?それは問題ですね。後で調べてみます。ブックマークはできるはずです。
コメントはreCAPTCHAの認証を使っています。次にコメントを残す時は、多分、何もしないでそのままコメント投稿できると思います。reCAPTCHAを使うと、スパムが皆無になります。
かぶらがわさんは、最近はフォーラムにはご参加されていません。かぶらがわさんは審査に通過できないで困っている人の手助けをしたいと考えていらっしゃるところがあるのですが、最近のフォーラムの質問では以前と比べて、審査通過で困っているというような質問は激減していることなどが理由としてあると思います。フォーラムはたまにご覧になっていると思います。
Chico Mさん、こんばんは。
「アドセンス狩り」とはちょっと意味が違っていたのでしょうか。そもそも通用しないとのこと。
安心しました。私が見たのは「AdSense自動広告コードの設置にお勧めのWordPressプラグイン」という
記事内の「乗っ取り手口の一種」について書かれてあったものです。こんなのがあったのですね。
驚きました。
ブックマーク、出来ました。IE11とはちょっと操作が違うため、よくわかりませんでした。
IE11で、ここに初めてコメントを残した時、回線がなぜか頻繁に途切れました。コメントを書いて
「SEND」をクリックしても、なぜか送れず、また最初からコメントを書き直し、また回線が途中で
切れてコメントが消え・・・で、まだ1からコメントを書き直し・・・を
3回繰り返したんです。それで「もしかして・・・」と気づき、ブラウザーを変えたら、
回線も安定したんです。なので、Chico Mさんのサイトに来る時だけ、クロームを使うことにしました。
AMP自動広告は、結構便利なのですね。やっぱりそうだったんだぁー・・・と思いました。
やっぱり記事にしようかなぁーと、今そう思い始めたのですね。よかったぁー!
コメントは、reCAPTCHAを使用とのことですが、なんかあれ、面白いし、カッコイイです。
初めて知りました。2通目のコメントをここに残した時、あのカッコイイ認証、出てきましたよ。
さて、今回のこのコメントの時はいかに。
かぶらがわさん、そういうことでしたか。よかった、いてくれて。
AMPの自動広告を載せられそうなら、やっぱり私もやってみたい。
どちらにせよ、アドセンス以外の広告を取り外す作業をもうはじめました。
ちょっと気が早かったかな・・・。でも、サイト内リンクでつないでいる
広告もあるし、記事自体を差し替える作業も必要になるので、
広告取り外し作業にはちょっと時間がかかりそうです。
その合間を見て、またこちらのサイトに来ます。
「え? そうなの?」という記事もあって、驚きと感動もあるからです。
ともあれ、どうぞよろしくお願いいたします。
Nokazeさん、
お返事ありがとうございます。
「アドセンス狩り」と言う言葉は通称なので、定義や解釈にもよると思いますが、私の認識では、『AdSenseの広告を掲載しているサイト(の運営者)を狙って、攻撃対象のサイト上にある広告をあえて何度もクリックして、無効操作とさせて、そのサイト運営者のAdSenseアカウントをポリシー違反にさせること。』と認識しています。
御存知の通りAdSenseの広告をサイト運営者が何度もクリックすることは認められていません。家族、知人、第三者にクリックを依頼することも禁止されています。「自分はクリックもしていない。依頼もしていないのに停止や無効になってしまいました。」と言うような話は、フォーラムなどでも時折、投稿があります。
嫌がらせや何らかの意図を持って、サイトの広告をクリックすることで、そのサイトをAdSenseのポリシー違反にさせるというのが「アドセンス狩り」と認識しています。上記の様な話を目にすると、防ぐ方法もないので、実際にアドセンス狩りを被ってしまったらどうしようと不安を感じる人も少なくないと思います。
注目や興味を集めがちな話題的のため、「アドセンス狩り」についての記事などもネット上に多くあると認識しています。(私自身は、実際のところ、その様な記事を読んだりはしていません。)
このような手法は、ネガティブSEO(競合サイトを陥れるためにあえて低品質のサイトをリンクして、検索ランキングを下げさせる様な手法)と同様に現実に起こり得ることです。(実際に起こっています。)Googleもそのことを十分に承知していて、対策を取っています。
Googleは、サイトの収益を意図的に上げようとして行っているクリックとそのサイトをポリシー違反にさせようとして行っているクリックの判別はかなりの精度でできると推測します。世の中には本当に手の込んだ手口で収益を得ようとしたりする人たちがいます。Googleも対策を取っています。両者ともどんどん高度なレベルになっています。そのため、クリックをするというような単純な手法の意図をGoogleが判別することは、本当に基礎的なものでノウハウもかなり蓄積されていると思います。
IE11でコメントを残そうとした時、うまくいかなかったとのこと、お手を煩わせてしまい、すみませんでした。IE11でも大丈夫だと思うのですが・・・私は持っていないので、試すことができません。すみません。
IE11で動かないのは問題ですね。このサイトを訪問する時だけ、Chromeを使ってくださるとのこと、本当にお手間をかけてしまい、申し訳ありません。
AMP自動広告は、AMPページに広告を掲載するのでは便利だと思います。AMPでの広告コードの設置は、慣れれば問題はなく、むしろ通常ページよりも簡単にできたりすることもあるのですが、慣れないとやはり余計に手間や時間がかかってしまうことが多いです。
少し予定が遅れていますが、AMP化やAMPの自動広告についての基本情報も記事にすることにしました。AMP化は一長一短があります。サイトによって、AMPと相性が良い場合とあまり良くない場合があります。
以前は、AMP化するのは結構エラーが出たり、サポートしていない機能も多かったのですが、今は随分楽になってきています。その意味では、これから試してみるのは良いお考えだと思います。
reCAPTCHAは、本当に凄く良い機能です。WordPressではスパムコメントの防止にAkismetが有名ですが、Akismetはスパムコメントを防止しているわけではなくフィルターしているだけです。メールアプリがスパムメールをフィルターするのと同じようなアプローチです。Akismetでフィルターされていても、実際にはサイトに多くのスパムコメントが投稿されている状態になっていることも少なくありません。それでも良いのですが、スパムコメントを元から断つことができるのがreCAPTCHAです。
スパムはセキュリティが弱いサイトを集中的に狙う傾向があります。そのため、スパムに対する防御が強いサイトは、スパム行為の試みも減少する傾向があります。結果的にサイトのセキュリティを高めたり、乗っ取られるリスクを低減することに繋がります。
reCAPTCHAは、WordPressではプラグインで簡単に実装できるので、お勧めです。
かぶらがわさんとは、メールなどでも連絡を取り合ったりしています。(いました。)最近はフォーラムのご投稿もお休みなさっているので、連絡も少しご無沙汰しています。
AMPは仕様が厳しいのですが、AMPを意識してサイトを作る、対応すると、結果的にユーザーが使いやすいサイトになることに繋がります。相性もあり、手間もかかるので、絶対やった方が良いというようなものではありませんが、試してみる価値はあります。また、良い経験になると思います。さらに、ユーザーからの評価が高まって、結果的にサイトへの訪問が増えたりすれば、何よりだと思います。
尚、AMP化をする上では、現在は実質的にHTTPS化が必須の条件となっています。NokazeさんのサイトはHTTPS化はお済みでしょうか?済んでいるのであれば、全く問題はありません。
近いうちにAMPとAMP自動広告についての記事を投稿する予定です。
今後ともよろしくお願い致します。
第三者によるポリシー違反ですか。それも違反になるのですね。Chico Mさんのお返事は、
いつも驚くばかりです。いつも色々とありがとうございます。
HTTPS化、済んでませんでした。・・・というより、知りませんでした。
「出遅れたぁー!」と思いました。アドセンス以外の広告を取り外す作業よりも、
まずはこっちが先だと気づきました。気づけてよかったです。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
悪意や嫌がらせによる第三者によるクリックで、AdSense ポリシー違反になったらどうしよう?と不安に感じたりする心理というものが少なからずあるということによって、その手の話題は多くネット上に存在します。また、不正操作でAdSense停止や無効処分になった時、自分は全く身に覚えがないと言うような主張をしたくなる心理も存在すると思います。
実際のところ、現在の(というよりも随分前から)Googleの技術とノウハウを持ってすれば、収益を不正に得ようとするクリックと嫌がらせのクリックはいとも簡単に判別できるはずです。(多分、10年位前の時点でも、かなりの精度になっていたと思います。)
HTTPS化がまだであれば、HTTPS化が先ですね。7月からChromeやFirefoxでは、HTTPのサイトは安全ではないと言うメッセージがアドレスバーのところに表示されるようになります。どうしてもHTTPSにしなければならないという訳ではないですが、やはりしておいた方が良いです。
HTTPS化のご検討するのには、良いタイミングだと思います。AMPにしたいのであれば、なおさらです。頑張って下さい!
Chico Mさん、はじめまして。
自動広告のインフィード広告がモバイル版のみだと知らずに困っていたのですが、Chico Mさんの分かりやすい記事のおかげで解決されました。
さらに、AdSenseのタグを間違えてタグではなくタグに貼って表示されていないという別の問題も解決されました。
本当にありがとうございます!!
kuramoto さん、
はじめまして。コメントありがとうございます。
自動広告のインフィード広告が、現状、モバイルのみのサポートというのは、後から公開(ヘルプなどにも追加)された情報なので、あまり知られていないかもしれないです。本記事がご参考になったとのこと、良かったです!
尚、追加情報として、自動広告のインフィードは、モバイルのみに加えて、サイトによって表示される頻度も大きく異なります。表示されないサイトでは、ほとんど表示されません。
インフィードは、そのページのフィードを検知して、フィードの記事表示形式に合わせたフォーマットを作成して、フィード内に挿入して表示する手順となります。技術的なハードルが色いろあるので、現状はまだ発展途上の初期の段階にあると思います。
もう一つの問題もご解決したとのこと、良かったです。
ご丁寧なコメント、ありがとうございました。